32x8ドットのNeoPixelフルカラーLEDパネルの256個のLEDを動かすのにメモリが少し多めのATtiny1614を使ってみました。


ATtiny1614はATtiny1604と同じ14pinのマイコンでプログラムメモリは16KBと変わりませんがSRAMが2KBと多くなっています。ピン配置は変わりません。







Arduino IDE の変更もチップセレクトの箇所だけですみました (^^)。






ATtiny1614は14pinのSOPです。秋月のピッチ変換基板(シート?)を小さく切った基盤に重ねて,今回はブレッドボード上で組み立てました。




相変わらず下手な半田付けなので,目で見るだけでなく導通チェックも欠かせません(^^;;;;;;;。
また,変換基板は1pinのマークがありませんので,手書きです,,。





まずはATtiny1604で動いているLEDマトリックスを使って,取っ替え引っ替え動作チェックを行いました。

デジットの32x16ドットマトリックスLEDをATtiny1604で動かしてみた





最後に今回の目標である32x8ドットのNeoPixelフルカラーLEDパネルの256個のLEDを動かしてみました。無事動きましたV(^^)。





このパネルはSeeeduino-XIAOで動かしていたので,プログラムはLEDへのシリアル通信のパルス出力部をATtiny1604版に変更しました。

NeoPixel系の8x32フルカラーLEDパネルで中間色と表計算ソフトでのデザインを試してみた

また,「HAPPY」のデータは"const" で指定しました。ATtinyのこのシリーズではこれでデータはプログラム領域に書き込まれます。




書き込み後のメッセージで,固定データはプログラムに書き込まれた事,またRAMは2KBありグローバル領域に256x3バイトのバッファがある事などが分かります(^^)。



今回,メモリの少し多めのATtiny1614を使ってみました。この8bitマイコンのシリーズはなかなかきびきびと働いてくれます。

ATtiny1614はマルツから購入しましたが,海外取り寄せになり,注文から1週間ほどで到着しました。送料別で1個135円ぐらいでした。

3000個以上購入すると1個90円ぐらいにはなるようですがなかなかそうはいきません(^^;;;。

また私には変換基板も必要なので,1個170円ぐらいのマイコンです。それでも16KBフラッシュメモリ,2KBRAM,256ByteEEPROMを考えると,なかなかにコスパが良い感じです。

慣れてきた Arduino IDE でプログラミングできるので楽ですし,データのプログラム領域の利用が簡単にできるのも良い点ですね。

ま,超高速ではないですが,組み込みを意識した用途には使いでがあると思います。