筋トレしても筋肉がつかないのは何故? | 【筋トレ&ダイエット】明大前パーソナルトレーナー佐藤公治

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こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。

 

 

 

 
 
初心者の方が「週5で筋トレしているけど重量が上がらない、筋肉がつかない」という場合、種目や頻度が多すぎることが一因として考えられます。
 
じつは、筋肉はトレーニング中に発達するわけではありません。(回数を繰り返していると、パンプアップ:筋肉に血液や体液が流れて張った状態になりますが、これは一時的な現象です)
 
実際は、筋トレは筋肉に微細な損傷(小さな傷)を与える行為になります。
 
その後に、栄養(食事)と休養期間(リラックスや睡眠など)を得て、以前より強くなって筋肉が発達するようになります。
 
 
筋力・サイズアップにもっとも効果的でシンプルな考え方は、筋肉は重いウェイトに反応するので、基本種目(スクワット、ベンチプレス、ロウなど)で扱える重量を徐々に増やしていくこと。
 
(スクワットは下半身全体、ベンチプレスは大胸筋・上腕三頭筋⦅二の腕⦆・三角筋⦅肩⦆、ロウは背中・上腕二頭筋⦅力こぶ⦆が鍛えられます。少し大まかですが、最初はこの3種目だけでも全身の筋肉を刺激することができます。
 
体力的に余裕が出てきたら、腹筋やヒップ・肩・腕など個別に細分化していくと、体のラインができて安静時の代謝率⦅エネルギー消費の割合⦆も上がり、引き締まってくるようになります)
 
 
以前は「筋トレは週3回以上しないと効果がない」といわれていましたが、現在では初期の段階であれば、週1回で10~15回×1セット程度の筋トレでも、筋力向上の効果があることが知られています。
 
(ただし扱う重量が増えてきたら、事前に軽めのウェイトでウォーミングアップセットを行ったほうが安全です)
 
そうして週2回以上トレーニングをしていて、扱うウェイトが重くなって後半に力が出なくなってきたら、部位ごとに分けて行う分割法(1回目に上半身、2回目に下半身など)を取り入れると、一方に休息を入れながら鍛えることができます。
 
 
注意点は、「トレーニング量を増やせば」筋肉がつくのではなく、「筋力がついて」扱う重量が増え、必要な栄養・休養をとることによって筋肉が発達していくということ。
 
(私自身は、体調に応じて週4~6日程度トレーニングしますが、現在は筋力・サイズアップを最大限にというよりは、コンディショニングを維持することが中心となっています)
 
筋肉細胞は、1ヶ月半で約50%、3ヶ月でほぼすべてが入れ替わるといわれています。
 
その時点での体力やスケジュールに合わせて、少しずつレベルアップしていることを楽しんで行えば、着実に成果はついてきます。
 

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 

 

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