こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
「ウェイトトレーニング(筋トレ)で10セット行って効果が出れば、20セット行えばもっと効果が上がるだろうと考えがちだ。だがそうすると、簡単にオーバーワークに陥ってしまう」
━ジョー・ウイダー(米フィットネス誌創刊者。アーノルド・シュワルツェネッガーの師匠)の言葉
じつは筋トレでは、動作を限界近くまで行えば1セットでも筋肥大(筋肉がつく)効果が見込めることが、近年の研究でも示されています。
そのうえでセットを限界まで行うべきか、またセット数をどのくらいにするかは、トレーニングの目的や経験などによって異なってきます。
筋肉量のアップを目的とする場合は、各種目につきメインの1~2セットを限界近くまで行うようにします。
そして体力がついてきたら、ときおり全セットを限界、または高強度のテクニック(*)を用いて限界を超えて行う方法も取り入れると筋肉にショックを与えて成長を促すことができます。
(*フォーストレップ法:補助をえて1~2回プラスする、ドロップセット法:限界に達したらすぐウェイトを減らして繰り返す、レストポーズ法:10秒程度短い休憩をはさみ、さらに2~3回繰り返すなど。
ただし、やりすぎるとテストステロン⦅筋肉をつくるホルモン⦆が低下し、コルチソル⦅筋肉を分解するホルモン⦆が増加するので、1ヶ月程度に区切って行うことが勧められます)
筋力・パワーの向上が目的の場合はウェイトを重くして、挙げるスピードが落ちてきたらそこで終了とします。
筋持久力の向上が目的の場合は軽めのウェイトで、複数セットで限界近くまで行うようにします。(中~高重量のセットの後、軽いウェイトで限界まで行うセットを1セット加えるのも、筋肉の発達を促すのに役立ちます)
目的や体調、また個々の特性(重いウェイトを挙げるのが得意か、回数を上げるほうが得意かなど)によってもベストな方法は異なってきます。
週1~2回からでも密度の高いトレーニングを続けていけば、着実に筋力がついて体も変わってきます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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