自分で言っちゃってるよ。「ほっこり人情系作家あるまじき、アホ丸出しなエッセイ」って。全く明るく下品で馬鹿で。エッセイなので、誇張してるかなと思いつつも友人の姿を思い浮かべると、あ、これほんとだって思ってしまう。友人すごいな。作者いわく「右脳と左脳の細胞をあわせても27個くらいしかない」って。なんと大学に通ってたころの自由な時間を満喫してることか。さすがに時代は今とは違うな。広っぱで野宿して焚き火なんて今はだめだろ。知らない子供と気軽に遊ぶのも昔ほどは一般じゃないとも思う。日本全国、バイクで走り、いい川や海を見ると、潜ったり。あれ、でもこの作家、俺よりも年下だったよな。俺の大学時代はほぼバイトとスキーだった。全く違う生活を彼は送ってたんだな。こっちはこっちで楽しかったけど、そちらもとても楽しそうで。2LDKの秘密の洞窟とか、羨ましい。誰もその存在に気づいていないなんて、あるんだなあ。おもしろかった。