負のイチロー | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「力み過ぎ 」です。)

  
     負のイチロー   

劇団 「前回の記事は、イチローが会話をしながら投球すると普段の練習と違って
     疲労を感じないというエピソードについて、

    意識の分散で全身のエネルギーの流れが良くなっているんです。

    これは以前の記事でも書いたと思いますが、高藤式のように意識が強すぎると
    エネルギーが固まってしまうんです。

    と説明していたんですよね。」

CS 「ハイ、ただ誤解して欲しくないのは、わたしはあくまで気功の立場から

     意識の分散で全身のエネルギーの流れが良くなっているんです。

    と述べたわけですが、また違う原理も働いていたりします。」

  「世の中には、人間の意識の方向性を変える事で瞬時に身体を操作する
   技法が存在します。」

劇団 「そんなものがあるんですか?」

CS 「合気道や柔術などで触れた瞬間に相手の動きを止めたり、
    投げ飛ばしたりする技がその類いです。」

劇団 「YouTubeで太極拳の達人に触れた瞬間に相手がすっ飛んだりする
     動画がありますが、それと同じものでしょうか?」

CS 「いえ、違います。」

劇団 「ボクには同じように見えますが。」
    
CS 「あれは気功(太極拳)をかなりやりこんでいないと出来ない技です。」

劇団 「違うものなんですね。」

CS 「先日、ある受講者の遠隔指導中に合気道の達人たちの動画URLを
    送ってそれぞれの違いを読み取ってもらいました。」

   「すると、最初は表面的な身体の動きや気を読んでいたのですが、

    わたしがあるポイントに着目するようにアドバイスすると、
    それぞれの達人の技の原理が全く違う事を体得していました。」

劇団 「それが太極拳の気とは違う原理なんですね。」

CS 「その違いを感じ取れない人は、合気道を100年修行しようが単なる
    重心移動や体術を身につけたレベルで↓終わってしまうんでしょうね。」





劇団 「100年修行しても無駄ですか。」

CS 「いえ、スティーブン・セガールは腕っ節は相当強いでしょうし、
    アクション俳優として成功したわけですから無駄ではないです。」

   「力やタイミングを利用した体術レベルを超えた原理は身につかない
    という事です。」

   「合気道の達人達も弟子にその原理は教えないようです。」 
 
劇団 「弟子には教えないんですか!」

CS 「血を分けた自分の子供なら教えるでしょうが、よっぽど気に入られないと
    無理でしょう。」

   「師匠の下での修行に行き詰まって、有名な宗教家に弟子入りした結果、
    奥義に開眼して単なる重心移動や関節技や投げを超えたレベルに
    到達した人もいるんですよ。」

劇団 「しかし、達人の下ではダメだったのが、宗教家に弟子入りして開眼すると
     いうのは意外ですね。」

CS 「ですから、固定観念を外す事が重要なんです。」

   「わたしは設定能力を利用して、そういった技法や原理を体得した人物と
    縁を作り、友好関係を築いて教えてもらったりするのですが、
 
    教えられる内容が太極拳のような一般的な気功とは完全に違う原理で
    目から鱗の連続です。」

劇団 「CSさんは、そういう技法や原理も気功指導で教えるんですか?」

CS 「いえ、決して他人に技術を伝えない事を条件に教わったので
    具体的な内容については話せないんです。」

   「わたしは気功指導を引き受けているわけですから、気功の分野に
    関して受講者のレベルに応じて教えていればいいわけです。」

劇団 「なるほど。」

CS 「話を戻しますが、普通の野球選手なら、たまたま人と会話しながら
    投球練習をして終わった後に、

    (あれっ、今日はやけに肩が軽いなぁ。)

    (調子がいいから、この後、女の子にLINE送ってデートに誘うか!)

    位で終わりです。」

劇団 「まぁ、普通はそうでしょうね。」

CS 「それに対してイチローは自分の身体感覚の違和感を無視したりせず、
    原因を追及します。」

劇団 「投球練習をして肩に軽い痛みが出たとか、違和感があったりしても
     それを無視して肩を壊しちゃう選手もよくいたりしますから、
     疲労感が軽い位の違和感は普通は無視しちゃうんでしょうね。」

CS 「そこで違和感に気づいた選手がいたとしても、

    その原因は投球フォームにあったんじゃないか?

