
宝塚月組「桜嵐記」を観劇
今日は洗濯物が乾く予報でしたが、
全然乾きませんでした。
ホタルブクロが今年も咲いてくれたので
癒されました。
こういう状況下でどうかとも思いますが😥
昨日は宝塚歌劇に参りました。
月組さんは日本ものが似合います。
実は京都から観劇バスツアーに申し込んでいたのですが、
先週緊急事態宣言の延長に伴い中止との
連絡をいただきました。
ということは、たくさんチケットのキャンセルが発生しているはず。。。
珠城さんファンの友人はどうしても行きたいに違いない。
と、すぐに一般売りで購入しました。
月組トップの珠城りょうさんのさよなら公演で
完売のはずだったのですが、団体の大量キャンセルが発生。
昨日の時点では昨日もネット上では完売でしたが、
1階席後方は空席がたくさんありました。
今回はお芝居 桜嵐記と、
ショー Dream Chaserの二本立て。
今回から生オーケストラ復活です。
桜嵐記は楠木正行と弁内侍の悲恋を描いた物語です。
時は南北朝時代。
京の都の北朝に対し、後醍醐天皇が吉野に開いた南朝と
二つの朝廷があった時代です。
年老いた語り手(光月組長)が背景を分かりやすく説明してくれます。
珠城りょうさん演じるのは、小楠公と呼ばれた
楠木正成の嫡男 正行まさつら。
湊川の戦に敗れて父が亡くなった後、
後村上天皇に仕え、勝てないと分っていても北朝に戦いを挑みます。
南朝の女官 弁内侍と相思相愛なれど、
戦で命を落とすと分っていて、契りを交わすことはできないと
結婚を拒みます。
お話の構成がうまくて、四条畷の合戦のあと、
最初の場面につながります。
そして最後が四条畷の戦いを前にして、出陣式の場面になります。
吉野の満開の桜の中 出演者一同並びます。
セットがとても美しく、出演者も絵巻のようです。
そこで楠正行(珠城りょう)が叫びます。
「皆様、お別れでございます。」
隣の席の友人はここで涙腺が崩壊していました。
宝塚を去る珠城さんと、オーバーラップするのですね。
史実では四条畷の戦いは真冬なのですが、
脚本家の上田久美子先生はあえて春にしたそうです。
桜が切なさ、儚さを象徴して、視覚的にも美しく
大変効果的でした。
後醍醐天皇演じる専科の一樹千尋さんが怨霊のようで
とても迫力あり、悪者に書かれていましたが、
先日見たKBSTV「京都浪漫」で歴史学者曰く
「実は後醍醐天皇は足利尊氏に十分な褒賞を与えているのです。」
歴史書は勝者の歴史ですから、これから研究が進むと
また違った評価になるのかもしれません。
書きたいことはいろいろありますが、長くなるのでこのへんで。。。
Dream Chaser はテンポよくあっという間でした。
最初にライトの中に1人浮かび上がる珠城さんが美しい。
去年に比べると、珠城さんの体がずいぶん絞られた気がします。
花組明日海りおさんとか、雪組トップコンビは
組の中で突出した存在でしたが、
野球で例えると月組は全員野球のような気がします。
スタープレイヤーに頼らず、平均点の高い全員で勝ちに行く。。。みたいな。。。
こちらのショーも珠玉の作品でした。
最近トップより年長の二番手3番手の退団が続くので、鳳月さんには残ってほしいなと思います。
ちなみに正行まさつらは四条畷の他、嵯峨野の宝筐院に葬られています。


