前回の関連記事は「どうしようもないもの」です。)
あべこべ
劇団 「前回の記事でCSさんは、丹道周天開通者のWさんの波動にシンクロしたところ
頭がもやっとした理由について〈思念波の影響によるもの〉と説明しながらも、
これだけ長々と説明しておけば、もう、わたしのところに、
〈他人の思念波や霊的攻撃を何とかしてくれ〉
という質問が来ることはないでしょう。
とホッとした笑みを浮かべていたんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「ただ、前回の記事については受講者2人から
(前回の記事は長かったですね。)
と言われたので、今回からはコンパクトにまとめたいと思います。」
劇団 「コンパクトですか・・・。」
「そういえば、ボクは前回の記事の最後で
(説明が長くなったので増幅と安全の話は次回以降ですね。)
と言ったのですが、増幅と安全の話はコンパクトにまとめられそうですか?」
CS 「(汗)・・・。 とりあえず安全から行きますか。」
劇団 「前回の記事では、
普通、一般に小周天を回している人の9割以上は、皮膚の下の経絡を
気が流れている『経絡小周天』レベルであり、
CSはこれを『皮膚レベル小周天』と呼んでいる。
経絡治療家が指圧や鍼で刺激するいわゆる経絡が皮膚レベル。
『皮膚レベル小周天』は、深いところを気が通らないため超感覚が開くような
目立った効果はないが、逆に安全である。
ということでしたね。」
CS 「わたしの指導体系では『サイキック覚醒丹道周天』とブログタイトルを
つけているように、『サイキック覚醒=超感覚の覚醒』を目的にしています。」
「そのキモは深部のルートを通すことによって、脳と全身の神経に大量のエネルギーを
流すことにあります。」
劇団 「それは過去の記事で何度か聞いた気がします。」
CS 「ただ、気脈を深くするのは難しいんです。」
「普通に禁欲して内功(瞑想)や外功(太極拳など)を十年以上続けていても
まず深いところは通りません。」
「長年、周天法を続けていても高藤本や私の元師匠の体験談に書かれている
ような目立った超感覚が開かない人は、第一に気脈のルートが浅いんです。」
「過去に高藤氏の内弟子だった方や、いろいろな流派で長年修行していた方々が
来ましたが、わたしから見て経絡小周天(皮膚レベル)も十分通っている人は
いませんでした。」
「そうして色々な修行者を実際に指導して、
(本を出版しているような有名気功家の元で修行しても
なかなか気脈って開かないものなのだな。)
と驚いたのを憶えています。」
劇団 「でも、CSさんの元師匠の弟子達はそれなりに効果を出していたんですよね。」
CS 「元師匠は高藤氏や伝統的な流派が使っていない周天法用の特殊な波動グッズを
利用して気脈を開いていたんです。」
「元師匠は『気功グッズ』と呼んでいましたが。」
劇団 「それって元師匠のオリジナルなんですか?」
CS 「当時、同じタイプのグッズを作成している気功家が他に2人いましたが、
効果は元師匠が作ったものがピカイチでしたね。」
「やはり、元師匠は丹道の深いルートを通していましたし、エネルギーを利用して
波動グッズを作る才能があったんでしょうね。」
「今はもうあのタイプの気功グッズを作る人はいなくなってしまいましたが。」
劇団 「それって具体的にどんなものだったんですか?」
CS 「それについては形状波動についての記事で詳しく説明するつもりです。」
劇団 「その元師匠が使っていた気功グッズのようなものを伝統的な流派では
使っていなかったんですね。」
CS 「実は伝統的な流派でも周天法を早めるために外部の力を利用しています。」
劇団 「外部の力?」
CS 「印を結んだり、マントラを唱えたり、神仏を観相したり、法具やパワーストーンを
身につけたりすることです。」
「高藤聡一郎氏が考案した仙道遁甲布盤や仙道符呪図も同様です。」
劇団 「それでも効果に違いがあったのはなぜだったんですか?」
CS 「元師匠が作った気功グッズは、それ自体に小周天ルートを開く目的に
特化したエネルギーが封入されていたんです。」
「それに対して一般的な流派では、修行者自身のパワーだけでは気脈を開くには
不十分なため外部の力と繋げて足りない分を補填しようとしたわけです。」
「それが印を結んだり、マントラを唱えたり、仏を観相したり、法具を手にしたり、
パワーストーンを身につけることだったんです。」
「わたしはこれらをまとめて『補填型グッズ』と呼んでいます。」
劇団 「伝統流派が使う補填型グッズは修行者のエネルギーは高めるけど、
気脈は修行者本人が開かないといけない。」
