8pinのBASIC言語マイコンPICAXE-08M2で温湿度計つきのデジタル時計を動かしています。

PICAXEで動くVFD(蛍光表示管ディスプレイ)のデジタル時計に温湿度センサーを追加してみた


構成は以下です。
MPU:PICAXE-08M2 (BASIC言語)
リアルタイムクロック:DS1307 (I2C接続)
温湿度センサー:DHT20 (I2C接続)
ディスプレイ:VFD, M202MD10B (UART接続)




動き続けてはいるのですが,電源が不安定な時があるのか,,時刻が少し進んだので時刻合わせをしてみました。

特に時刻合わせの機構などは作っていませんので(^^;;;;;,プログラムの書き換えで合わせています。





プログラムの変更,書き込みダウンロードを新規PCのWindows11の環境下でおこなってみました。

書き込みには秋月電子の「FT234X 超小型USBシリアル変換モジュール」を使っています。




☆ Windows11でのFT234X の設定は以前とあまり変わりなくできました。

PICAXEとPCをFT234X超小型USBシリアル変換モジュールでつないでみる

・ドライバは自動的に導入されました。
・PICAXEのためにTX, RXの信号レベルの反転も同様にFTDI 社のウェブサイトからダウンロードした「FT_PROG」で設定が確認できました。

FT_PROG 3.12.49.662 - EEPROM Programming Utility





PICAXEエディターの導入

・PICAXEエディターのダウンロードは通常通りできました。
 → https://picaxe.com/software/picaxe/picaxe-editor-6/

・ダウンロードしたインストールプログラムの実行にはWindows11でMicrosoft .Net Framework 3.5 を有効にしておく必要がありました。






以上の設定でPICAXEエディターで時刻合わせのプログラムを修正してPICAXEに書き込み実行しました。




ただ,このままでは電源のON/OFFなどがあると再度同じ年・日・時刻が書き込まれます(^^;;;;; ので,時刻合わせ部をコメントアウトして,もう一度プログラムを書き込んでおきます。

時刻合わせ部をコメントアウトしたところです。これで電源が切れて再起動してもRTCの電池のバックアップで時は進んでいます。






久しぶりにPICAXEを触りましたが,Windows11の環境下でも変わらず動いてくれました(^^)。

私のようなBASIC世代?にとってはなじみのある言語でマイコンがとっとこと動くのは楽しいものです。

PICAXEはミリ秒単位ぐらいの処理であれば十分できる扱いやすいマイコンなのですが,PCからのUSBシリアル変換で信号の反転が必要なのが余分ですかねぇ,,。ま,反転するのは従来の正統派?だとは思うのですが,近頃は反転なしが多いですからね。

PICAXEを使った最近の参考ページの一つです。
PICAXEで鉄道模型の在線検出と信号機の制御