さびしい老人
先日は寂しい若者が
ツイッターで知り合った悪者の犠牲になった事件がありましたが、
交際相手や結婚した老人に保険をかけて毒殺していた老女もいました。
その事件が発覚する前に、同じような小説が出ています。
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後妻業 (文春文庫)
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91歳の耕造は69歳の小夜子という後妻を迎えていた。
ある日耕造が倒れ、結婚相談所の柏木と結託して
耕造の預金を引き出す。
公正証書を手に、耕造の娘たちに遺産のほとんどを相続すると宣言。
驚いた娘たちは弁護士に相談して、調査を始める。
興信所の調査員は暴力団担当の元警察官。
調べ始めるととんでもないことが発覚。
小夜子は何度も結婚をくりかえし、
ことごとく夫は死亡し、遺産を手にしていた。。。
小夜子は結婚相談所で出会う資産家の老人を
ターゲットにしていた。
所長の柏木もグルである。
「ターゲットは女より男。
それも妻に先立たれた老人だった。
相手の容貌や気立てがどうであろうと
一言やさしい言葉をかけられれば、
ほぼ例外なく交際を望んで驚くほど安易に金を出す。
孤独が癒されさえすれば、あとはどうでもいい。
たとえ老人でなくても
主導権と選択権はつねに女の方にあり、
寂しい男ほどだましやすいものはないと思い知った。」
作者は取材の途中で、後妻業という存在を知ったようです。
1人暮らしの資産家男性の家に入り、
内妻として、公正証書を作らせたり
財産相続の権利を確保してから、夫の命を縮めて財産をわが物にします。
その方法も作中ではワーファリン(抗血液凝固剤)を胃薬にすりかえたり
点滴を外したり、わからないように命を縮めています。
舞台も私のよく知る大阪。
ホントにどこにでもある家族に
降ってわいたような年老いた父の後妻
父が死んだらいつのまにか入籍していた後妻が現れた
あるあるのシチュエーション
あっという間に読めました。
そこで思い浮かんだのが昔近所に住んでいたおじいさん。
昔はよく来客があったという話を書きましたが、
近所に祖母の姉や祖母と同郷のおばあさん夫婦が住んでいました。
そのおばあさんが亡くなって、おじいさんが一人になりました。
ご夫妻には子供はなく、京都に住む甥が唯一の身内ということでした。
甥は「面倒をみないし、遺産も要らない」と言っていたそうです。
私の母は祖母の姉やそのおじいさんに
大晦日になるとおせち料理を届けたり、面倒をよく見ていました。
おじいさんが出先で倒れると、
うちに連絡がありました。
母は運ばれた病院にわざわざ購入して下着類を届けました。
しかし、赤の他人の身の回りの世話までできないので、
今はなくなってしまった
付き添いさん(病院で病人のお世話をする人)を頼みました。
おじいさんは三高(今の京大教養)を出て
○菱商事に勤務していたそうで、資産家でしたが
大変質素で、家電製品は一切なく
暖房も火鉢だけという家でした。
退院してから、その付き添いさんが家に入り
家事を担当するようになってからは
洗濯機や掃除機、暖房器具などを買いました。
おじいさんが亡くなると、
株券がなくなっていたらしいです。
生前おじいさんは市に遺産を寄付するとおっしゃっていましたが、
結局それは甥御さんが相続されました。
甥御さんによると、几帳面なおじいさんは日記に
母がおせちを届けてくれたということを書いていたそうです。
母は何の金品も受け取りませんでしたが、
84歳の今もピンピン元気でいられるのは
見えない世界から、見えないものを受け取っているからではないか
そんな風に思います。
こういう口先だけの女の人にひっかかるのは
結局寂しいからなんでしょうね。
紅葉の穴場 今宮神社
ブロ友さんが京都の紅葉の穴場の一つとして紹介されていましたが、
同感です。
紫野高校前の紅葉並木もきれいです。
特に夕方が。。。
今日は紅葉を背負った狛犬さんです。
ここの紅葉のきれいなのは
いろんな色があることです。
阿保賢さんの御堂もきれいです。
もともと神像が祀られていたそうですが、
どんな神像だったのでしょうね。
(博物館に預託されているそうです。)
私のお気に入りの月読社です。
上からみたところ
下から見たところ
ここは散紅葉がきれいでした。
本当に真っ赤な紅葉




































