とても大きな商屋の旦那が余命半年ほど。彼に子供はいない。そこに前妻の弟夫婦、従兄弟の息子、今の妻の姉夫婦が醜い跡目争い。それと並行して2歳ほどの男の子の誘拐事件が多発。でも数日後には無事に帰ってくる。さて、この2つはどうつながるの?そして跡目争いはというお話。すげえよな、跡目争い。今なら奥さんにすべてだろうな。しかもみんな、微妙に全く関係ない他人じゃないか。財産はおよそ150億円。そんな金もがんばれば江戸時代、消費できたのだろうかねえ。
さて、この本、出版されたのは2021年11月。そして裏表紙にはCOVID-19の文字。江戸時代よりも緊急事態宣言のころのほうが懐かしく感じてしまった。江戸に行くために7日間、自主的に自宅隔離してからの移動。なるほど、そうだよな。ありゃ、伝三郎さんのご先祖さんでしたか。おもしろかった。