    などと野球に結びつけて考えますよね。」

    「それに対してイチローは、

     投球しながら人と話をしていたせいじゃないか?

     自分の意識の持ち方が違うせいではないか?


    と野球から離れた立場から考察するわけです。」

   「彼は野球という固定観念から自由になっているわけです。」
  
劇団 「なるほど、CSさんがよく

     身体感覚を通して世界観を変える事が神秘行だ。

    と言いますが、イチローは野球という固定観念に縛られる事無く、
    身体感覚を通して物事への認識(世界観)を変えるだけの技量を
    持っている。


    それが他の選手には無い彼独特の強さだという事ですね。」

CS 「新しい世界観を身につけられる人間だけが、他の人が得られない
    原理を体得して抜きんでた存在となる。」

   「みんなイチローについて話す時は、バッティングフォームがどうとか、
    身体能力、トレーニングの内容など表面的な部分しか見ていません。」
 
   「彼の真の強さは固定観念に縛られない意識にあるんです。」

   「おそらく彼は古流武術の達人達が使うような野球の範疇を超えた技術を
    相手投手に対して使っていると推測しています。」

劇団 「スゴイ話ですね。」

CS 「答えはすぐ目の前の現実に転がっているのですが大部分の人はそれが見えない。」

   「合気道の修行に行き詰まった修行者達も、実は答えは目の前にあったんです。」

   「道場で大勢の道場生が技を掛け合って、うまく行ったり行かなかったりしている。」

   「そこに全ての答えがある。」

   「それがわからないのは『合気道』という固定観念に縛られているからです。」

劇団 「それで宗教家の元に弟子入りして、それまでの自分が入っていた『合気道』という
     世界観から自由になった事で今まで見えなかった原理が見えたわけですね。」

CS 「わたしが指導してきた経験では、仙道研究家 高藤聡一郎氏の著書を
    読んで長年修行してきた人は『高藤式仙道』という固定観念にガチガチに
    縛られている人が多いです。」
 
   「何度もブログで書いていますが、強い意識の集中と腹式呼吸を行っていると
    波動の性質が重くなり、クンダリニー覚醒にはマイナスになります。」

劇団 「CSさんはよく書いていますね。」 
 
CS 「前回の記事でもそれについて触れたところ、元高藤氏の内弟子だった受講者が
    以下のようなコメントを書き込んでいました。」
      ↓
9. 高藤氏が雑談の時に話してくれたこと

高藤氏が雑談の時に教えてくれたのですが、
動功や武息をやると気が硬くなってしまうので、
それを防ぐために練気功が必要だと話していました。

高藤氏の行う練気功は動きも呼吸もユッタリとしていて、
感覚を味わいながらやっていた印象があります。

本来の高藤仙道の行体系は外功も内功も含め、
柔と剛がバランス良く配分されていたはずなんですが、
その辺りを理解できない人は力む一方なんでしょうね。


劇団 「高藤氏もCSさんが指摘していた武息で気が硬くなる問題に気づいていて、
     その対策をしていたんですね。」

   「CSさんも感覚を味わう事が重要だとよく言っていますし。」

CS 「彼によると高藤氏は

     武息は力を入れちゃいけないんだ。

     リズムが重要なんだ。

     でも、このリズムを掴める人間はいないんだよな。

    と言っていたそうです。」

劇団 「確か高藤本では〈武息は下腹部に力を入れれば、入れる程良い〉
     と書かれていて、リズムなんて一言も書かれていませんでした。」

CS 「高藤氏は弟子達に、

     お前達、オレの本を読んで修行して行が進むと思うか?

