こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
筋トレのクオリティ法とは、セット間の休息時間を徐々に短くして、強度を上げていく方法です。
例えばセット間に90秒の休憩時間をとっていたとしたら、慣れるにしたがって75秒・60秒・45秒・30秒といった具合に休憩時間を徐々に短くしていく方法になります。
もともとは60~70年代ごろ、有酸素運動が体系化される以前に、コンテスト前のボディビルダーが減量して体を引き締めるために行っていたテクニックでしたが、近年これが「体脂肪減少に効果が高い」とまた注目されています。
(HIIT⦅高強度インターバルトレーニング:高強度の運動に短い休憩をはさんで繰り返す⦆に近い形式になります。
ただ筋トレで行う場合、トレッドミル⦅ランニングマシン⦆やバイク⦅固定式自転車⦆で行うより、トレーニング時の疲労感は少なくなります)
中~長時間の有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど)に比べると、運動中のエネルギーの消費は少なめですが、高強度の運動は運動後もエネルギーの消費がしばらく続き、総消費量が多くなることが知られています。
(また、筋肉がつくと安静時も代謝が上がる⦅仕事中や睡眠中も余分なエネルギーを燃焼する⦆、体のラインがつくられウエスト引き締めやヒップアップなどボディメイクが行えるという利点もあります)
クオリティ法の難点をいえば、扱うウェイトは中程度から軽めになるので、筋力を最大限に伸ばしたい場合は不利になります。
(ただし休憩時間が短い場合でも、継続すれば徐々に筋力も伸びてきます。
私のパーソナルだと、限られた時間内で体力に応じて徐々に種目を増やしていく⦅セット間の休憩が短くなる⦆ことが多いですが、ウエストが細くなったり、中性脂肪が減ったというほか、階段の上り下りが楽になったなどのご感想をいただいています)
シェイプアップがご希望の女性の方は、それほど重いウェイトでなくてもよいので、全身をバランスよく鍛えていくとメリハリがついて、体も若返って引き締まってきます。
男性の方は、そこから徐々にウェイトを増やしていくと筋力がついて筋肉も大きくなり、たくましい体をつくることができます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
●パーソナルトレーニングのご案内
世田谷区・フィットネスクラブ>>「ティップネス明大前」 (会員専用>>iTIPNESS)
東京・神奈川の24時間ジム出張パーソナル>>「アスエミ」