26/03/12 柊サナカ 人生写真館の奇跡 | ptureのブログ

現世とあの世の間にある、だれもが一旦とどまる写真館。そこでは自身の走馬灯をサポートを得ながら作るというお話。中は3つの話。かつて保母をしていたお婆さん、殺されたヤクザ、おとなしい子供。どれも良いストーリーで、じんとしたり、怒ったり、一緒に喜んだり。保母さんのがんばりが時代にもマッチしてる感じで、ひたむきさがよかったなあ。ベトナム人の少年をいじめる同級生たちをいかにもヤクザな感じで諌めるあたりは、だめだろと思いながらもザマミロと爽快感。そして、おとなしい子供への親の虐待のひどさ。これが一番憤る。どうか虐待ってなくならないものか。小説やドラマでどんなにその非道さを描いてもなくならないのはなぜ?気持ちを抑えられない人種もいるだろうけど、相手のことを考える能力が欠如してるせいなんだろう。人格障害といってもいいかも。人情派でありつつ、妙に機械にこだわる内容はこの作家ならではだな。今回はカメラ。このシチュだけはいらんような気もするのですが。おもしろかった。