茜川莉奈
暑くないっすかね?
あかねがわん
わふー
りにゃー
にゃふー
茜川莉奈
うん・・・だから暑くない?
なんでわたしの上に乗っかってるの?
あかねがわん
わふ~?
りにゃー
にゃっふ
茜川莉奈
う~ん・・・懐いてるから良しとすべきなのか。
それとも嫌がらせの一環なのか・・・解せぬ
七條純夏
それより、君はここに何しに来てるかという
疑問は湧かないか?
茜川莉奈
へ?・・・助手ですけども・・・
七條純夏
助手というのは横になって炬燵越しに
僕を眺めるのが仕事か?
茜川莉奈
えへへ・・・ちょっと横になったら
どうなるのかなぁと思ったら、つい
七條純夏
横になっているのがいれば
必然的に近寄りたくなるのが犬と猫だろう?
茜川莉奈
なるほど!
あかねがわん
わんっ!
りにやー
にゃんっ!
茜川莉奈
ですよねー(>_<)
七條純夏
それが・・・最後の言葉になるとは
夢にも思わなかった
茜川莉奈
やめてー(;゚Д゚)!!
怪談にしないでー!!
七條純夏
ふふん、面白いだろう?
茜川莉奈
そんなことないですー。
全然面白くないですー(´-ω-`)
七條純夏
それが嫌だったらちゃんとしたらどうだ?
茜川莉奈
七條くんはそう言うけど
ちゃんとするにもわたしの仕事って何?
七條純夏
助手だろ?
茜川莉奈
前から気にはなってたけど、助手って何?
何をするのがお仕事なんだろ?
七條純夏
ふむ・・・
茜川莉奈
そこいら辺があやふやだから
結果こうなっちゃう_(:3 」∠)_
七條純夏
確かに、一理あるな
茜川莉奈
あとはとびっきりの炒飯を作るぐらいしかないっす
七條純夏
喰らわせることになるのか・・・
茜川莉奈
うん?なんか暴力的な表現だね・・・?
もっとない?披露するとか
七條純夏
お見舞いするとか?
茜川莉奈
ん~?やっぱり暴力的な表現が抜けないね(;゚Д゚)
七條純夏
なんでだろうな?僕の意志では
そんなつもりは一切ないのに
言葉にするとそうなってしまうなぁ?
茜川莉奈
七條くんらしくない嘘くさい物言いしてる( ゚Д゚)!?
・・・なんというか、今日も平和ですね
あかねがわん
わふー
りにゃー
にゃふー
七條純夏
結局、横になったままの会話だったな
#36につづく