価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
アートディレクター&イラスト思考®講師
かわしりみつはるです。
昨日に引き続き
「プルチックの感情の輪」を
棒人間で描いてみます。
基本感情の組み合わせで生まれる2次感情
「感情の輪」では8つの基本感情があり
この組み合わせで人間の中に
様々な混合感情(2次感情)が生まれるそうです。
(プルチックの感情の輪・8つの基本感情)
まずは隣り合う2つの感情を
組み合わせていくことで
新たな感情が生まれてきます。
①「愛」
「喜び」と「信頼」の組み合わせ
これはわかりやすいですね。
ポジティブの極みです。
オーソドックスにハートを大きく描き
「信頼」の中に「恐れ」が入ってくることで
「服従」という感情が生まれるって興味深いですね。
はじめはすっごく仲良かったのに
「嫌われたくない」とかそんな事から
変な力関係が生まれちゃったりして
人間関係が崩れていくパターンありますよね。
ひれ伏すイメージなので
棒人間も全身で表現しました。
③『畏怖』
結構、難しい感情ですね。
意味を調べると「畏怖」とは
"おそれおののく気持ち"であり
ただ恐れるのではなく
宇宙・神・自然といった
自分の力では及ばない
大きなものに対しての恐れ
ひれ伏してしまう感情です。
「尊敬」や「崇拝」みたいな
ニュアンスもありますね。
なので棒人間は
手を組ませてみました。
④『拒絶』
泣きそうになるくらいビックリさせられて
「もーヤメテよ~!」ってなったり
ショックで悲しい記憶が残る
物事に対しては受け入れがたいものがありますね。
棒人間は
「ムリムリムリムリーーー!」っていうイメージですw
⑤『後悔』
後で総括しますが
この「感情の輪」で
「後悔」の対になる感情は「愛」
なるほどね~
過去の柵から放たれるために
「自分を許し」「受け入れ入れよう」
なんて事が、良いく言われますが、
理屈的にもわかりますね。
⑥『軽蔑』
ネガティブの極みですね。
しょっとした不快感に
ちょとイラッとしたことが重なれば
間違いなく芽生えます。
なんやかんやで蔓延しがちな感情
他人を見下すイヤ~な感じの
棒人間が仕上がりましたw
⑦『攻撃』
期待/予測はポジティブでもネガティブでもない
基本堪能なため、怒りが入ることで
敵意をもって相手を弱らせようとする。
期待したことが自分にとって
"より良い未来""正義"なのに
ちょっとした「怒り」によって
相手を傷つける
なんて残念なことも起こります。
⑧『楽観』
人間の基本的なポジティブな感情「喜び」によって
達成感や自信に満ちた未来が描けます。
こんな感じで、昨日描いた
8つの基本感情の輪に書き加えると
こんな感じ、
こうして観ると
それぞれの感情が
どのような構成になっているのか
対になる感情は何か?
が見えてくると
人間関係の課題解決にも
参考になりそうですね。
実際に描いて思ったのが
やっぱり人間には
ネガティブな感情が多すぎる!
<<<<<<オンライン講座・開催情報>>>>>>>
「棒人間の描き方」<入門編>
2020年12月18日(金) 13:30~15:30
https://peatix.com/event/1728139/view
「棒人間の描き方」<応用編>
2020年12月23日(水) 13:30~15:30