(前回の関連記事は「クンダリニーいろいろ」です。)
サイン
劇団 「前回の記事では、『クンダリニーいろいろ』という事で、受講者のいろいろな
クンダリニー体験の記録の一部を紹介したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「受講者の方々から、(他の人はどんな感じで行が進んでいるんですか?)
と訊かれることがあり、たまにこうして記事にすると楽しんでいただける
ようなんです。」
「ただ、誤解を招く可能性が高いのであまり書き過ぎないようにしているのですが。」
劇団 「誤解というのはどういう事でしょうか?」
CS 「わたしが定義するクンダリニー覚醒は、
通常は人体に眠ったままのクンダリニーを目覚めさせた結果、生体エネルギーの
絶対量が増大し、さらにエネルギーの質を純化・練成していく一連のプロセス。
となります。」
「そして、記事で紹介した
寝ているときに背骨の1つ1つがくねくね動いているような感じ
家ごと揺れているようなすごい振動
尾骨を何かがゆっくり動いている感覚
身体が熱くてどうしようもない
会陰からクンダリニー特有の振動する電気的なエネルギーが全身に広がり
周囲の空間に一気に噴射し体が浮遊
バリバリバリ、ドシャーンと家が凄い光(白)と轟音に包まれ、目の前は
ギザギザのオレンジに近い赤の波形映像、体に幾らかの電流が流れる
などという現象も、クンダリニー覚醒のプロセスで起きる変化の一部に過ぎません。」
劇団 「あまり重要ではないということでしょうか。」
CS 「そうですね。」
「わたしから見ると、クンダリニー覚醒のプロセスの状況を示す反応の1つに過ぎません。」
「そういった反応をわたしはサインと読んでいます。」
劇団 「サインですか。」
CS 「クンダリニーという1つの概念に縛られることなく、様々なサインを複視眼的に読み取り
ながら答えを導き出す必要があるわけです。」
「例えば、劇団さんがいきなり体の調子が悪くなって、
みぞおちから腹部にかけての焼けるような痛み
吐き気
胃痛
冷や汗や脂汗が出る
胸に圧迫感
呼吸が苦しくなる
こういった症状が出たらどう思いますか?」
劇団 「今の季節なら、アニサキスとか食中毒に当たったと考えますね。」
CS 「でも、上記の症状は心筋発作によって心筋梗塞へと症状が進んでいる状態なんです。」
劇団 「ええっ! それはわかんないですね。」
CS 「ちなみにアニサキスによる食中毒では
新鮮な海産魚類を食べて3~4時間後に
激しい腹痛
吐き気
嘔吐
といった症状が現れます。」
劇団 「確かに似ていますが、新鮮な海産魚類を食べて3~4時間後にということは、
刺身やお寿司を食べてなるわけだから見分けるのは簡単ですね。」
CS 「わたしは逆にヤバイと思いますよ。」
劇団 「なんでですか?」
CS 「たまたま刺身やお寿司を食べた後に心筋梗塞が起きたらマズイじゃないですか。」
「心筋は発作から15分後に壊死を起こし始め、2時間後には完全に死んでしまいます。」
「そして、 壊死が進むと心臓が正常に機能しなくなりショック状態に陥ります。」
「ということは、劇団さんが夜中に発作を起こして救急車に乗せられて、
(夕食で4時間前に刺身を食べたから食中毒じゃないでしょうか?)
などと救急隊員の人に話して、そのまま消化器系の病院に運ばれてアニサキスを
見つけるための胃の内視鏡検査を受けている間に心筋が壊死して手遅れになって
しまうかもしれません。」
劇団 「そう考えると怖いですね。」
CS 「実際に、ベテランの医者でも心筋梗塞を見落として患者が死に到るケースは
多いそうなんです。」
「寄生虫は後からでも取り除けますが、壊死した心筋は2度と元に戻りませんから
優先順位でいけば、
みぞおちから腹部にかけての焼けるような痛み
吐き気
胃痛
という症状が出た場合は、食中毒や胃腸の病気を疑うよりもまず循環器系の病院で
心筋梗塞の検査を受けることが論理的に正しいんですね。」
劇団 「確かに、ひどい激痛だと痛みが胸か腹かなんて見分けが付かないし、
呼吸が苦しくなったりもしますからね。」
「ボクは今度から胃痛や吐き気が起きたら、消化器系じゃなくてまずは循環器系の
病院に行って心筋発作や心筋梗塞を調べてもらうことにします。」
CS 「このように大部分の人は、
胃痛・吐き気= 食中毒 胃腸炎
とイコール(=)で簡単に決めつけてしまうんです。」
「同様に、ほとんど99.9%の神秘行修行者は
クンダリニー覚醒= 激しい熱感、 轟音と共にエネルギーが上昇
体外離脱などの神秘体験
と単純にイコール(=)で結びつけてしまいます。」
「わたしは今までマンツーマンで受講者の波動を読みながらエネルギー操作を行う
指導スタイルで数百人の人間を見てきましたから、良い例、ダメな例を含めて
たくさんのパターンやそれぞれに関連した数百以上のサインの蓄積があるわけです。」
劇団 「そんなにあるんですか?」
CS 「例えば、(尾骨に熱感が発生した)といっても、
尾骨の先端なのか?