     と聞いて、弟子達が(う~ん?)と首を捻っていると、

     出来るわけねえよなぁ(笑)
   

    と笑っていたそうです。」

劇団 「これまたスゴイ話ですね。」

CS 「わたしから見ると、数百円の高藤本に書いてある内容をそのまま鵜呑みに
    信じる人は考えが甘く、固定観念がバリバリ強いタイプです。」

劇団 「負のイチローですね。」

CS 「数年前ですが、高藤氏の気功教室で修行した経験があり、気功と武術を
    追求している人物とコメント欄を通じてやりとりした事があったのですが、

    その人は自分のブログ記事で

    突きの練習をする時も、1回1回、身体感覚を確かめながら
    練習するよりも、とにかく何百、何千回と何も考えずに
    やった方が強くなれる。


    と書いていたんです。」

劇団 「まさに負のイチローですね。」

CS 「でも、わたしの経験ではそういう何も考えずに数だけこなす人って、
    自分の肉体を無視した修行を行っているからすぐ身体を壊すんです。」

   「その人物も無理な修行で腰痛やら身体がガタガタになっている様子でした。」

劇団 「そういう人いますね。」

CS 「また、何も考えず、身体感覚を無視して無茶やる人はイチローの正反対
    ですから表面的な技にしか意識が行かず、達人のような原理は絶対に
    身につきません。」

   「という事は、気功も武術も上達しない。」

   「というより、逆に気功と武術をやればやるほど身体も精神も壊れていくんです。」 

劇団 「厳しい言葉ですが、そうなんでしょうね。」

CS 「まぁ、気功と武術がダメなだけならいいのですが、何の考えや洞察も無しに
    行動するパターンが潜在意識に刷り込まれて、人間関係とか仕事など全てが
    身体と同じように壊れていく傾向があります。」

劇団 「ホント、そういう人いますね。」

CS 「そういう人はそもそも食生活がおかしいんです。」

   「インスタント食品やジャンクフード・外食が多くて、ろくな物を食べないくせに
    高価なサプリや漢方薬を飲んでいたりします。」

   「先ほどの話に出た人も、値引きしたパンやインスタントラーメンばかり食べながら、
    タオ人間医学のような1万円近くする気功書を買ったりして、加えて武術の
    練習をして腰痛が酷くなってました。」

劇団 「それはヤバイですね。」

CS 「わたしから見ると、心も体もガタガタでそもそも気功や武術を行う
    前提条件が欠落している修行以前のマイナスの状態なんです。」

   「そういう人は気功や武術からいったん離れて、日常の姿勢や動作に
    気をつけながら、目の前の仕事に集中して稼いだお金で出来る範囲で
    良質な食事を心がけ、

    運動も軽い散歩やウォーキングに留めて、たまに腕のいい整体師の
    治療を受けたりしながら基盤を作っていくしかないんです。」

   「そうして心と身体を整えて気力を充実させてから少しずつ気功や
    武術を再開するしかないです。」

劇団 「その人はそうなるまでにどの位時間がかかると思いました?」

CS 「まぁ、うまくやっても最低10年はかかるでしょうね。」

劇団 「10年ですか!!」

CS 「何十年間も負のイチロー状態を続けてきたわけですからしょうがないです。」

   「そんなアドバイスを彼に送ってみました。」
   
劇団 「どういう反応でした?」

CS 「ブログ記事で、

     普通の人はそうかも知れません。

    しかーし、自分にはそれがストレスになって
    マイナスになりまーす!!

     と書いていました。」

劇団 「で、CSさんはそれに対してどう思ったんですか?」

CS 「〈普通の人はそうかも知れません。〉と書いているという事は、
    この人は心の底では自分を特別だと考えているんだな。


    と思いました。」

   「そう考えると、身体の状態がガタガタなのに本や動画を参考に八極拳の
    練習をしたり、タオ人間医学のようなわたしの元師匠クラスでないと効果が
    出ない修行書を買ったりするのも納得です。」

劇団 「で、その人はどうなったんですか?」

CS 「相変わらず、ちょっと腰の状態がよくなると無理な武術の練習をして
    ぎっくり腰になり、それが慢性化して動けなくなって仕事を休んだりして
    収入が減り、さらに食事内容が悪くなって、

