心不全の治療 病態から | リハビリに注ぐ少々のスパイス

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臨床での疑問をもとに、色々なことを書いています。
教育にも興味があるので、少しでも多くのセラピストのためになる記事を書きたいと思っています。

今日は治療についてのお話です。

非代償性(急性)心不全の治療はどうするのでしょうか?
考え方として、非代償性心不全では肺うっ血・水腫を呈しています。
また、大なり小なりの1回拍出量の低下を呈しています。
もう1つ、尿量が減少しているととがあります。

この原因としては、肺うっ血・水腫による低酸素血症による腎機能障害と、1回拍出量低下に対する代償機構として交感神経系が亢進し腎動脈が収縮していることが考えられます。

ということは、低酸素血症と1回拍出量の改善を行うことが必要ですね。

1回拍出量を改善するには、血管を拡張するか心臓に鞭を打つかのどちらかです。

血管拡張には血管拡張薬を使用し、心臓に鞭を打つには強心薬を使用します。
細かな治療方針は省きますが、血圧が維持されていれば血管拡張薬を、慢性的な心不全の場合は強心薬を考えられるようです。

1回拍出量が改善すれば交感神経系も抑制され、腎血流が増え尿量も確保できます。

酸素化の改善には非侵襲的用圧換気(non-invasive positive pressure ventilation:NIPPV)を用いることがあります。

アシドーシスとなるとCaイオンに対する感受性が低下し、心筋の収縮力が低下します。
つまり、アシドーシスの状態でいくら強心薬を使用しても効果がうすい可能性があるのです。

大まかな治療の方針と、目的を記載しました。

ここまで、数回に渡り心不全を中心にお話を進めました。
ご理解いただけましたか?
いったん、明日からは呼吸に話を戻そうと思いますが、また心臓の話もするのでお待ち下さい^^
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