1月7日(日)から時が止まったブログです。
なかなかパソコンに向かう時間が取れず
南島原ドライブ続きです。
PM 0:30 有馬キリシタン遺産記念館
キリシタン迫害の歴史を垣間見た後
原城跡の北にあるマリア像を見に行こうとメグパパ
PM1:00
まだ完成していない教会らしき建物が見えてきました。
とてもシンプルな教会だねと思ってたらまだ未完成だそうです。
中に入ってみて驚いたのが鎌倉の大仏とほぼ同じ大きさの高さ10mのマリア観音像でした。
とても不思議な事ですが、マリア像を一目見た途端に私の目からは涙が留めなく溢れ出てきてしばらく止まりませんでした。
このマリア像がたくさんの彷徨える魂を救ってくれるだろう、本当に良かったという安堵の気持だったように思います。
自分はクリスチャンではないんだけどと前置きされ、教会建築に携わっておられる関係者の方に詳しく説明をしていただきました。
神奈川県藤沢市の彫刻家親松英治氏(88歳)が1本の楠の大木を40年かけてお一人で掘って完成されたものですが、クリスチャンではない方がこのような素晴らしいマリア像を作られたのが驚きです。
島原天草一揆により犠牲になった多くの人の魂を弔う為に自分が
マリア像を作らなければという強い使命感により作られたそうです。
南島原に設置される事が決まり、神奈川県から島原まではマリア像を横に4分割されたものをトラックで運ばれたそうです。
シンプルな中に厳かさが感じられたステンドグラス
目を閉じたままのマリア様とイエス様から奥深い慈悲が溢れ出て
いるように感じられました。
教会から見下ろせる所にある原城跡
中のマリア像は外からは見えませんが
マリア観音像の制作に40年間励んで来られた鬼松さんの思いが原城跡まで届いていると思います。
屋根の上には平和のシンボルの白鳩
教会は今年の5月頃には完成予定らしいです。頑張って下さい。
完成したらまた見に来ますね~と別れを告げて
私もクリスチャンではありませんが、高校生の時に教会に
英語を習いに行きそこで少しだけ聖書に触れた事もあり
今回のマリア像を見られて、とても清々しい気持ちになれました。
雲間から差し込む光を眺めながら、世界から争いがなくなり平和
でありますようにと願いつつ