究極の自爆技
劇団 「前回の記事は、
仙道研究家 高藤聡一郎氏が気や波動の世界に対して確信を得るように
なった理由は弟子に指導を始めた事である。
ということでしたね。」
CS 「ハイ、これに関連して
わたしが行う設定(=術)というのは願望実現法で将来の目標や理想の生活を
紙に書き出したり、イメージで潜在意識に植え付ける事と原理は同じなんです。
と書きましたが、この場合も〈潜在意識に自分は成功するという確信を植え付ける〉
事が必要となります。」
「一般的に願望実現法を行う人間は、お金がない 異性にもてないなどという
『自分は成功しない』というマイナスの確信を持った状態にありますから、
願望実現法はマイナスの確信を打ち消すためにプラスの確信を埋め込もうと
するんです。」
「そのための方法が潜在意識に疑似成功体験を植え付ける。
となりますが、疑似体験を植え付ける方法は3つしかないんです。」
「言葉か、イメージのどちらか。 あるいは言葉とイメージの両方。」
「試しに『願望実現法』でググってみたところ、
ニュートラル願望実現法 ワープ願望実現法 丹田呼吸法願望実現
自律訓練法願望実現 願望実現入浴法などがダーッと出て来ました。」
「中には、〈気功とは内部表現を書き換える手法です。〉などと
気功と願望実現法をごっちゃにしているものもありました。」
劇団 「気功とは違うんですか?」
CS 「私見では、頭のいい人間が気功の性質の一部を拡大解釈することで、
願望実現法として他と差別化するのにうまく利用しているんですね。」
「これについては以前の記事で脳科学気功と名付けた事があります。」
「脳科学気功は願望実現や術の理論としては使えるのですが、実際に
クンダリニーのような霊的エネルギーを高める神秘行とは別モノなんです。」
「おそらく頭のいい人自身は拡大解釈だと理解しているのでしょうが、
あまり頭のよろしくない人はそれを鵜呑みに信じてドツボに嵌まって、
あれ、オレは気功で内部表現を書き換えたのに、高藤本に
書かれているような現象が起きないな?
などと首を捻っているのでしょうね。」
劇団 「うーん・・・。(首を捻っている)」
CS 「ですから、
気功を利用して内部表現を書き換える事は可能であるが、
内部表現を書き換える事が気功の全てではない。
ということです。」
劇団 「微妙な言い方ですね。」
CS 「以前、わたしの元に
(記事で書かれていた脳科学気功を習った人の気功セミナーに行ったけれど
違和感を感じたので、今は離れて自分でしっくり感じる気功家に習っています。)
というメールが来たことがあります。」
劇団 「わかる人は違いに気づくんですね。」
CS 「一流の霊能者クラスの能力がある人とか、丹道周天・大周天でクンダリニーが
活性化して超感覚が目覚めている人が理論を応用すればかなり有効で、実際、
わたしも頭のいい人の理論を願望実現や霊的攻撃系の設定に応用しています。」
「ただ、何の素質もなければエネルギーも凡人並みの人は、かなり深い意識レベル
まで意図的に落とせないと願望実現の効果はなかなか出ないでしょう。」
劇団 「でも、脳科学気功でうまく行かなかった人がCSさんの指導を受けたら
どうなんですか?」
CS 「気に関してわたしとは全く違う認識がベースとして入っていて、
わたしの設定を受け入れない設定が意識に埋め込まれているような
ものですから他の人より時間がかかるでしょうね。」
「自分で選んだわけですから脳科学気功のやり方で結果を出すしかないです。」
「神秘行を習うということは、一生続けるという覚悟を決めることですから。」
「ここで話を願望実現に戻しますが、あらゆる願望実現法のネタ元になって
いるのはナポレオン・ヒル著『思考は現実化する』です。」

CS 「1937年に初版が発行され全世界で1億部を突破していて日本でも、
①思考は現実化する アクション・マニュアルつき
②思考は現実化する 文庫本〈上〉〈下〉
③〈携帯版〉思考は現実化する
④思考は現実化する Kindle版
⑤図解 思考は現実化する―金持ちビジネスマンになるための17の方程式
⑥まんがで納得 ナポレオン・ヒル 思考は現実化する

