なりすまし
劇団 「前回の記事は『悲しげな波動』ということで、
4月3日のトランプ 関税 発表会見で
トランプの波動を読むと
悲しげな波動をしていたのは
関税強化の影響で大勢の人々が苦しむの
悲しんでいたせいではないか。
という話だったんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「ボクとしては、
CSさんの
トランプは
普段は周りの人に思いやりのある
優しい人物
という言葉が違和感バリバリだったのですが。」
CS 「 普段のトランプはこういう感じですよ。」
CS 「ホワイトハウスのスタッフが
重病で苦しんでいたら、
直接電話をかけて励ましたり
見舞金を出したという
話もありますし。」
劇団「テレビとか見てると
血も涙も無い人みたいな
イメージですけど。」
CS 「トランプが自分と対立した人物を
激しく非難したり
事実と異なるフェイクを執拗に
主張し続ける姿勢は
若い頃に出会ったロイ・コーンという
弁護士の影響なんです。」
劇団「その人の名前は初めて聞きました。」
CS 「20代のトランプが 所有する不動産で
人種差別の訴訟トラブルに巻き込まれ
廃業の危機に陥った時に
相談した弁護士たち全員が
勝ち目なしと断った中で、
「ああ、それなら間違いなく君の勝ちだよ。」
「司法省のやつらを怒鳴りつけて、
差別をしたというならそれを証明してみろ!
と言ってやれ。」
と唯一引き受けたのがロイ・コーンです。」
劇団「まさにトランプを連想させるキャラですね(笑)」
CS 「ロイ・コーンは戦後米国の赤狩りにも関与し
ローゼンバーグ夫妻を死刑台に送り込んだという
自慢を吹聴していた人物で、
NYでは(悪魔と取引した弁護士)
と有名な悪徳弁護士でした。」
「悪魔弁護士に助けられた若きトランプは
ロイ・コーンの手段を選ばない
汚い手口と卑劣さに醜悪さを感じながらも
(ロイ・コーンは天才だ!)
と周囲に彼の才能を高く評価して
一定の距離を取りながら、
事実をねじ曲げてでも
敵を攻撃し勝利する 手法を学び
現在のトランプ像を確立したわけです。」
トランプがロイ・コーンから学んだ三つのルール
ルール1 攻撃、攻撃、攻撃
ルール2 非を絶対に認めるな
ルール3 勝利を主張し続けろ!
劇団 「トランプそのものですね。」
CS 「この2人の師弟関係については
米国の反トランプ・左翼勢力が制作した
『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』
という映画で描かれています。」
(予告編動画)
CS 「ロイ・コーンの晩年は
大富豪の財産分与の遺言を
勝手に書き換えた罪で
弁護士資格を剥奪され
AIDSで亡くるという
悲惨なものでした。」
(ロイ・コーンは同性愛者だった)
劇団「罰が当たったんですね。」
CS 「ロイ・コーンの愛人だった男性によると 、
現在のトランプが相手を攻撃する時の話し方、
声のトーンは彼にそっくりだそうです。」
劇団 「我々が見ているトランプ像は 、
実はロイ・コーンーを真似て
トランプが創り上げた
キャラクターなんですね。」
CS 「言うなれば米国の過酷な競争社会を
生き延びるために
トランプはロイ・コーンを真似た
社会的人格を創り上げ、
その仮面を纏いながら
不動産王から大統領にまで
昇り詰めたわけです。」
劇団「そんなことあるんだなぁ。」
CS 「実は成功者にはこういう話が
多いです。」
劇団「そんなにあるんですか。」
CS 「例えば、北野武。」
CS 「北野武が若い頃、
浅草のストリップ劇場にいた時に
師匠と慕っていた芸人が
深見千三郎です。」
なかったのですが、
彼の知人によると
ツービートでデビューした頃の
北野武の毒舌や話し方は
深見そっくりでした。」
劇団「トランプがロイ・コーンという
社会的人格を演じ続けて
大統領にまでなったように、
北野武は深見千三郎を演じることで
芸人として成功したんですね。」
CS 「わたしはこの現象を
なりすまし
と呼んでいます。」
「興味深いのは
なりすましのモデルになった人は
成功しないのですが、
なりすました人物は大成功したりします。」
「我々が、(オリジナルで成功した)と
思っている人物が
実は(なりすまし)という例は多いです。」
「レディーガガも
奇抜なファッションやキャラクターで
一時期すごい人気がありましたが、
あのキャラクターはルームメイトだった
レディ・スターライトに影響を受けて
創り上げたものです。」
CS 「ガガはキャラクターやファッションは
スターライトを真似て、
そこに自分なりの音楽性など
色付けして成功したわけです。」
劇団「個性的なキャラを確立しているような有名人が
実はなりすましだったって面白いです。」
CS 「逆に言うと、
ロイ・コーンや深見千三郎・スターライトは
本来のキャラクターなので
自分自身でうまくコントロール
できなかったのですが、
客観的に観察できる立場にいた
トランプ・北野武・レディーガガは
(成功するためにどの程度
なりすましキャラを演じればいいか?)
