今日は僕が担当している患者さんが元気に外泊中です。
しっかりとリハビリをされて帰られたのですが、ゆっくりとテレビを見ていますでしょうか。
 
他の患者さんは「試験の結果どうやったん?」と聞かれたりと。
 
 
実はちょうど一週間前に畿央大学大学院を受験して、今日が合否結果がわかる日でした。
いつも通り楽しくリハビリをしていたのですが、やっぱり当日に郵便ポストを開く時はさすがに緊張しました汗
 
 
結果は。
何とか合格しました!いやーめっちゃ緊張しました。
水田くんが「封筒が分厚かったらとりあえず合格や」と言ったのに
めっちゃ薄かったもんで・・・笑
 
 
試験内容は小論文と面接だったのですが、
小論文がすごく不安でした。
自分の研究計画書から少し内容を深めていくような内容だったので、かなり文章も内容も考えて時間が全く足りなかったからです。
まぁ結果オーライですかね。汗
 
 
今回受験を通して本当にたくさんの方に支えて頂いているなと感じました。
いつもお世話になっている方には、感謝の言葉しかないです。
本当にありがとうございました!
自分しかできないことを見つけて貢献していこうと思います!
 
よし!
気持ちを新たに頑張ろう!!
 

V. Krishnan et al:Gait Training in Chronic Stroke Using Walk-Even Feedback Device: A Pilot Study.Neurosci J. 2016

 
【目的】
"Walk-Even"の効果として、(1)立脚期フィードバックにより立脚期時間を増加させる(2)遊脚期フィードバックにより遊脚期時間を減少させるかどうか検証すること。 この予備的研究の目的は、慢性期脳卒中患者のWalk-Evenを用いた歩行対称性トレーニングを8週間介入した効果を検証することであった。
 
【方法】
慢性脳卒中患者6名とした。
取り込み基準は、発症後6ヶ月以上、認知機能障害(MMSE> 24点)、介助なく10m歩行可能な者とした。
 
すべての参加者に合計16の個別セッション(セッションごとに40分、8週間、2回/週)を受けた。
40分間のセッションの内訳は、20分はウォームアップ、下肢筋力強化、および歩行関連の機能的練習が行われた。
残りの20分は
(1)参加者1と2は、立脚期フィードバックを適応した。聴覚フィードバックは、麻痺側下肢が初期接地後から、非麻痺側の平均立脚期時間に基づいて決定された時間に達した際に停止するよう設定された。
(2)参加者3と4は、遊脚期フィードバックを適応した。遊脚期を短くするように、聴覚および感覚フィードバックを用いた。聴覚フィードバックは、非麻痺側の遊脚期時間に基づいて決定された時間を超過した際に鳴るように設定された。感覚フィードバックは、非麻痺側大腿部に感覚刺激を行い、即時に麻痺側へ体重を移すように促した。
(3)参加者5と6は、従来の歩行訓練を受けた。
 
 
対称性の評価
 
足圧の評価
足のピーク圧、踵から前足部までの体重移動時間、COP中心軌道、COP速度
 
臨床的評価
Fugl-Meyer Assessment(FMA)と、Timed "Up and Go"、Activities-specific Balance Confidence Scaleを用いた。
 
【結果】
2つの異なる外部焦点(立脚期フィードバックと遊脚期フィードバック)は、参加者4(遊脚期フィードバック)を除き、2つのグループ間でほぼ同様の改善が見られた。
介入後に参加者4(遊脚期フィードバック)は非対称性が増加したが、体重負荷および足圧分布が改善した。
 
参加者1(立脚期フィードバック適応)
 
参加者2(立脚期フィードバック適応)
 
参加3と4(遊脚期フィードバック適応)
 
参加者5と6(従来の歩行練習)
 
【考察】

本研究は、以前の研究とは異なる2つの側面に

(1)聴覚および/または体性感覚フィードバックの使用したこと

(2)アウトカム指標は、SIおよび臨床的評価だけでなく、歩行中のCOP軌道および麻痺側ピーク圧などの空間的尺度も含めたことが挙げられる。

臨床的意義として、TUG、FMA、およびABCの改善は、脳卒中患者の立脚期時間および荷重量を増加させることを目的とした介入プロトコルが、最終的に歩行能力を向上させるという我々の仮説を強化する。

C. Maria Kim , Janice J. Eng . Symmetry in vertical ground reaction force is accompanied by symmetry in temporal but not distance variables of gait in persons with stroke .Gait and Posture 18 ; 23􏰉-28 .2003.

 

【目的】

本研究の目的は

(1)快適歩行中の運動学的測定での対称性評価によって、実際の時間 - 距離(T-D)測定での対称性を予測できるか決定すること

(2)慢性脳卒中患者における歩行速度に対する対称性の影響を評価すること

 

【方法】

初発脳卒中患者28名とした。

(1)少なくとも6ヶ月経過(2)50歳以上(3)補助器具なしで自立歩行可能な者とした。

除外基準として、加えて整形外科または他の神経学的状態を有する者とした。 

 

下肢および足部の障害レベルは、Chedoke / McMaster Stroke Assessmentの回復段階を用いて評価した。

 

人体(例えば、脚の長さ)による影響を考慮するために、

歩行速度は脚長にて正規化し、毎秒で表した。またRobinsonらによって提案されたSymmetry index(SI)は歩行左右非対称性を定量化するため使用した:

 

SIの大きさは非対称性の程度を表し、符号は非対称性のパターンを示す。 0の対称性指標値は、完全な対称性を表す。

正(+ve)SIは、変動の大きさが麻痺肢においてより大きいことを示し、負(ーve)SIは、非麻痺性でより大きいことを示す。SIは、SI stance(スタンス時間)、SI swing(スイング時間)、SI step(ステップ長)およびSI GRF(垂直GRF)として記述された。

 

【結果】

垂直方向の床反力平均値の非対称性

遊脚期時間非称性(r = .678; p <0.01)および立脚期時間対称性(r = .586; p <0.01)との間に有意な相関にあった。

脳卒中後における歩行の対称性についてのレビュー④歩行対称性と運動力学的な障害との関係 

 

歩行速度

垂直方向の床反力平均値の非対称性(r = .686; p <0.01)、遊脚期時間非称性(r = .567; p <0.01)、立脚期時間対称性(r = .429; p <0.01)との間に有意な相関にあった