23/11/11 そい タペストリー:人生の縦糸・横糸 | ptureのブログ

Kindle作家さんの本。昔、ある人に助けられた。今回たまたまある人と知り合った。実は以前助けられた人本人だった、もしくはその縁者だった。それが世代単位で発生する。助けて、助けられては感動的だよ。感動的だけどここまで偶然が続くとちょっと苦笑しちゃうかも。あなたが産まれてきたのは奇跡です。生命が誕生してから、あなたの先祖がもし違う個だったら、違う人だったらあなたはここにいないのです。だからこれは奇跡ですってくだりがでてくるけど、これはちょっと言い過ぎなんじゃないかな。すべての生物がそんな奇跡の上に生きていることになる。人は生物だから子供が産まれる。子供に人格が産まれるのはその親に宿ったときからなんじゃないかなと思うぞ。ただ、プロットの書き込みには時間がかかったろうな。若い先生が家を顧みず、子供の指導にあたり残された奥さんと子供はさみしい。クリスマスにもケーキを持って早く帰るという約束を守れなかった先生。実は教え子の母子家庭の相談にのり、ケーキをあげたから。なぜそれを家族に言えないかな。それが孤独を感じさせる元なのに。人として相手を思いやる気持ちをないがしろにしたのはちと許せない。まあ、それでも大ハッピーエンドになるんだろうか。楽しみました。