タイトルは、僕が最近興味を持っているドイツの哲学者ヘーゲルによる著書『精神現象学』に於いて良心の二面性を表した言葉。
最近はこの「行動する」という事がやたら賞賛されている気がする。
確かに、行動を起こすには勇気が要るし世間から批判される覚悟だって必要だ。
だけどただ何でもかんでも思い付くままに行動すれば良いかというとそれも違うだろう。
他方「評価する」というのはややもすると「安全な所から」「綺麗事ばかり」発言している(無責任なヤツ)と思われかねない。
だがしかし、別の見方をすればこの人たちは「自分の言葉に忠実であるならば」そうした考えを内包していると言うことができる。
「生の哲学」というのがあって、これは「普段頭でっかちな人がいざという時にどう行動するか、自分の考えた通りに行動できるか」というか「そうした状況下で最善の事象は何か」を探究するものだったと記憶している。
Σigma