などが出版されています。」
劇団 「これだけいろいろ出ていれば一億部になるでしょう。」
CS 「わたしは、
まるで、
メディコスの超像可動 『JOJOの奇妙な冒険』フィギュア
みたいだな。
と感じたんですけどね。」
↓
①超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 16.キラークイーン(荒木飛呂彦指定カラー)

②超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部25.キラークイーン・セカンド(荒木飛呂彦指定カラー)

③超像可動 キラー・クイーン・サード 2011夏 WF限定版

④超像可動 ジョジョの奇妙な冒険 第四部 キラークイーン ブルークリア版

劇団 「同じキラークイーンで4種類もあるんですね。」
CS 「全てのキャラクターを含めると現在103体発売されています。」
劇団 「うわぁ! それは荒木飛呂彦はしこたま儲けてますね。」
CS 「ハイ、わたしもたまにキラークイーンのフィギュアを見つめながら、
何とかして、荒木飛呂彦の娘と結婚できないかなぁ?
と考えたりするんですけど。」
劇団 「(笑)」
CS 「話は戻りますが、本当に願望実現法に効果があるなら、元祖ネタ本の
『思考は現実化する』が25年前に出版された時点で、読んだ人が皆
成功して、こんなたくさんの類似品が出回っているわけないです。」
劇団 「そういう切り口もあるんですね。」
CS 「結局、言葉やイメージを使って頭の中でいくら疑似成功体験を重ねても、
現実の体験の方が強力に潜在意識に入ってしまうんです。」
「例えば、現実世界で女性に嫌われる男性がいて、それを頭の中でいくら
女性にモテている状態を1000回イメージしようが、(ボクは女性にモテます。)
なんて呪文のように1万回つぶやこうが、
現実世界で好きな女性に1回冷たくされたら全部ひっくり返されます。」
「このようにイメージや言葉で現実の体験に打ち勝つのは容易ではない。」
「ですから、
願望実現法は大多数の人には効果がない。
ということになります。」
劇団 「残酷ですが確かにそうでしょうね。」
CS 「神秘行も同じなんです。」
「いくら熱心に修行をしていようが独りで続けていると現実感は得られませんが、
他人とお互いの体験を共有・確認しながら行うと現実感が得られるわけで
そこには天と地ほどの差があるんです。」
「例えば、わたしの受講者に元師匠の弟子だった千歳市在住40代男性Hさん
がいます。」
「彼は小周天の実感が得られなかったため、元師匠が亡くなった後にわたしの
ところに申し込んできたのですが、指導をしてみたところ多少の気感はあった
のですが熱感を全く感じないタイプでした。」
「以下はHさんの指導記録からの熱感に関する部分の抜粋です。」
↓
2010年9月15日(水)
遠隔を30回位受けていたらしい
メールでも感じていたがやたら会陰のパワーが強い中脈タイプだが、
本人に中脈が通っている自覚なし。
最初に中脈~任脈を開くとわたしは熱くなった。
2011年1月19日(水)
尾骨から仙骨中央位まで通っていた。
本人も痛みを感じたりするらしい
1月2日に寝ていたらいきなりゴキッと音がして延髄にエネルギーが上がったらしい
時々目の前にピカッと丹光が光る
サイキックも開いてきて、仕事中思い浮かんだ事を後から上司に指示されたりする
2011年4月29日(金・祝)
やたらパワーアップしていた
直前まで太陰を身体にいれていたらしい
また、生門に良く乗っていてパワーを吸収していた
太陰もやたらとパワーアップしていた
最近胃のあたりに熱感を感じるらしい・任脈が覚醒しているようだ
会陰・尾骨・仙骨奥に意識を置くと、尾骨がピクピク動いて仙骨内部から背骨を
熱感が移動して本人は驚いていた話をする
2011年10月29日(土)
額に直線状に気が上昇してぶつかっている。任脈もところどころ詰まっている。
本人は胃の辺りにも気感があると言っていた。
目を瞑ると白い光→緑の光に変化したらしい。
寝る時は一瞬丹光が見える。
小周天
任脈のつまりはとれた。「背骨内部が熱くなった。」と言っていた。
2012/2/9th
>いつもお世話になっております。