尾骨全体なのか?
尾骨の表面なのか?
尾骨の内部なのか?
で意味合いが違ってきますし、
一口に熱感といっても、
カーッと熱くなる熱感
ムワッとした蒸気のような熱感
ビリビリした帯電感を伴う熱感
腫れているようなドクドク脈打つような熱感
などそれぞれ波動の性質や意味合いが違います。」
劇団 「本当に感覚的なものなんですね。」
CS 「さらに尾骨に発生した熱感が移動したりもします。」
「例えば、
尾骨だけが熱い
尾骨の熱感が両脚を伝わって流れる
尾骨の熱感が右脚だけを伝わって流れる
尾骨の熱感が左脚だけを伝わって流れる
そして、そこから更に、
尾骨から膝までしか流れない
尾骨から足首まで流れる
尾骨から足の甲まで流れる
尾骨から足裏まで流れる
と細分化し、
さらに脚を流れるルートについても、
脚の内側を流れる⇒腎経・肝経・脾経の3パターンあり
脚の前側を流れる⇒胃経
脚の外側を流れる⇒胆経
脚の裏側を流れる⇒膀胱経
とパターンが分かれていきます。」
「しかも、尾骨から脚に流れるエネルギーの性質についても、
尾骨から膝までは熱感だが、そこから下はビリビリした帯電感
尾骨から膝までは熱感だが、そこから下は何か流れているような流動感
尾骨から膝までは熱感だが、そこから下は押しつけられるような圧力感
など感覚が部位によって変化します。」
「これら波動の性質に加えて経絡の流れるルートによって、その後の展開が
変化します。」
劇団 「組み合わせは無数ですね。」
CS 「こんなのわたしから見たら情報全体の0.1%以下ですよ。」
「先ほどの例で言えば、クンダリニーのエネルギーは脚の方に流れるだけでなく、
さらに上昇する傾向もありますから。」
劇団 「上昇ですか?」
CS 「背中側の督脈、お腹側の任脈、身体内部の中脈、また身体全体を圧力として
上昇する場合もありますし、それぞれ反応する部位によっても違ってきます。」
劇団 「さらに反応部位も加わるんですか。」
CS 「例えば尾骨で熱感が発生してクンダリニーが活性化すると顔面ルート(任脈)に
反応が出るタイプの人がいるのですが、
印堂(額)皮膚表面のみ
印堂(額)皮膚の内部から骨までの部位
印堂(額)前頭葉浅部
印堂(額)前頭葉深部
鼻上部(表面近く)
鼻上部(深部)
鼻下部(表面近く)
鼻下部(深部)
鼻梁
舌
顎
などの部位によって、これまたその後の指導法が変わってくるんです。」
「もちろん、顔面ルートに出る反応自体も
圧力感
痛み
温感
熱感
冷感
流動感
帯電感
フワッとした気体がある感じ
スースーした感覚
何かが詰まって圧力が高まっている感じ
痰が詰まっているような不快感な詰まり感
など様々です。」
「もちろん、(顔面に反応が出ている)といっても
肉体的な身体だけでなく、
エーテル体
アストラル体
メンタル体
コーザル体
など、人間には階層状にさまざまなエネルギー的な身体がありますから、
クンダリニー覚醒も人によってレベルが違います。」
CS 「ですから、異性吸引能力も全員が発現するものでなくて、
こういった無数の反応(サイン)の1つに過ぎないんです。」
劇団 「クンダリニー覚醒自体も人によってエネルギーのレベルが違うんですか?」
CS 「例えば記事で紹介した受講者についていえば、
異性吸引の受講者Iさん → メンタル体レベル
幽体離脱した受講者Kさん→ コーザル体レベル
轟音を聞いた受講者Wさん→ エーテル体レベル
と反応している波動レベルが違います。」
「ここで断っておきますが、上記の区分はあくまで西洋系神秘行における
大まかな分類であってあくまで目安に過ぎません。」
「メンタル体とコーザル体の間にもたくさんの階層があります。」
「ですから、
はっきりとメンタル体レベル
と区別できるものではなく、
受講者Iさんはメンタル体の区分に分けられる
といった目安に過ぎません。」
劇団 「エネルギーレベルによって無数に分かれるんですね。」
CS 「以前、波動に敏感な女性の受講者がいて、たまたまオーラやアストラル体の
話になったので彼女の肉体からエーテル体を抜き出したら
