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清方ノスタルジア 名品でたどる 鏑木清方の美の世界 - サントリー美術館

刺青|賽のじ雑記-東京ミッドタウン

3、4日前にも来たんだけど
再び東京ミッドタウン

行き先はサントリー美術館です

刺青|賽のじ雑記-鏑木清方

そうそう、鏑木清方開催中

※左に写り込んでいる下郎は無視してください

「清方ノスタルジア
名品でたどる 鏑木清方の美の世界」

鏑木清方(明治11年 - 昭和47年)

近代日本画界の三大美人画家の一人に
上村松園と伊東深水と共に数えられる巨匠です

13歳で水野年方に入門し挿絵画家から日本画家へ

師の年方といえば月岡芳年の門下
芳年といえば歌川国芳の門下ですから
清方は僕らの崇め奉る「国芳」の曾孫弟子になります

ちなみに三大美人画家の内のもう一人
伊東深水は清方の門下です

清方の画業を語る上では
その生きた時代を抜きには語れません

清方に限りませんね
どの画家の画業も
その「時代」と密接に寄り添い
切り離しては考えられません

清方入門から10年を迎えて
挿絵画家として軌道に乗り始め
「烏合会」を結成
精力的に活動を始めた20代
日本はまさに戦争の時代へと
突入していきました

度重なる戦争と震災で
様々なものが破壊され
また創作活動にも
多くの制限がされた時代でした

刺青|賽のじ雑記-サントリー美術館

これは今回の図録ですが
ポスターなどにも使われている
「春雪」が表紙です
この作品は昭和21年
そう、大東亜戦争終戦の
翌年に描かれました

戦時中に清方が
強く感じていた鬱屈が
こんな形で開放されるとは
とても意外で
とても新鮮な感じがします

日本画家としての画業
挿絵画家としての仕事
その他の習作類や
デザイナーとしてのデザイン

多感な時期を過ごした明治の時代
画家が自立していく過程と
歩調を合わせる戦争の時代への突入
そして老齢で迎えた戦後の20数年間

清方の画面から
常に発散される暖かさと
少しばかりの切なさは
まさに明治の面影に対する
清方自身のノスタルジーですね


またまた「別冊太陽 日本のこころ」からですが
展覧会に足を運ぶのが難しいという方は
152の「鏑木清方 - 逝きし明治のおもかげ」で
清方ノスタルジックワールドをお楽しみください

美人画としての姿
浮世風俗画が伝える郷愁
そして・・・・・・・・
それらから静かに発散される
清方の心情のようなものを
感じとってくれたらいいなぁ

おおっと、会期終了は
平成22年1月11日となってます
行けそうな方は遅れないようにね~

サントリー美術館
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド
電話 03-3479-8600


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