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ご訪問ありがとうございます
発達障害を専門に
メンタルヘルスやコミュニケーションの
講演・研修をする心理カウンセラー
このブログは
スーパーカウンセラー歴
35年の私が
”ちょっと変わった”家族と
ごきげんに過ごす
毎日を綴った
日常ブログです。
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【お知らせ】
①6冊目の本が三笠書房より
来年1月に出ます!
②年内に初エッセイ集が
電子出版されます
今年4月の最新刊
アメトピ掲載人気シリーズ
夫が4人の同僚とともに
飲みに出かけたのが19時。
帰ってきたのは
午前3時でした
ここまで遅いのは珍しいので
どこかで倒れているのでは?と
心配になりました
(若い頃は浮気しているのでは?でしたが(笑))
今日はどんな様子だったかを聞くと
う~ん、最後は仕事の話になる(笑)
ですって
でも
彼に対して後輩が言ったそうです。
神田さんは
いつも黙っている。
僕ならつい好き嫌いを
相手への態度に出してしまい
感情的になるのに
神田さんはそうしません。
夫に、これを
どう思うか尋ねると
うれしかったとのこと
それは
仕事では
人間関係を保つために
どの人にも
同じように接するし
自分の意見を
押し付けないようにしている。
注意をする場合は
それはだめ!
という言い方ではなく
最近、困っていることは
ないか?
と質問するように
心がけているからだそうです。
自分の思いが
周りに伝わっているとわかると
気持ちがいいですよね
夫の人格は優れていると思いました。
そして
どうしてそういう考えに
なったのかを問いました。
質問しながら
ハッと
思い出したことがあります。
もしかして‥最初の職場から学んだ?
と言うと夫が頷きました。
中途教員採用の彼は
養護学校の教員がスタートでした。
子どもは重度心身障碍児で
バギーに乗ったまま
授業を受けます。
最初はショックだった彼も
そのうち子どもたちが
かわいらしくなります。
それに反して
子どもの数以上に先生たちはじめ
スタッフの数が多くて
人間関係は
ひどいものでした
そうした
人間の醜さから目を背けて
あの頃の彼は
心を閉ざしていました。
その後
一般学校に転勤となり
今に至ります。
あの時の職場は
インパクト強かったけれど
そこから学びを得て
後輩の言葉に表されるように
成長につながったのね
‥しみじみ。
来春、彼が退職することを
同僚は誰もまだ知りません。
本来ならもう一年あるから
まさか途中でやめるなんて
思ってもいないことでしょう
どっちみち退職金などの条件に
変わりはないし
十分に満足して
現在の仕事に
終止符を打ちます。
夫婦って
思い出を共有しているけれど
こんなにじっくりと
心の内を
話せるようになったのは
35年経った最近です。
新たな発見があって
おもしろいです
なんだか今日も
ごきげんです
人生をごきげんに過ごす相談は