LIVE「東京パフォーマンスドール 豊洲 2018.06.08」 | PSYCHO村上の全然新しくなゐ話

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発売より時間が経過したアルバム、シングル、DVD、楽曲等にスポットを当て、当時のアーティストを取り巻く環境や、時代背景、今だから見えてくる当時の様子などを交え、作品を再検証。

東京パフォーマンスドール 7thシングル「Shapeless」リリース記念イベント ららぽーと豊洲  2018.06.08

昨日7日に行われた池袋のイヴェントは、東京パフォーマンスドールにとって初めて使用した会場となったが、翌8日の会場は誰にとっても思い出深いららぽーと豊洲。これまでの歴代作品発表に従うリリース・イヴェントで何度もこの会場でミニ・ライヴや特典会をTPDは開催しており、メンバーにとってもファンにとっても、ある意味、ホーム・グランドのようなものだ。前作「TRICK U」に従うイヴェントでは、この会場は日程に含まれてなかったので、昨年(2017年)9月に行われた「Summer Glitter」の時以来である。

 

ここは野外ステージで、しかも6月という雨が降り易い季節。それでも、この日は天候に恵まれて晴れ。イヴェントは19時からなので日も落ちて暑くも無く、気候的には非常に良い環境となった。1830分頃になると、ステージにスタッフS氏が登場。この日の特典会はメンバーとの写真撮影会が無かった事もあり、S氏と観客でじゃんけんをして、勝ち残った方にメンバー各人のチェキがプレゼントされる企画が行われた。

 

事前に告知されていたイヴェントの注意事項でも、この日は2045分に終了と書かれているので、この辺りは会場の利用規定や閉店時刻との兼ね合いでイヴェント内容が決められていると推測できる。その中で、撮影会が無い代わりにチェキをプレゼントするという企画は、スタッフの非常に粋な計らいだ。じゃんけん大会を経て、メンバーが公開リハーサルのために舞台に登場。「Kiss x Bang Bang!」によってリハーサルが行われた。リハーサルと言っても、この日は本番同様に1曲を通しで歌い、最後のサビの繰り返しでは、浜崎香帆氏が「リハーサルだけど!」と観客に呼び掛け、一緒にピストルを打つような振りを行った。

 

リハを終えてメンバーが一旦、舞台から去ると、スタッフTT氏と浜崎氏が登場し前説を行う。話題はZIP!のロケで、TT氏が「カメラが回っていないところでの裏話のようなエピソードはありかすか?」と質問。ZIP!の出演者は既に何年も番組に出演されている方が多く、カメラワークもひとつの流れが決まっているらしい。浜崎氏はまだ慣れていない事もあり、出演者全員が見ているカメラとは別のカメラに目線を送っていたり、ひとりだけ違う方向を向いている事があるといった話が披露された。

 

また食べ物のロケで出された料理や食材は廃棄する事なくスタッフが食べているようで、浜崎氏が「この前はADさんがアスパラをひとりで7本食べた」との事。それを聞いたTT氏は「スタッフは胃が強靭じゃないといけませんね」と返している。さて、この日のイヴェントは急遽、赤の流星も出演する事が決まっており、その赤の流星はTPDのイヴェント本編が始まる前のオープニング・アクトとして出演。

 

上西星来氏がスタッフにお願いし、この日は赤の流星が出る事が決まったらしい。前日の池袋でのイヴェント内で話題に出た、「赤の流星のワンマン公演にどれぐらいの人が行く予定になっているか」という問いは単なるMCネタでは無く、上西氏は結果を真剣に受け止めていたのではないかと思われる。TT氏が「音楽番組風に曲フリをお願いします」と言い、浜崎氏が赤の流星「あなたに逢いましょう」を紹介。御両名が登場し、パフォーマンスを披露した。

 

歌を披露した後、両名は「あなたに逢いましょう」が収録されている「Shapeless」初回盤Cの紹介と、今後予定されているワンマン公演の告知を行った。上西氏と脇あかり氏は観客に挨拶をして舞台を去るが、その際に「すぐに出て来るけど」と言い客席からは笑いもあった。その言葉通り、赤の流星の御両名が去って数秒で「WE ARE TPD!!」が流れ始めた。この日のメニューは以下のようになっている。

 

赤の流星(オープニング・アクト)

・あなたに逢いましょう

 

TPD

WE ARE TPD!!

SURVIVAL!!

Kiss x Bang Bang!

Shapeless

SHINY LADY

 

5日に渋谷タワーレコードで行ったイヴェント前説内のTT氏と高嶋菜七氏のトークで、TT氏は「SURVIVAL!!」がお気に入りという話題があり、「是非、今回のリリイベでも」というトークがあった。その意見を反映してか、この日は「SURVIVAL!!」が登場。「WE ARE TPD!!」に続く楽曲として歌われた。後の挨拶でもメンバーが「扇風機も無いのに、天然の風の演出」と話していたように、本曲でも風によってメンバーの髪が靡き、歌詞の勇ましい世界観が天然の演出によって繰り広げられた。野外でしかも海が近い場所にあるステージらしい利点である。

 

以降はシングル「Shapeless」収録曲を中心とした流れ。この日も浜崎氏はZIP!のロケを行ってからイヴェントに参加するスケジュールだったようで、珍しくトークやMCでは噛む場面が多く見られ、連日のイヴェントもあってか少々お疲れ気味に感じられた。関東でのイヴェント日程も、この時点で残すところ2か所。舞台に立つメンバーや支えるスタッフは勿論大変だが、連日参加しているファンも、体調を崩す事無くイヴェントを楽しみたいところである。

 

 

 

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