    結果、眼精疲労やら慢性疲労が悪化して仕事を休んだりの悪循環を
    繰り返しているようです。」
    
劇団 「何でそうなるんですか?」

CS 「我慢が出来ないんでしょうね。」

   「本当に武術や気功が好きなら、10年、20年でも時間をかけて、
    コツコツ現実的な努力を続けて基礎を作る筈なんです。」

   「でも、世の中には絶対にそれが出来ない人間がいるんです。」

   「そういう人は、 

    (アーチュメントを受ければすぐに一流ヒーラーになれます。)

     とか、
  
    (セミナーに出れば大周天になります。)


  (マントラを唱えれば宝くじが当たりますぞ。)

 
     などというところに惹きつけられるんです。」

劇団 「おっ、あたりますぞう(治療家)が出できましたね。」

CS 「実はさっきの話に出た人物も、あたりまずぞう(治療家)について、

    オレ、あの人の文章、夢があって好きです。

    と書いていた事があって、

    やっぱり、あたりますぞう(治療家)とこの人は共通するものが
    あるんだなぁ。


    と実感しました。」

劇団 「じゃあ、今はその人とは疎遠なんですか?」

CS 「縁を切りました。」

劇団 「そうなんですか!」

CS 「わたしの言葉に反発するので、彼の事を考えて縁を切りました。」

   「一度、このまま行ったら破滅するように感じたので

    〈もう気功や武術は止めた方がいい。〉

    とアドバイスしたら、

    弱い者は気功や武術をしてはいけないのか?

   気功や武術は弱い者のためではないのか?


    などと記事で疑問を述べていました。」

   「実は、今回の文章を書いている内に彼の疑問を思い出したので、
    この記事を使って回答しているわけです。」

劇団 「でも、彼は自分の事を〈弱い者〉と考えているんですね。」

CS 「いえ、それは全く逆なんです。」

   「本当に自分の状態を正確に把握して、

    気功や武術を休まなければならないほど酷い状態だ。

    と自覚していれば、

    弱い者は気功や武術をしてはいけないのか?

    気功や武術は弱い者のためではないのか?

    
    なんて書くはずがないです。」

   「気功や武術以前の、食生活や仕事への態度、日常の姿勢・動作、
    そういった基本的な部分から何十年かかろうがコツコツ取り組んでいく
    筈です。」

   「それをしないという事はそもそも自分を弱いと思っていない。」

   「心の底では、

    普通の人はそうかも知れません。

    しかーし、自分にはそれがストレスになってマイナスになりまーす!!


    と考えているんです。」

   「それが彼が出した、

    弱い者は気功や武術をしてはいけないのか?

    気功や武術は弱い者のためではないのか?
 

    
という問いへのわたしからの回答です。」 

   「いづれは彼に答えないといけないと思っていたので、
    今回の記事を書いてすっきりしました。」

      「彼がこの記事自体を読むかどうかもわかりませんが。」

劇団 「読んだら彼はどうすると思いますか?」

CS 「この記事を読んで不快に思ったら、ブログを削除して
    自分の世界に閉じこもるんでしょうね。」

劇団 「CSさんはその人に妙にこだわるんですね。」

CS 「彼は負のイチローですが、マグワイアと同じでキャラ自体は今でも好きですから。」    

劇団 「なるほど、愛されキャラなんですね。」

CS 「しかし、なぜ高藤仙道の影響を受けた人って、あんなに人の忠告を無視する
    傾向があるのでしょうか?」

   「わたしがコメント欄で常々、

    〈このコメント欄で質問は受け付けていないので感想のみにして下さい。〉

    と書いているのにそれを知った上でわざと質問して来る人がいます。」

   「そういうタイプの人って、本人は悪気が無いのでしょうが周囲の人間の言葉を
    無視して怒らせて孤独になる人生パターンが潜在意識の奥深くにプログラム
    されている気がします。」

劇団 「それは困ったものです。」

CS 「いえ、そういう人達を見ていると、いろいろ気づきが得られます。」

   「それに人生は自己責任ですから、本人の好きにやればいいんです。」

   「まぁ、設定でそういう人達との縁はしっかり切っておきますが。」



※次回の記事更新日は9月10日になります。