(身体の温感が段々無くなって、風船が萎んだような感じになってきました。)
と反応していました。」
「そこで、次にエーテル体を戻してアストラル体を抜いたら
(身体が重くなって力が入らなくなってきました。)
とこちらも感じ分けいてわたしも
(なかなかの波動感覚だな。)
と感心しました。」
「ただ、これも普通に生活していて抜かれたら、相当優秀な霊能者じゃないと
まずわからないです。」
「逆に言うと霊能者がケンカを売ってきた場合は、対霊能者用の特殊な波動を
使用して絶対に気づかれないようにする設定が必要になるわけです。」
劇団 「そんなことばっかり考えているんですね・・・・(あきれ顔)。」
「それはともかく、いろいろ抜いたり戻したり自由自在というわけですか。」
CS 「わたしは丹道周天や術の設定・埋め込み、その他・特殊な訓練を続けながら
遠隔で人のエネルギーを操作する行為を毎日、何時間も繰り返しているわけで、
こういう生活を朝から晩まで繰り返していれば自然と能力は拡大するものです。」
「ただ、彼女から少し怯えている感情が伝わってきて(これはマズイな。)と思い、
それからこの実験は受講者に対してはしないことにしました。」
劇団 「確かに、女性が知ったら不安になるかもしれません。」
CS 「まぁ、レベルに違いこそあれ、エネルギーを抜かれるなんて
よくある話なんですけどね。」
「逆に、わたしの指導を受けていればその点もちゃんとチェックするわけですから
安心だと思うのですが、女性心理としては不安になるのでしょう。」
「女性への対応は未だに失敗することがよくあります。」
劇団 「波動能力と女性の扱いは別なんですね(笑)」
CS 「ちなみに、わたしもクンダリニーが上昇して頭頂のチャクラが開いた時に
寝ている間にエネルギーが抜けてしまって、全身がひどく怠くて重くなり
原因不明の慢性疲労のような状態が続いたことがあります。」
「困ったので元師匠に電話で質問したら、
(それは小周天の流れが悪いせいだから、下で上あごを思いっきり押すといい。)
と試しましたが全く効果が無く・・・・。」
劇団 「さすが小周天の鬼だけあって、元師匠は小周天で全部解決!だったんですね。」
CS 「運良く瞑想中にヴィジョンが降りてきて原因に気がついて、更にちょうどその頃
クンダリニー上昇でエネルギー操作能力が開いていたので、何とか自分で対処して
元に戻したのですが、あれがもっと時間がかかっていたら手遅れでしたね。」
「昔、読んだ気功書に、
急激型クンダリニー上昇をした人は50~60歳でポックリ死ぬ事が多い。
と書いてあったのはこれだと思いました。」
劇団 「それは怖いですね。」
CS 「わたしのところに来ている仙道研究家 高藤聡一郎氏の内弟子だった方に聞いたところ、
高藤氏も若い頃から髪が白くなり、少し修行をサボると身体の調子がおかしくなったり、
歯が抜けたりしたそうですから、おそらく何か抜けているんでしょうね。」
劇団 「そう言えば昔の記事で、
ヒーラーの書いた本の影響でヒーリング能力に目覚めた人が、風俗嬢に
ヒーリングしたら先天の気を吸い取られて髪が白くなって奥歯が抜けた。
という話がありましたが、それも関連があるのでしょうか?」
CS 「わたしはあると見ています。」
「というのも、たまにクンダリニー体験をした事があるという人の文章を読んだり、
そういう人からメールが来て波動を読むと、えらくエネルギーレベルが低下して
重くなっていたり、
本人のエネルギーが抜けて、代わりに低級霊が入って支配されているケースが
ままあるんです。」
劇団 「怖っ!」
CS 「このようにクンダリニー覚醒は危険ですから、軽々しく扱うものじゃなくて
修行でおかしくなって人生破滅してもいい位の覚悟が必要なんです。」
「伝授(アーチュメント)によって取り憑く場合もありますから、伝授を受ける場合も
伝授者の波動と一生繋がる覚悟が必要です。」
劇団 「クンダリニー覚醒でそういうヤバイ状態になっている人がいたら、
本人に教えたりするんですか?」
CS 「考えて欲しいのですが、本人は『自分はクンダリニーが覚醒してるんだ!』って
