価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。  

「話す」「書く」だけじゃなく
 「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

アートディレクター&イラスト思考®講師
かわしりみつはるです。

 

 


 

『プルチックの感情の輪』

 

棒人間や似顔絵、4マス思考などの

イラスト講座では

 

イメージと感情をつなぐ

 

というアプローチをすることで

思考や心理にポジティブな働きかけを

促しています。

 

 

その中でいつも

 

人ってどれだけ

感情表現を持っているのか?

感情って何種類あるんだろ?

 

なんて考えたりもしています。

 

image

 

正直数えだすときりがないですね、、、

以前60種類で挫折しましたw

 

 

感情の種類について

いろいろ調べてる中で

知った理論が

 

アメリカの心理学者

ロバート・プルチック(Robert Plutchik)氏が

1980年に提唱した『感情の輪』

 

(プルチックの感情の輪)

 

詳しくはほかの方が詳しく解説されているので

お任せするとして

 

 

興味深いのは

人間には基本的に8つの基本感情あり

それぞれが相互関係にあり、

 

組み合わせによって、

さらに複雑な感情が生まれるということ

 


(図:Wikipediaより)
 

単純に基本感情だけでも

「怒り」「悲しみ」「恐れ」「嫌悪」って

ネガティブな要素の感情のほうが多いから

 

人はネガティブに引っ張られてていく

傾向にあるのは自然なことかもしれませんね。

 

 

基本感情を棒人間で描いてみた。

 

 

自分の中から生まれてくる感情が

いったい何なのか?

 

これを知ることで

ネガティブ感情が現れたとしても

盲目的に支配されることなく

押し込めることなく、

他人に不用意にぶつけることなく

 

上手に付き合えるんじゃないかと思います。

 

 

ということで

棒人間で基本感情を描いてみました。

 

 

①喜び

イラスト講座でも多くの方が好んで描く表現

パーツを変えることで喜びの強度や

種類も変えられますね。

 

 

②信頼

「信頼」を感表現するって、ちょっと考えましたが

大きな黒丸に白丸の星を入れすことで澄んだ瞳を表現

ハートマークでニュアンスをより分かりやすくしました。

 

 

③恐れ

ちょっと後退りするようなイメージ

アタマの上の数本のタテ線は

ネガティブ状況には必須です。

 

 

④驚き

棒人間の入門編でもお馴染み

吊り眉に大きな白目の「驚き」の表情
衝撃が発したような効果線と

ベタにビックリマークで分かりやすくなります。

 

感情の輪の基本感情では

「驚き」はポジティブでもネガティブでもないそうです。

 

 

⑤悲しみ

ちょっと泣かせすぎかもしれませんがw

頬を滝のように流れる涙は

悲しい感情を豊かに表現できる

マンガならではのテクニックですね。

(最初に使った人って誰なんだろう・・・???)

 

 

⑥嫌悪

意外とこの感情って隠れてますね。

「プルチックの感情の輪」を知らなければ

あまりこういう表現しなかったかも。

 

上下の瞼を2本線で表し

間に点を加える目の表現も

マンガの小ネタシーンでよく使われてますね。

 

 

⑦怒り

怒る、怒られるってのは

イラスト講座でもよく描かれるシチュエーションです。

 

このブログでも怒りの表情を描くことで

「怒り」が解消されていくなんて

お話もさせてもらってます。

 

怒りにも種類や強度で描き分けられるので

知っておくと何かとお役に立ちます。

 

 

⑧期待/予測

これも感情なんですね!

 

眉・目・口を顔の上に配置して

見上げるようなイメージに

線をクロスさせて腕組みして

思案しているポーズになります。

 

口の向きだけで

ポジティブにもネガティブにも

予測しているイメージが描き分けられます。

 

 

こんな風に書き分けていくと

棒人間の感情曼荼羅ができそうですね。

 

基本感情の組み合わせでできる

二次感情(混合感情)については

 

また追々、講座やブログで描いていきますね!

 

 

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