> 昨夜気になることがありましたので、どのような物なのか教えて頂きたく、メールしました。
> 夜中の2時くらいに突然背骨を中心に背中全体が凄まじく熱くなり、思わず布団の上で
>のたうちまわってしまいました(5分位)クンダリーニが上がったときと症状が似ているのですが、
>他の方と違い丹光も見えず、心霊体の存在も感じられなかったのですが、これでも
>クンダリーニが上がったと言えるのでしょうか?お返事頂けましたら嬉しいです。
>よろしくお願いします。
(CSの返信)
これはクンダリーニが活性化して深く通ったんですね。
クンダリーニは
「先天の気が目覚めて上昇して脳に流入する。」
ということですから、丹光や霊的存在の出現は必ずしも
必要ありません。
今後さらにクンダリーニが覚醒していくにつれて体験の内容も
変化してきます。
早速のお返事ありがとうございました。
>丹光や霊的存在の出現は必ずしも
>必要ありません。
そうでしたか、ですがやはり個人的には派手な方がよかった気がします(笑)
>今後さらにクンダリーニが覚醒していくにつれて体験の内容も
>変化してきます。
この先が楽しみです、これからもよろしくお願いします。
2013/2/21th
> ところで、先月指導が終わった日の夜、黒い服の入った袋を会社の後輩から受け取る、
>という印象の強い夢を見ました。
>さらに2月5日の夜中には背中が強烈に熱くなり、また17日の早朝には「ゴォ~~」と
> いう強い耳鳴りで目が覚めました。
2015年7月23日(木)
遁甲布盤は5~10分くらい。
本人としては●●で背骨全体が脈打っている感覚あり。
特に玉枕の感覚が強い。脈打っている感覚。
右足のすねが熱くてアチチチチ!と言っていた。
劇団 「面白い体験談ですね。」
CS 「こうして徐々に熱感を感じるようになってきたのですが、
今年になって以下のような体験がありました。」
2016年3月31日(木)
尾骨で●●の●●を10回
(あちちちちぃいい!)と叫んでいた。
時々、後頭部と百会に痺れが出る。
百会を抜けた後で熱感が落ちたが、●●を抜けたらまた熱くなってきた。
足の帯電感がすごい。
CS 「最初来た時は(熱感を感じないんですよねぇ。)とか話していたHさんが
尾骨が熱くなって、
あちちちちぃいい!
と叫んでいるのを聞いていたらなぜか無性におかしくなってきて、
ハハハハハ、Hさん、よかったじゃないですか?
熱感を感じないってあれだけ悩んでたのに、
今、やけどするくらい熱くなってるじゃないですか。
悩みが無くなってよかったぁ、心配してたんだよぉ。
なんて冗談ぽく声をかけたものなんですけどね。」
劇団 「何か楽しそうですね。」
CS 「個人指導はセミナー形式のように一気に稼げませんし、手間も時間も
かかりますが、うまく行けば指導者、受講者共に潜在意識に自分の能力
に対する揺るぎない確信が得られます。」
「こうして毎日、確信が自然と強化されることで、わたし自身の術能力や
霊的攻撃力も常に強化されているわけです。」
劇団 「じゃあ、気功家はみんなマンツーマンの気功指導を行うと
いいんじゃないですか?」
CS 「いえ、実はこれが結構危険なんです。」
「わたしの場合は、丹道を通した後にクンダリニーが上昇して脳が光に
包まれた体験をきっかけに宇宙意識と繋がったりして、偶然、他人の
波動を操作する能力が発現した特質系能力者なんです。」
「そして、その特質系能力が目覚めてから、相性のいい人間を相手に
少しずつ指導を始めたからうまく回るようになったんです。」
劇団 「何が言いたいんですか?」
CS 「ですから、もしもマンツーマンの指導を始めても、相手に何の効果も
現れなかったら、
あぁ、オレの気功体験は全てニセモノの自己催眠に過ぎなかったんだ・・・。
という負の確信が潜在意識に入って、逆に今まで本当にあった能力も
全て失ってしまうんです。」
劇団 「ある意味、究極の自爆技ですね。」
CS 「そういう意味でわたしは非常に運が良かったんです。」
「効果が出ない人がいても多人数相手のセミナー形式なら他に注意を逸らしたりも
出来ますが、マンツーマンの気功指導は逃げ場がないですから、もしもこれから
始めようという人がいたら、そこは十分覚悟した方がいいです。」
※次回の記事更新日は7月10日になります。