いい気分になっているんですよ。」
「不思議なことに、そういう人に限って自分がスーパーマンになったみたいに
自信満々になっているんです。」
「そこにわたしがしゃしゃり出ていって、
(いやいや、君は今、霊に支配されて逆にマズイ状況なんだよ。)
なんて余計な事を言ったら、『大日如来』の記事みたいに
あんた、最低の人間だよ・・・・、ガチャッ。
と逆に恨まれたりするじゃないですか。」
「それと、以下の部分はもしかしたら後で削除するかもしれませんが、
わたしのところに、
クンダリニー覚醒を体験した。
とか、
以前、○○で伝授を受けて修行している。
という人からメールが来て、開いた途端にメール送信者に取り憑いている霊体の波動が
わたしに繋がって、頭にスゴイ圧力が来て全身がザワザワした悪寒が走ると共に
われわれに手を出すなぁ~。
という声が頭の中に聞こえる事がごくたまにあるんです。」
劇団 「激怖っ!」
CS 「何か強力かつ支配的な霊体に取り憑かれていて、その霊体がわたしにメール送信者には
介入しないようにメッセージを送ってきたわけです。」
劇団 「本当に支配されているんですね。」
CS 「ただ、クンダリニー覚醒の修行をしたのも、伝授を受けたのも本人が
自分で選択した自己責任なわけですから、霊体に取り憑かれたという
結果は全て自分の人生で引き受けるしかないです。」
劇団 「でも、一方的に取り憑かれて気の毒だと思いますが。」
CS 「劇団さん、それは違うんです。」
「そうして本人がクンダリニーの修行をしたり、伝授を受けた結果、取り憑かれたとしたら
それは本人の魂が支配的な霊体に繋がることを望んでいたということです。」
「正確には、本人の魂と霊体がお互いに繋がりたくて引き寄せ合った結果なんです。」
劇団 「共犯関係なんですね。」
CS 「さきほどの『大日如来』の記事の人も、わたしから見ればマイナスの霊体と伝授によって
取り憑かれてしまったヤバイ状態でしたが、
わたしは(時間をかければ離れることは出来るんだよ)と条件を提示しました。」
「しかし、彼はそれを拒絶した。」
「ということは、彼自身の魂が大日如来を名乗る霊体と繋がることを望んでいたわけです。」
「ですから、マイナスの霊体に繋がった人にアドバイスしようが何をしようが無駄
なんです。」
「実は今まで指導した受講者でも、わたしから見てマイナスの存在と自ら繋がり
受講を辞めた人が何人もいました。」
劇団 「そうなんですか・・・・。」
CS 「そういう人たちは本人の好きにさせて、さっさとスルーして関係を断つのが一番なんです。」
劇団 「辞めた受講者自身がそれを望んでいたんですね。」
CS 「恋愛でも、周囲が幾ら反対しようが結びついて破滅に向かう男女っていますよね。」
「でも、それは本人同士の意思だからしょうがない。」
「他人がマイナスだと感じても、当人同士が満足していればそれでいいじゃないですか。」
劇団 「でも、クンダリニーの修行をしている人や、どこかで伝授(アーチュメント)を受けた人が
この記事を読んだら不安に思うんじゃないですか?」
CS 「そんな不安になる必要ないです。」
「先ほども書きましたが、クンダリー修行をしたり伝授(アーチュメント)を受けるということは、
自分の人生の全てをそこに賭けるということ。」
「すなわち、それで自分の人生が破滅しようが命を落とそうが、
クンダリニー修行を続ける
伝授した人(波動・霊体)と一生繋がり続ける
という覚悟を決めている事になります。」
「そうして命を賭けている人間が、霊に取り憑かれているかどうかなんて
そんなどうでもいいようなことを気にするわけがない。
CSが何を書こうが、オレは自分が選んだ道を突き進む!!
それでいいんですよ。」
「ですから、今回の記事を読んで、(ボクは大丈夫なんでしょうか?)なんて
質問してくる人がいても一切、答える気ありません。」
「自己責任で、自分が選んだ生き方を貫くだけです。」
劇団 「じゃあ、CSさんはそういう人になんてアドバイスするんですか?」
CS 「わたしとしてはこう言うしかないです。」
GOOD LUCK!