価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。  

「話す」「書く」だけじゃなく
 「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

アートディレクター&イラスト思考®講師
かわしりみつはるです。

 

感情の強度

 

 

人には8つの基本感情があり

これらの組み合わせで

 

人間の中で生まれてくる複雑な感情を

言語化し基本感情の関係性が見えてくる

「プルチックの感情の輪」



 

これまでの記事⇒   


元々人の感情ってどのくらい表現できるか?
なんて発想から、この心理モデルにたどり着き

前回までに32種類の感情を描き分けてきました。


しかしこれでは終わりません!

 

まだまだ人間の感情は

「強度」によって色とりどりに変化しています。

 

感情の輪では

基本8感情を中間として

それぞれに3段階の強度で

分類されています。

 

①「夢中・喜び・平穏」


英語だと「ecstasy(エクスタシー)」と表現されるので

快感が最高潮に達する状態ですが

性的だったり、宗教的なイメージもありそうですが
ちょっとマイルドな表現にしておきましたw

 

平穏は構えもなく穏やかに表現



②「敬愛・信頼・容認」



信頼が深まると、

尊敬するほどに愛おしく

悶えるほどに愛しいイメージドキドキ

腕の組み方がポイントですねw

 

「容認」はシンプルに

"受け入れる"イメージです。

 

 

③「恐怖・恐れ・不安」


「恐怖」はこれでもかってくらい線を重ねてますw

 

2つとばしの組み合わせの時にも出てきた

「不安」が出てきました。

 

※「敬愛」のときと腕の組み方が

 微妙に違うところご注目ください。

 

 

④「驚愕・驚き・放心」

 

驚愕と驚きの強度の関係性はよくわかりますが

そこに「放心」が関わってくるのは面白いですね。

強度が弱くなると

曖昧な感じにはなっていくようです。

 

「放心」では横線を何本も引くことで
生気が抜けていく雰囲気を醸し出します。

 

この描き方を覚えておくと

おもしろネガティブ表現の

バリエーションも増えますね。

 

 

 

今回は8基本感情うち

4つの感情グラデーションを描いてみました。

 

残りはまた次回に!


 

 

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