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現代勘亭流シンポジウム - 国立伝統芸能情報館

$刺青|賽のじ雑記

ここは国立劇場の敷地内に
国立演芸場などと合わせて
設けられている伝統芸能情報館

「現代勘亭流シンポジウム」なるものを
拝聴しに行ってきました

所謂「江戸文字」と言われるものを
4つに大別した内の1つが
この「勘亭流」と言われる様式

伝統芸能である歌舞伎の世界を舞台に
徳川幕府御家流を基に発展し
「岡崎屋勘六」によって
一つの様式を完成させた
行書系統の江戸文字書体です

では他の3つはというと・・・・・・・・

一つはビラ字から寄席をその
主な舞台にして発展し
中興の祖故橘右近先生によって
昇華命名された「寄席文字」

もう一つは「根岸流」とも称される
江戸相撲を舞台に受け継がれ
現代に伝わる「相撲字」

残りの一つは「篭字」とも称される
「千社札」や「提灯」などに使われる
楷書系の文字

歌川国芳の弟子の芳兼が
「田てう」の号で筆耕し
合わせて画も描いてましたね

十六丁などの大判のものは
浮世絵師とのコラボレーションも多く見られ
錦絵と遜色のない札も多くありますね

なんて・・・・・・・・
話が膨らんでいくと
限がありません(汗

話を戻して肝心の
「現代勘亭流シンポジウム」です

パネリストは三名

先ずは「江戸勘亭流家元」の小山観翁先生
歌舞伎座や国立劇場の
イヤホンガイドでお馴染みの御大で
古典芸能に関連する著書も多数あります

お次は「光亭勘亭流書道研究会奥伝」の伏木寿亭先生
歌舞伎座や新橋演芸場、名古屋御園座
九州博多座などで活躍されていて
勘亭流に関する著書も書かれています

お三方目は今回のシンポジウムを企画、主催された
「三禮勘亭流主宰」の荒井三鯉先生です

ゲストとして国立演芸場支配人で
故竹芝蟹助先生のご子息である
古賀司郎氏が参加されていました

この四人のメンバーを見たらもう十分ですね
まさに「現代」の「勘亭流」の全ての首領が
一同に会したシンポジウムでした

貴重な資料の展示や
パネリストお三方による
とても面白く貴重なお話からはじまり
一度にお三方の筆法の実演が観られ
あっという間の二時間

主催の荒井三鯉先生はもちろん
「勘亭流」に関わる皆さん方の
「勘亭流」に対する愛情や
仕事に対するプライドが強く現れ
自身の生きる世界や後進への
責任を全うし還元しようとする
懐の深い姿勢に感動しました

メシの種である「仕事」の発展という
ついついケツの穴の狭い料簡に
陥りがちな問題

大乗では住まう池である業界の発展と
小乗での自身の技術や経営の発展という
相乗させる事の難しい活動を
勇気を持って進められている方々の爪の垢

もらってくるの忘れちゃったな^^

朝晩に煎じて飲みたかったのに・・・・・・・・

国立伝統芸能情報館
東京都千代田区隼町4-1
電話 03-3265-7411


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