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セラピスト勉強ブログ

理学療法士1人と作業療法士2人で運営しています。日々勉強したことをスライドに起こし、その後のアウトプットする機会のためのブログです。不定期にUPしていきます。

ブログの更新が最近、マンネリ化しておりますが

続けていくことに意味があると信じて今回も上げていきます。

 

最近は読書からのアウトプットではなく理論的にならず申し訳ありませんが

先週から実習生を担当していましたので、新たな学びの共有を含め、その経験を載せていきたいと思います。

 

1.今回、担当したのは2週間の見学体験型実習

最近、よく聞かれるクリニカル・クラークシップ実習です。

指導要綱には、学生は指導者の助手として扱い、理学療法のプロセスの確認および対象者特性や理学療法業務のイメージをつけることを目的に見学・体験を行わせるように。とされています。

私は「対象者がどんなことで困り、どんな目標のために、どういったことをしていくか」が学べればいいだろうと解釈しました。

2.学生を指導するにあたっての不安とそのために意識したこと

私にとっては初めての実習生でした。もちろん指導するにあたっては責任を伴うので不安もありました。

厳密な指導方法を学んだわけではなく、この実習だけで理学療法の全てをカバーできるわけではないことも理解していました。

そのため、これだけはできるようにという目標を立ててもらうことにしました。

3.学生の目標と指導者の目標

学生に聞くと「評価がしっかりできるようになりたい」と希望が聞かれました。
どんなことをどのように、と良く聞いていくと「疾患に合わせた」と言った話が聞かれました。
実際に現場に出ると分かりますが、同じ疾患でも個人特性によって能力に差がある場合が多いです。
そのため、評価の内容を対象者ごとの動作観察とし、もやーっとでもいいので問題要素が分かるようになろうと目標を立てました。
ボトムアップで疾患に合わせた評価をしていくことも大事かと思いますが、個人を見るためにトップダウンで目標から必要な要素を見据える学習も、今のうちからしていく重要性も感じていたためこのような目標となりました。

4.学生の課題

学校からは日々の記録(いわゆるデイリーノート)と簡便な症例報告書の作成が義務付けられていました。
どの程度のことを書いてくるのか全くわからないため、初日は様子見で特に何も言わず帰らせましたが
次の日の朝に課題を見た瞬間、自分の過去を思い出しました…(全ての原因は筋力低下!?習ってないことが多いので仕方ない笑)
しかし記録より見学・体験をすることが重要なので、明らかに間違っていること以外は簡単な説明に留めました。
正直、2週間での指導では理解は難しいだろうと思いました。
 

5.臨床現場の見学・体験

可能な限り、簡単なものは見学だけではなく体験をさせてあげたいと思い、ROM-T、MMT、ROM-ex、起立練習介助、歩行練習介助などなど… 様々なことを行ってもらいました。
私のスタイルはやって見せつつ説明して、その後行ってもらうという形です(スタンダードなのか知りませんが)
実際のやり方までは学校でやってるから大丈夫だろうとタカを括ってましたが、そんなに甘くなく以下の問題点が出現しました。
 
ROM-T
・長いゴニオメーターが使えない(個人所有のものしか扱えない)
・ゴニオメーターを使用した際に基本軸を固定できない
・関節固定の仕方が緩い
・四肢の持ち方が雑(軸がずれる)
MMT
・力のかけ具合が適切でない(弱すぎる)
・身体の使い方、位置どりが下手
・代償動作の抑制が不十分
 
など挙げればきりがないですが、様々見られました。
自分もこうだったなあと思いつつ、成長を実感しています笑
以下に、感じ取れているか、が評価・治療において重要だと感じています。
学生にはできなかったことで危機感を覚えてもらえればいいのですが。
ただ質問はたくさんしてくれました(あれは何を目的にしていたのか?なぜその症状が出現しているのか?など)
でもデイリーノートには反映されませんでした…

6.まとめ

症例報告書の指導は現在進行形です。動作観察と評価した問題点の結びつけに苦労しているようですが、これだけは一通りやって次の評価実習に生かして欲しいので、こちらも頑張らねばと奮闘しているところです。考えやすい書き方も内容もまだまだめちゃくちゃですが、指導終了した際はまた別記事でどんな形に収まったかUPしたいと思います。
 
以上のように学生を指導することで意識したことや見つかった問題点など私の経験、考えをあげてきました。
しかし、学生を指導することで得られることは、指導技術の向上だけではないと思います。
しかも、今回が初めての指導であったこと、学生が無知であったことなどから今後の役に立つことを考えたので以下に挙げていきます。
 
・勉強をすることで土壌を肥やし、選択肢を増やすことができる(分からなければ、その選択肢すら候補に上がらない)
・入門編としての考え方の枠組みが必要(枠組みの活用によって問題解決へ導く)=ICFだとまとまりすぎて分かりにくい
・学びに主体性を持つこと=目標を持って取り組むこと
・今の知識と技術で問題が解決できるかできないかを理解できること(できなければ学んで使えるようにする)
・行い続けなければできるようにならない(初めては誰にもできない)
・長期目標をなるべく変えず、それを達成するための過程を個々のレベルに合わせる(期間は決まっているため1つでも学びを得るために)
・指導者、学生という住み分けだと、どうしても指導側からは訂正が多くなり、学生側もモチベーションが下がりやすい(せっかくまとめてきたものが直される=仕方がないんですが…)
 
この経験を今後の教育や、周りへの情報共有、自分を客観視する、目標を見据えるためなどに生かしていければと思います。
雑ですが、以上になります。
次こそは読書のアウトプットをあげます。目標管理のために重要な内容になるかと思うのでお楽しみに。
(担当:PTN)