浮世絵の祖・菱川師宣

今から約三世紀以前
1694年の今日7月25日
当時の暦で元禄7年6月4日
浮世絵の祖と呼ばれる
菱川師宣(ひしかわもろのぶ)が亡くなった日です
師宣と言えば郵便切手にもなった
「見返り美人(上図)」が有名ですね
この師宣から「浮世絵」が始まったと言われています
師宣から始まったこの絵画様式が
時代を下ると共に様々な技術を産み出し
明治期までの二百数十年間発展を続け
広くヨーロッパに影響を及ぼすまでになるのです
明治末期まで三世紀にもわたって庶民に愛され
海外の芸術家らに高く評価された浮世絵も
当時の権力者の弾圧に曝され続けただけに止まらず
明治開国後も日本国内では非常に低く評価されました
結果数十万点もの作品が海外に流出し
現在でも海外で大切にコレクションされています
なんだか寂しいような有難いようなお話ですね
僕らの取り組む刺青もこの辺の事情は
浮世絵と似ているのかも知れません
国内では低俗なものとして蔑まれ
正当に評価しようとする以前に
恥ずべきものと片付けられています
刺青もこの「浮世絵」の系譜から発生していますから
僕ら刺青師は師宣に足を向けて寝られませんね
浮世絵の創成を知る為の参考にご一読を
刺青|賽天 - www.psyten.com
