腎臓リハビリ 腎機能の検査 | リハビリに注ぐ少々のスパイス

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教育にも興味があるので、少しでも多くのセラピストのためになる記事を書きたいと思っています。

更新が遅れてしまい申し訳ありません…m(_ _ )m

今日は腎臓の評価について。
評価といっても理学療法評価ではなく、あくまで腎臓の機能を知るための検査です。

1.尿検査
 普通は血液中にたんぱく質や赤血球は出て行きません。すべて再吸収されます。
 しかし、腎臓の機能が低下するとこれらが尿中に排泄されます。
 どちらも大切なものですから、これは困りますね( ̄_ ̄ i)

 そのため、尿検査では腎臓の機能障害の有無を知ることができます。
 たんぱく質の検査には定性検査定量検査があります。
 定性検査とはたんぱく質と反応する試験紙を使い、たんぱく質が出ているかどうかをチェック します。
 反応があれば陽性、なければ陰性です。わかりやすいですね。
 定量検査とは、一日の尿中に排泄されたたんぱく質の量を検査します。
 150mg/日以上の場合腎臓の機能異常が疑われます。
 
 赤血球については尿潜血反応という検査で行われます。
 血尿については以前メルマガでお話しましたね★
 血尿には目で見て分かる肉眼的血尿と、顕微鏡でないとわからない顕微鏡的血尿があります。
 
2.血液検査
 血清クレアチニンが有名ですね。
 クレアチニンは筋肉で作られます。そのため、筋肉量が変わらなければ生産量も変わりませ 
 ん。
 また、食事の影響も受けにくいので、簡便に糸球体の濾過の指標となります。
 正常値は検査法で違うので、各施設で確認してください。
 
 もう1つ有名なのが尿素窒素(BUN)ですね。
 こちらも筋肉などの組織の蛋白の異化に左右されます。
 そのため、血清クレアチニン(Cr)と尿素窒素の比(BUN/Cr)で確認することが勧められています。
 ここで注意しないといけないのは、これらは脱水による影響を受けます。
 数値が上がると腎機能低下を示唆しますが、脱水にも注意が必要です。
 その他、腎臓は電解質の調節に重要な臓器ですので、腎機能が低下すると当然電解質もバラン スが乱れます。
 カリウムやリンの値も腎機能障害の重要な指標となります。

3.腎機能検査
 クレアチニン・クリアランス(Ccr)ですね。
 だいたいは、24時間蓄尿して検査します。
 腎臓が1分間にどれくらい濾過できるかを補正式で計算しています。
 男性で90-120、女性で80-110が基準値とされています。
 基準値以下であれば腎機能障害が示唆されます。

 また、血清クレアチニン値から計算可能な糸球体濾過量(eGFR)もよく用いられています。
 これは血清クレアチニンと性別、年齢から計算可能です。
 数値が低いほど腎機能低下を示唆します。
 90以下の場合腎機能が低下していると考えます。

 ただし、これはあくまで腎機能障害の示唆であり、腎機能障害の原因が何かはわかりません
 例えば、心不全で腎血流量が低下しても腎機能は障害されますね。
 もちろん、腎臓自体が問題かもしれません。

やけに長くなってしまいました・・・ 
次は腎不全について説明していきたいと思います★

どんどん更新していくのでよろしくお願いします!!



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