「それに対して元師匠の気功グッズは、グッズ自体に気脈を開くエネルギーが
封入されているから身につけているだけで小周天ルートが開いたという
ことなんですね。」
CS 「これはどちらが優れているというわけではなくて、伝統的仙道が使う補填型グッズも
優れた指導者が修行者の波動をマンツーマンで定期的にチェックしながら正しく
使えば十分効果はあるんです。」
劇団 「使い方次第ってことですか。」
CS 「例えば、わたしは気の性質を大まかに〈精・気・神〉に分類して、経絡小周天
(皮膚レベル)では、精の気を高めるエネルギーと受講者が繋がるように
波動プログラミングで設定します。」
「しかし、この精の気を高めるエネルギーも受講者の行の進み具合によって
微妙に性質を変えていくんです。」
劇団 「オーダーメイドですね。」
CS 「例えば、
肉体的パワーの強化に重点を置きたい人
クンダリニー覚醒を目指したい人
現実の仕事面でパワーアップしたい人
異性にモテたい人
伝統仙道の行段階をレベルアップしたい人
などなど受講者によって動機は違いますから、人それぞれ違うエネルギーに
定期的にチューニングする必要があるんです。」
劇団 「確かにそう言われてみればそうです。」
CS 「しかし、流派によって決まった1つのエネルギーをズーッと使い続けることが
多いんです。」
「1つのマントラだけをひたすら唱え続けるとか。」
「そうすると、修行者本人は現実的な金運や恋愛運の向上を目指して気功を始めたのに、
実はそのマントラは悟りに到達するためのエネルギーだったなんて事が起きます。」
「気づいてみたら、お金にも恋愛にも興味が無くなって山にこもってしまったとか。」
劇団 「それは困ります。」
CS 「元師匠が亡くなってから、元弟子の数人がわたしのところに来たのですが、
皆、波動的に問題を抱えて小周天がおかしくなっていました。」
「というのは、元師匠の気功グッズをズーッと使い続けていたため波動がおかしく
なっていたんです。」
「元師匠が生きていれば、〈使用時間を減らした方がいい〉とか、〈もう使わない方がいい〉
など適切なアドバイスをしたのでしょうが。」
劇団 「まさに薬の処方みたいですね。」
「CSさんは気功グッズは作らないんですか?」
CS 「昔は作っていましたが今は止めました。」
「今は直接、受講者の身体に波動プラミングをダウンロードしています。」
「こちらの方が段違いに効果が高いですから。」
劇団 「いわゆる伝授(アーチュメント)みたいなものですね。」
「じゃあ、気功グッズよりは伝授(アーチュメント)の方がいいんですか。」
CS 「いえ、深い部分に埋め込む分、うまく扱わないと波動グッズよりも数十倍は危険です。」
劇団 「そんなに!」
CS 「わたしが新規の受講者に指導をする際に、最低月1回の受講を義務づけて
それが守れない場合は指導中止にする約束をするのですが、
その理由は定期的に受講しない人は波動をチェックできませんから、
おかしくなっても責任が持てないためなんです。」
劇団 「中止するのが本人のためでもあるわけですね。」
CS 「今まで気功指導をしていてやたらと病人の思念波や邪気と繋がりやすい
タイプの受講者がいたのですが、その原因として多かったのが過去に
レイキヒーリングの伝授を受けたことでした。」
劇団 「えっ、レイキヒーリングの伝授を受けると病人の思念波やマイナスと
繋がりやすくなるんですか?」
CS 「考えて欲しいのですが、レイキヒーリングの伝授を受けるということは、
①レイキのマントラのエネルギーと繋がる。
②病人の波動と繋がる。
③マントラのエネルギーを自分の身体を通して病人に流す。
という一連のプロセスが波動パターンとしてアストラル体の深い部分に
埋め込まれるということです。」
「ですから、レイキの伝授を受けた人は個人差はあれ伝授を受ける前よりも
他人の思念波やマイナスと繋がりやすくなるんです。」
劇団 「それってマズいんじゃないんですか?」
CS 「いえ、全然マズくないです。」
「レイキヒーリングの伝授は、ヒーラーとなって病気や心の病、霊的因縁などで
苦しんでいる人々の力になってあげたい人が受けるものです。」
「ですから、思念波やマイナスと繋がりやすくなるのが当然で、
そうなって悩む方がおかしいです。」
劇団 「確かにそうですけど。」
CS 「例えば、仕事が終わった後や、休みの日にボランティアで社会奉仕活動を
している人が
(オレ、ボランティアしているせいで遊ぶ時間も無ければ、
収入を増やすための活動も出来ないよ。)
と愚痴っていたら、
(自分から好きでボランティア活動しているのに何、愚痴ってんの?)
