足関節の可動域測定 | 理学療法士SMILEの勉強生活

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ちょうど1ヵ月後の10月8日(日)に足関節周りの触診を中心とした勉強会を開催しますので、それに関連した足関節の可動域測定についてちょっとだけ書きます。


今回言いたいことは、足関節の可動域測定には「荷重位」での測定も必須だと思います。

※実質的に「背屈」の測定になります。


passive、activeとは別の括りになるとは思いますが、特に足関節周りの傷害の場合は欠かせない評価の一つになると思います。


当然、通常のpassive、activeでの値と荷重時では異ります。


荷重によりいくつもの骨運動が伴うために(足部アーチが低下するなども含)可動域に変化が生じる訳ですが、この荷重時はより実用的・実践的な値になるとも考えられるため、通常の測定と同程度重要だと考えています。

 

 

職業やスポーツの種類により、荷重方法は変わってきますが、評価は必要であると考えられます。


また、この足部の動き(回内・外)により関連する筋(腓腹筋など)の伸張度合が異なってきます。


さらに、足部がneutralからtoe-in、toe-outで可動域も伸張度も異なることは容易に想像できると思いますが、それら(様々なケース)を丁寧に評価していくことが臨床上重要なことだと考えています。


単純に底屈、背屈のみの測定では不十分であると思います。

 

 

冷静に考えれば誰でもわかるのですが、どうしても最低限しか評価しないケースが多いような気がしてなりません。

 

 

業務上の制約(介入時間が決められている)などがあっても、最低限forward lungeのような状態での足関節の可動域測定は必要かと考えています。


・・・と、軽く触れましたが、このような感じで可能な限り基本的かつ実践的な内容を勉強会でお話しできたらと考えています。


もちろん、筋の触診が中心になります(^_^;)


堅苦しくない勉強会を目指しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。

※現在、定員に達したため追加募集をしておりますので、ぜひお早めにお申込みください。

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