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鍾馗さま

京都の町を歩いていますと、町家の小屋根に小さな像を見かけることがあります。

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これは鍾馗さまです。

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鍾馗さまは、中国で厄病を払い、魔を除くという神様です。
目が大きく、あごひげが濃く、緑色の装束に黒い冠、長い靴をはき、剣を抜いて疫病神をつかむ姿をしています。
昔、玄宗皇帝が病に伏した時、鍾馗さまが鬼を退治する夢を見て、病気がたちまち治ったということから、魔よけとなったそうです。

そういえば、ゲゲゲの鬼太郎でも何度か鍾馗さまが出てきた覚えがあります。目玉のおやじさんも大変尊敬されている口ぶりでした。

最近はめっきり少なくなりましたが、町家を見かけたら、屋根の上を気をつけて見てください。

合唱コンクール

文化祭のシーズンですね。

双子の学校でも文化祭が始まりました。

学校での発表に先立ち、クラス対抗合唱コンクールがありました。

うちの学校(公立)のぷち贅沢は、コンサートホールでの合唱コンクールです。


エントランスホール

らせんじょうになった通路には、小澤征爾ら歴代の出演者のサイン入りポートレイトが飾られています。
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大ホール
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素人集団の子供たちがここまで歌うには、相当の練習とがんばりがあったからだと思います。

音楽の苦手なうちの子ですが、口パクではなくちゃんと歌ったらしいです。銀賞と銅賞がもらえてよかったね!


今月は京都 秋の音楽祭で、同じステージで世界的ピアニストのマウリツィオ・ポリーニ(29日)やラド・ルプー(15日)が演奏されるそうで、何とも光栄なお話です。


宝ヶ池

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宝ヶ池で餌やりをすると、
鴨やらガチョウやらコイやら鳩やら亀やら
一緒にやってきます。
今日はアオサギも来ました。

今宮神社2

ちょうど2ヶ月ぶりに今宮神社に行きました。
(前回の記事はこちら
今宮神社は大己貴命おおなむちのみこと、事代主命ことしろぬしのみこと、櫛稲田姫命くしなだひめのみことをお祀りされています。大己貴命というのは、大国主命のことで、この他にもオオクニヌシノミコトにはたくさんの名前があります。

今宮というのは、新しいお宮ということらしいです。
神社が創建されたころは御霊信仰がさかんで、疫病を鎮めるために疫神をお祀りされたそうです。本殿の横が疫神社で、当時町外れであったこの地に疫神を鎮めたようです。
疫神を退治するのでなく、鎮めるというところに、日本人のやさしさを感じます。

また、京都三大奇祭のひとつであるやすらいまつりが4月の第2日曜に行われます。
*三大奇祭というのは、鞍馬の火祭り、太秦の牛祭(中止)
鬼に扮した少年たちが笛や太鼓に合わせて、練り歩きます。これも疫病にかからないための鎮花祭です。

5月には例大祭も行われ、神輿3基にたくさんの鉾がくりだします。
江戸期の祭の様子を描いた巻物が、ベルリンの東洋博物館に収められています。

この神社は西陣を氏子に持っているため、西陣織が盛況だったころは寄付もたくさんあったけれど、今は財政的に苦しいそうです。なので、
「観光客の方にたくさん来ていただきたい」
と宮司さんはおっしゃていました。
せっかく来られても、お参りせずに、
あぶり餅屋さんだけにいかれるんですよ!」
しかし、営業にがんばっておられるのか、いろいろなお守りがあります。
中でも一番人気はコレ!
玉の輿守り
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西陣の八百屋の娘であるお玉さんは、将軍綱吉の母となったため、
身分の低い女性が身分の高い男性と結婚することを玉の輿といいます。荒廃していた産土神である今宮神社を再興されました。他にも善峰寺など応仁の乱で荒れ果てた多くの寺社を再興された信心深い人のようです。ドラマでかなりイメージが悪いようですが。。。

これは神子守り
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やすらい祭の神子を模したものですが、
去年の神子S君そっくりなので、思わず微笑んでしまいました。

そして、参拝しないでも観光客はここにくるという
あぶり餅

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こちらは創業千年の一和さん。南側に江戸期創業のかざりやさんがあります。
きなこをまぶしたおもちを炭火であぶっているところです。
みそだれがなんともいえないお味ラブラブ
この日は韓国の取材クルーが来られていました。
あぶり餅には疫病を祓う意味もあるそうです。
あぶり餅を食べる前にぜひお参りを!!

誕生日プレゼント

一昨日は末っ子の誕生日でした。
「プレゼントは何が欲しい?」
と、聞いたら
「イシガメ」
「えビックリマーク
うちにはすでに亀が2匹・・・
子どもに言わせると、うちに今いるのはクサガメだから、イシガメを飼ってみたいと。

「でも亀って長生きだから、長ければ30年面倒みないといけないよ。お母さんはもう面倒見切れないよ」
「わかってる。自分で面倒みる」
と言うので、イシガメに決定。
自分の年齢に30歳足してみて、愕然とした叫び
確かに面倒見きれません。
生きてるのか、私!?

しかし、クサガメに比べて、イシガメの数は減少しており、ペットショップでも年に数回入ってくる程度で、いつ入ってくるかわからないそうです。
夜店などで売られているミドリガメはミシシッピーアカミミガメの子どもで、輸入されてきたもの。外来種なので、日本の亀より強くて、繁殖力もあります。ゼニガメはたいていクサガメの子どもです。イシガメはさらにクサガメより大人しいそうです。

飼ってみると、カメって結構犬っぽいわんわん
うちはベランダで飼っていますが、水換えの時放します。
私が家の中に入ると、家に入ってきて、ベランダに出るとまたついて出てきます。
まるでわんわん

かと言って、飼い主を認識しているのかというと、それは・・・?
留守にするとき、隣人に餌やりをしてもらうために、玄関に置きました。
すると、警戒心が強くて、誰が来ても頭をひっこめるのです。
たぶん、飼い主はわかっていないのでしょう。
しかし、いつもの場所だと、まったくの無警戒で
カメラ目線ドキドキ

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