20/02/28 瀬尾まいこ 戸村飯店青春100連発 | ptureのブログ

おもしろい!一気読み。すがすがしいなあ。兄のコウスケと弟のヘイスケの話が交互に語られて、だんだんつながりのなかった二人が仲良くなっていく構成が素敵。ヘイスケ、ストレートでいいなあ。合唱の指揮を本気でやるエピソードは実際の高校男子では絶対になさそうだけど、かっこいいぞ。友達の北島くんもいい人だなあ。登場人物みんないい人というか人情にあふれていて、どこを切っても優しい。ああ、癒やされる。大阪人のこれでもかのぼけぶりというか口の悪さというか、ああ、笑わせる。コウスケもいい。バイト先での万能さとかちょっとかっこよすぎなんでないかい?でも本人はそれを理解してないってか、それは能力ではないと割り切ってる。惜しいなあ。でもわかった。コウスケが望んだ姿はヘイスケ。コウスケは最後家に帰った。これで戸村飯店で働き始めたらよいなあ。ヘイスケもいつか帰ってきて兄弟で店をやることを是非とも信じたいぞ。街の中華屋さんが舞台というのも珍しい。うまそう。一見軽そうな小説だけど、実は兄弟のお互いへの嫉妬みたいのがいい味付けになってる。兄弟だとそういうのあるんだろうと思う。性別違えばそうでもないんだけどね。