50円マイコンと紹介される事があるATtiny13AはATtiny85と同じ系列の8Pinの小さなマイコンです。

ATtiny13の概要です。メモリは少ないですが,ADCやSPI機能もあります。




最近は値段的にもいろいろとあるようですが,以前に1個50円で買い込んであったのを使ってみようと書き込み環境を整えてみました。


Lチカまで行ったのでまずは使えそうです。





書き込みはATtiny85と全く同じハードでArduino UNO(互換機)を書き込み機として行っています。
ATtiny85のプログラムをArduino UNO経由で書き込む手順のメモ

ATtiny13A用の手順もメモしておきます。


1.Arduinoには書き込み機としてのソフトを入れておきます。

 ArduinoIDEのスケッチ例からArduinoISPをUNOに入れて動かします。



2.ATtiny13がArduinoIDEから使えるようにボードマネージャを入れておきます。

1) ATtiny13用のボードマネージャが置かれているURLの追加

IDEの「環境設定」でURLを追加します。今回は
https://mcudude.github.io/MicroCore/package_MCUdude_MicroCore_index.json
から頂きました。




2) 「ツール」の「ボード」の「ボードマネージャ」で”ATtiny”で検索し,"MicroCore"をインストール

この"MicroCore"はATtiny13専用といういさぎよさです(^^)




3) [ツール]の[ボード]で「ATtiny13A」を選択

このボードを選択するとデフォルトでクロックは9.6MHzになっていますね。





3.Arduino UNOとATtiny13Aの接続

1) 接続はATtiny85と同じです。




2) [ツール]の[書込装置]を「Arduino as ISP(MicroCore}」にして,ATtiny13Aのプログラムを書き込む

Lチカを書き込んだところです。メモリが少ないのが良く分かります(^^;;;;;




ATtiny13Aはメモリも少なめで制約はありそうですが,使えれば組込用として便利そうで,何より安価なのが良いですV(^^)

メモリの多い後継機種?も出ているようなのでいろいろ試してみたいと思います。

小さいマイコンって,工夫するのも何か面白くて,,ついつい触ってみたくなりますね(^^) 。