「ボディビルダーとして成功できるかどうかは、カーフ(ふくらはぎの筋肉)の発達しだいだ!」
━60年代、アーノルド・シュワルツェネッガーがアメリカへ渡ってきた時、ジョー・ウイダー(米フィットネス誌創刊者、ミスターオリンピア⦅ボディビル世界一を決めるコンテスト⦆創始者)がいった言葉
(シュワルツェネッガーは、「私は胸や腕といった目立つ部位しか鍛えていない “タンクトップビルダー” だった」と、ズボンのヒザから下を切り落とし、カーフの筋トレにも励んだということです)
こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
カーフは、日常では目立たない部位ですが、じつは下半身に降りた血液を上半身へ戻す "第二の心臓" とも呼ばれるほど重要な筋肉です。
カーフが鍛えられていると日常の歩行動作の強化のほか、むくみの予防などの効果も期待でき、下半身の引き締めにも役立ちます。
カーフは表面の腓腹筋と、深部のヒラメ筋があります。
カーフは足首関節を底屈する(伸ばす)働きがあり、表面の腓腹筋はヒザを伸ばした状態でかかとを上下する、スタンディングカーフレイズが基本的なエクササイズとなります。
カーフをうまく鍛えるコツは、動作範囲を大きくしてかかとを上下すること。
壁に手をついて上体を斜めにして行うか、可能であればステップ台や階段を利用すると動作域を広くして行うことができます(ふくらはぎのストレッチの効果も得ることができます)。
カーフの反応には個人差もありますが、日常で硬くなっていることが多いので、15~20回の高回数で行うと効果的です。
慣れてきたらダンベル・バーベルやマシンで負荷をかけて行うと、筋力・筋肉量をアップすることができます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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