フルカラーLEDパネルで中間色を使いたくて表計算ソフトでのデザインを試しています。

LEDパネルのデザインに中間色を使おうと表計算ソフトのセルの色のRGB要素を取り出してみた


手持ちのNeoPixel系の8x32フルカラーLEDパネルとSeeeduino-XIAO,表計算ソフトはLibreOffice calcを使って実際に動かしてみました。



Seeeduino-XIAOの配線が少し多そうですが,XIAOの3.3VとLEDパネルの5Vとのレベル変換のためで,信号線は1本だけです(^^)。


中間色やドットのテストはプログラム上で作れます。LEDは偶数列は上から,奇数列は下から順に信号線が配線されているのが注意点ですね。

RedとGreenを混ぜた例です。
撮影用に光量を絞っていますが,実際はやたらと明るいです(^^;;;;;;;


RGBの原色だけ使ったドットです。
原色は更に派手に光ります(^^)。




LibreOfficeでは8x32のセルをドットにみたててデザインし,RGB値を得ています。
得られたRGB値は文字に変換して括弧などを追加した後,カンマ区切りのCSVファイルに出力しておきます。それをメモ帳などからArduino IDEのプログラムにコピペしてデータにしています。




実際デザインをLEDで光らせると,PC画面上の色とずいぶんと違うのにとまどいます(^^;;;;




ま,これはいろいろと試して良い色合いを見つけるものなんでしょうね。LEDによっても色や明るさは違いますから。

また,LibreOffice calcでデザインする時に要注意だと分かったのは
セルの色を変更する時は書き込むセルのデータを一旦消去してから新たな色を設定する です。
こうしないとRGB値を読み込む関数が書式の変化に気づかず再計算してくれませんでした(^^;;;;;



一応動いているところの動画をあげておきました。



出来の悪い動画ですが,いろいろ遊べそうなのは分かります(^^;;;;。



プログラム的にはSeeeduino-XIAOを使ったのでスピードは十分です。アセンブラは必要なく,普通のポートコントロールでパルスが出せます。

パルス出力部はATtiny202用にシミュレートで作ったのを流用し,パルス幅の調整はループにしてみました。

なお,データ送信時は割り込み不可にしておきます。割り込みがかかると画面にノイズが乗るので分かります(^^)。





NeoPixel系のLEDパネルは使いやすいのですが,8x32ドットのパネルでHUB75系の32x64ドットと同じぐらいのお値段がします,,(^^;;;;;

また8x32ドットでも全部を白で発光させると15Aぐらい必要で,5Aぐらいでの使用が推奨されています。

まあ,全部のLEDに一個ずつマイコンがついているようなものなので,致し方ないというところでしょうか。

NeoPixelのLEDはテープの他にも個別やリング,スティックとかありますので,信号パルスさえ出せれば同じようなソフトで楽しめそうです (^^)。