腎臓の機能 | リハビリに注ぐ少々のスパイス

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臨床での疑問をもとに、色々なことを書いています。
教育にも興味があるので、少しでも多くのセラピストのためになる記事を書きたいと思っています。

今日から少し腎臓についての話です。

腎臓なんか興味ないやって方はパスして下さい(;^_^A

でも、腎臓を完全に無視することは難しいです、基本的な内容が中心ですので復習だと思ってください。

まず、腎臓の基本単位をネフロンといいます。
腎臓は左右あわせて100-200万個のネフロンが集合しています。
ネフロン=腎小体(糸球体とボーマン嚢)+尿細管+集合管
です。

腎臓は握りこぶし程度の小さな臓器ですが、心拍出量の20%を受けています。
それだけ重要な臓器と言うことですね。

腎臓の機能ですが、おしっこを作るだけではありません。

水分の排出

血圧の調節(Na、レニン)

酸塩基平衡・電解質の是正

老廃物の排泄

造血刺激ホルモンの産生(エリスロポエチン)

ビタミンDの活性化

これだけの機能がある腎臓ですので、機能障害が起これば大変なことになるのがわかると思います。
腎臓が機能しなくなる、その結果やることが透析ですね。
この話はおそらく透析にいきつくと思いますσ(^_^;)

まず、それぞれの機能について詳しくみていきましょう★

①尿の生成
 これは血液を濾過して不要となった成分を排泄しています。
 血液中の水分やたんぱく質など大切なものは尿細管のあたりで再吸収されます。
 電解質もここでバランスを調整されています。
 この尿の量を調整しているのが脳下垂体から分泌されるバソプレシンですね。
 バソプレシンは抗利尿ホルモンですから、尿量を抑える働きがあります。

②血圧の調節
 腎臓で行われる血圧の調節はNaの排泄とレニンの分泌です。
 Naの排泄がうまくいかなくなると、血圧が上昇します。
 このメカニズムとして

 ○Naは水分とともに行動します。つまり、Naを排泄できないということは水分が溜まるという  ことになります。その結果、血液量が過剰となり血圧上昇となる。

 ○Naが直接血管に作用して血管を収縮させて血圧を上昇させる

 このような説が挙げられています。他にも説があれば是非教えて下さい★

 レニンについては『レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAA系)』の理解が必 要です。

 RAA系について話すと長くなりますので、またメルマガでお話しすることにします。
 ざっくり説明すると、血圧が下がると腎臓からレニンが分泌されます。すると、アンジオテン シンからアルドステロンを経て血圧が上昇します。
 とにかく、腎臓が発端になって血圧を調整するのです。

③エリスロポエチン産生
 85%が腎臓、15%が肝臓で作られるとされています。
 これは骨髄の造血作用を促すので赤血球の産生や放出を促します。
 腎臓が悪くなってこの機能が低下すると・・・

 当然貧血になりますね。これを腎性貧血といいます。

④ビタミンDの活性化
 ビタミンDは腎臓で活性化されることで小腸や腎臓でのカルシウムの吸収を促します。
 そのため、腎臓が悪くなってビタミンDが活性化できなくなると、カルシウムの吸収が下が り骨粗鬆症などへと繋がります

今日は腎臓の機能ですので、ここまでにします。
明日は腎不全やその評価についてお話できればと思います★

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