と言いたくなりますよね。」
劇団 「そりゃそうでしょう。」
「でも、マイナスと繋がりやすくなるのはきついな。」
CS 「一口にレイキ伝授といってもピンからキリまでありますから、伝授を受けても
マイナスと繋がりやすくなることが無いケースもあります。」
劇団 「それはいい伝授なんですね?」
CS 「いえ、逆です。」
「レイキヒーリング伝授を受けたのにマイナスと繋がりやすくならないのは、
伝授の効果が薄かったからです。」
劇団 「そうか、マイナスと繋がりやすくなるのはヒーラー体質になることだから、
伝授的には成功なんだ!」
「逆にマイナスと繋がりやすくならないのは、ヒーラー体質になれなかったわけで
失敗ということか。」
CS 「そうです。以前、『気功家と気功師の違い』という記事を書きましたが、
自分の気のレベルを上げることだけを考えている気功家と、
苦しんでいる人を救いたいヒーラーは価値観があべこべなんです。」
劇団 「レイキヒーラーって大変なんですね。」
CS 「それはやり方次第で、本当に実力のあるレイキヒーラーから伝授を受けて、
その後は定期的にマンツーマンで指導を受け続ければいいと思います。」
劇団 「マンツーマンの指導?」
CS 「レイキヒーラーの目の前で、マイナスが軽めのクライアントをヒーリングして
レイキのマントラのエネルギーとの繋がり具合、
ヒーリングした相手の波動の変化を正確に感じていたか?
自分がヒーリングで受けたマイナスはしっかり抜けているか?
ヒーリング後にクライアントとの波動の繋がりはしっかり外れているか?
こういった点をチェックしてもらいながら波動感覚とヒーリング能力を
徐々に高めていくんです。」
「まぁ、レイキは気脈を開いたりしないですから、波動感覚を開くのは
個人差があり大変でしょうが。」
「ただ、実力のあるレイキヒーラーの元で定期的に学びながら、その時の
自分の力量に見合ったクライアントをヒーリングしていけば問題が生じる
確率はかなり減るのではないでしょうか。」
劇団 「そういう優れた指導者ってどこにいるんですか?」
CS 「わたしはレイキには興味ないから知りませんが、探せばどこかにいると
思いますよ・・・。(どこか投げやりな言い方)」
劇団 「先ほどから、レイキについてあれこれ言っているわりには興味が無いんですね。」
CS 「今まで色々な人を指導してきて、なかなか効果が出なかったり、問題が起きる人がいて
原因を探っていくと過去に受けたエネルギー伝授のせいだったことが何度もあり、
そのせいで自然と詳しくなっただけでレイキには特に興味ないです。」
「レイキを含めてエネルギー伝授は正しく扱えば問題無いのですが、
性質の違うものと組み合わせると問題が起きるんです。」
劇団 「性質の違うものってなんですか?」
CS 「深部小周天や丹道周天です。」
劇団 「では性質が合わないとどうなるんですか?」
CS 「エネルギー伝授のマイナス面が増幅されて、深部小周天や丹道周天が
安全でなくなるんです。」
劇団 「増幅と安全がコンパクトにまとまってきましたね!」
CS 「続きは次回になりますが・・・。」
※次回の記事更新日は6月1日になります。