以前も講演の中でも話させてもらった、
時の流れと影響力について、つくづく実感する日々。
自分の望む流れを強引に得ようとしたり、仕向けようとすればするほど、
その流れは違う場所へ影響したり、その場しのぎの流れとなって、
本来、意図した流れとは違うことになることも多い。
流れを変える際は、緩やかに、時間をかかけて、ゆっくりと自分の思い描く流れへと誘導したり、
時には自分がその流れを変える石となって、じっとその場に留まることも必要。
思い描く流れを信じて、周りを認め、身を任すこと、
周りにありたい姿を伝えること、共有すること。
一時的には、流れが悪くなったり、強くなったりすることもあるかもしれない。
自然の流れには、最終的には調和してくれる力があると信じている。
水のような流れとはまた別に、気の流れもあると思う。
それは会社の風土、いわゆる社風。
スタッフは、社風に従って仕事をするものである。
会社で大切にすべきは、社風を良くすること。
社風をつくっているのは、自分自身も含めた、その場にいる者同士。
薫習のように、お香の香りが衣に染み付いて残存する。
強豪チームにおけるチームの雰囲気だってそのひとつ。
教育やこうあるべきと伝えるよりも、社風をよくする努力を続け、
その社風の中にいることで、自然と薫習のように身にまとうことができることが、
最大の教育なのかもしれない。
人の教育や環境作りに答えはない。
だけど、これだけは言えるのは誠実な人間を目指すこと。
誠実な心で、ありのままの自分をさらけ出せる勇気。
心にやましいことがなく、正々堂々と生きる。
最後に人を動かすのはそんな誠実さだと思う。
先日、R-studio群馬店の経営相談をしていて改めて、感じたことは
強い組織をつくるための条件や要素を常に意識して、
自分自身、そしてチーム、組織において常にPDCAサイクルを回していることを痛感した。
そんな中、
強い現場を作るための7つの条件として
①企業哲学としての現場力
現場1人ひとりが経営を支えているという哲学を全社員に浸透させる。
②脱・事なかれ主義
組織の壁を壊して、健全な意見のぶつけ合いができるようにする。
③主権在現
現場のやる気を尊重し、権限委譲を徹底する。
④自律的サイクルを埋め込む
PDCAサイクルが継続的に回るようにする。
⑤見える仕組み
現場の問題点が見えるようにする。
問題を解決することで、知恵が生まれ、現場力が鍛えられる。
⑥オルガナイズ・スモール
小さな単位の組織、チームで活動させることで、全員に主体性を持たせる。
⑦継続する力
現場力を高める活動が継続できるよう、現状に満足せず、常に危機感、緊張感を持つ。
経営はセンスではなく、泥臭く、貪欲に向き合う中で磨かれていくもの。
その場、その場で迫られる決断と行動、そして継続する力と仕組み作り。
その成長や考え方の変化や大切にしていることを
他者との会話から知ること、実感する機会はとても重要なんだと思う。