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「企画展 スカイツリーを予言した!? 粋な江戸っ子浮世絵師・歌川国芳展」トークイベント

刺青|賽のじ雑記

東京は目白にあるアダチ版画研究所さん

生憎のお天気でしたが先週土曜日に開催された
「企画展 スカイツリーを予言した!? 粋な江戸っ子浮世絵師・歌川国芳展」
のトークイベントに行ってきました^^

足元の悪い中お集まりいただいた大勢の皆さん
そして関係者の皆々様方
この場を借りて改めてありがとうございました

刺青|賽のじ雑記

当日のプログラムは午後1時から版画の彫りの実演と解説があり
2時から版画の彫りの親方である新實氏と学芸員の松崎氏と僕とのトークタイム

人様の前で講釈を垂れなくてはならないとあって
多少憂鬱な気持ちで挑んだんですが
版画の彫りの実演が始まると一観客になっちゃって
自分の順番が周ってくる事などすっかり忘却し
夢中になっちゃいました^^

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当日は国芳の「其まま地口猫飼好五十三疋」から
「三毛ま」の主版の彫りを

こちらは版下を貼り付けた版木に小刀を入れる「彫り」の工程

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そして線の両側に彫りが入ると
不要な部分を「さらい」ます

さて、2枚目の写真にチラッと写っている黒い物体

何を隠そう

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現在鋭意復刻中の
「通俗水滸伝豪傑百八人之壱人」
「浪裡白跳張順」「水門破り」の
主版の彫りあがった版木です

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これを摺った校合摺から色ざしが行われ
色版が彫られます

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こちらは校合摺を版木に貼って
張順の彫り物(刺青)の版を彫っている最中の版木です

左右が反転しているのは説明しなくてもわかるよね

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これは主版の張順の顔部分
毛の彫りの緻密さが伝わるかな?

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こっちの方が写真が上手く撮れてて
版木の雰囲気が伝わるね

復刻版画と言うのは専門の職人さんが
当時とまったく同じ工程を
こうして一からたどっていくので
当時とまったく同じ感動が蘇るんです

この作品はこれから順次色版が彫られ
摺り上がるのはあとひと月後

年内には完成との事で
いまから待ち遠しいですね~

当時とまったく同じ工程で
2百年ちかく振りに再現された
「通俗水滸伝の張順水門破り」を
実際に手に出来るなんて(涙

しかも今回は美人画や役者画、花鳥画や風景画などよりも
相当に手のかかる国芳の武者画にもかかわらず
思い切った価格を設定してくれてます

更に良いお話の発表が当日取材に来ていた
タトゥートライバルの次号(12月21日発売?)に
掲載されますよ~

貴重な初摺を入手できるチャンスに
一刻も早く秘密情報を知りたいってぇ
せっかちで初物好きな江戸っ子は
僕に連絡してみてね

こっそり教えてあげるかも^^

アダチ版画研究所
東京都新宿区下落合 3-13-17
電話 03-3951-2681


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