というさじ加減が分かっていたので
成功できたということです。」
劇団 「でも、トランプの人格がロイ・コーンだとすれば、
トランプ本来の本質はどんなものなんですか?」
CS 「それはトランプが暗殺未遂で生命の危機を
実感した後、
一時期だけ表出していたのが
彼本来の本質でしょう。」
本当のトランプですか?」
CS 「信仰深く、酒もタバコも嗜まず仕事熱心で
他人に親切・寛容な
プロテスタントティズムなキャラクター。」
「そういう本質が、たま~に出てくるのでしょう。」
劇団「人間ってわからないものですね。」
CS「映画『アプレンティス』では
老いて弁護士資格を剥奪され
AIDSになり行き場を失い
助けを求めてきたロイ・コーンを
トランプは冷酷に見捨てます。」
CS 「でも、実際のトランプは自分が所有する
ホテルの一室にロイ・コーンを住まわせて
彼が亡くなるまで面倒を見たそうです。」
劇団「なるほど、CSさんが『アプレンティス』を
反トランプ・米国左翼勢力が作り上げた映画
と言った理由がわかります。」
CS 「昨年、大統領選挙中のトランプが
性的暴行で訴えられ
7億円を支払う有罪判決が下ったのですが、
被害者女性が有名な左翼コラムニストで
デパートの試着室で暴行を受けたというのが
1995年か1996年か日付もはっきりせず、
(米国のLow&Orderというドラマで
同じストーリーがあった)
有罪判決を下した女性裁判官が被害者女性と
同じ民主党支持で親しい仲だったという
とんでもない話です。」
CS「米国左翼はでっちあげの魔女狩り裁判を平気で行い、
日本の左翼寄りメディアも同調したニュースを
流しているから、こちらも騙されてしまいます。」
CS 「右も左も信用できません。」
劇団 「最近、ニュースでもトランプは
ボロクソ言われてますね。」
CS「あれも情報操作の一種で、
現在の米国はコロナショック時のバラマキで
膨大な債務を抱えていてこのままでは
財政破綻をするから、
トランプは職員のリストラを行い
他国への援助は打ち切り、
関税収入を上げて乗り切ろうとしている。
という背景を説明しないと、
トランプが頭おかしくて
メチャクチャな事やってる人物にしか
見えなくなります。」
劇団「無茶やってるように見えますが。」
CS「考えていただきたいのですが、
もしも劇団さんが
潰れそうな大企業の社長になって
(会社が潰れて全社員が路頭に
迷うのだけは食い止めないと!)
と思ったら、
まず必要ない部署の
働かない社員をリストラして
取引先の会社に圧力かけて
(リベートを上げろ!)と要求し
下請け企業には
(もっと安く引き受けないと
契約打ち切り!)と脅かし
有望な技術を持った中小企業を
出来るだけ安く買い叩き吸収する
外注していた仕事も
出来る仕事は自社社員にやらせて
社用車もレクサスを
中古の軽自動車に変えて
地域の恵まれない人たちへの
社会的ボランティアや寄付は打ち切り
などをなりふり構わずやると思います。」
「トランプも同じことをやっているわけです。」
「開発途上国の人たちには気の毒ですが、
トランプは地球連邦政府の大統領じゃなくて
米国の大統領ですから
アメリカ国民を第一にして
他国を切り捨てるしかないのでしょう。」
「そこを
(米国が潰れそうだからやっている)
という枕詞を入れないと、
トランプがただ極悪非道な人間にしか
見えないわけです。」
劇団 「それでトランプは(耐え抜け!)と
言っているんですか。」
CS 「しかし、わたし個人としては
米国トランプ革命は無理がありすぎて
どう考えてもうまくいくとは思えません。」
「でも、4年後の未来の流れを読むと
トランプは満足げに笑っていて、
日本経済はどん底に落ちている。」
「米国は日本やその他の国々を犠牲にして
自国だけ助かるのでしょうか?」
劇団 「うーん・・・。」
CS 「前回紹介した動画で
未来を読むサイキック・ショウタさんは
未来の流れの分岐点がいくつかあると
言っていました。」
(YouTube動画)
CS 「個人的にはその内容を
①たくさんの人々に時間が来る
→東日本大震災
②10年後に世界中に影響がある分かれ道が来る
→コロナショック
③日本や世界にとって大事だった人に時間が来る
→安倍元総理の暗殺
④人の欲望による分かれ道が来る
どの国の人も自分の利益が一番だからね
→米国トランプ革命による世界秩序崩壊
⑤3年後、絶対に戦争が起きる
これはどうしても避けられない
たくさんの人に時間が来る
→2030年前後の第3次世界大戦勃発
と読んでいます。」
「そう考えると、15年前の時点で
安倍元総理の暗殺とトランプ再選の
未来の流れは決まっていたのですね。」
つづく
※次回の記事更新日は5月1日になります。
『コメント欄の利用について』
当ブログのコメント欄では記事に対する感想のみを受け付けており、
質問に対する回答はしておりません。
メールやメッセージでの質問、 問い合わせにも対応していません。
(新規受講者の受付は停止しています。)