意外な人物の言葉 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「マインドを失うとは何か? 」です。)


 意外な人物の言葉


劇団 「前回の記事の最後では、


    マインドとお金の関係について興味深い話があるんですよ・・・。


    ということでしたね。」


CS 「ハイ、小沢一郎が4億円を手に入れるために山本太郎のなかまたちに
    なったように、人間のマインドってお金がかかると揺れ動きやすい
    性質があります。」


   「言い方を替えれば、お金のためにマインドが揺れやすい人間と
    揺れにくい人間の2つのタイプに分けられると思うんですよ。」


劇団 「人をその2つのタイプに分けることに、どんな意味があるんですか?」


CS 「スピリチュアル系の世界で、最も人が関心を持つキーワードって
    金運だと思うんですよ。」


   「これは開運とか、社会的成功と言い変えることが出来るんでしょうけど。」


劇団 「でも、恋愛や結婚もあるんじゃないですか?」


CS 「以前の記事でもちらっと話に出たのですが、去年、NHKスペシャルで   

    『女性たちの貧困』という番組が放送されました。」




〈番組の解説文>


貧困状態に苦しむ若い女性が増えている。親の生活苦の影響を受け、

早朝と夜間のバイトを掛け持ちしながら家計を支える10代の女性。


困窮を抜け出そうと苦学して専門学校に通ったものの、正社員になれない

20代の女性。


中でも、先の見えない生活を強いられているのが若くして子どもを産んだ
シングルマザーである。


CS「母娘の3人がネットカフェで暮らしている映像もあったのですが、お金がなくて
   あくせく働いていて、恋人を探したり、デートする時間も金銭的余裕もないという

   人達が増えているわけです。」


劇団 「動画見ましたが、これは大変ですね。」


CS 「番組中で、朝の5時からバイトかけもちで働いて、自力でお金を貯めて

    介護の専門学校に入学した19歳の女の子がいて、

     『この子が幸せになりますように。』 と思わず祈ってしまいました。」


劇団 「そうなんですか。」


CS 「動画見たらわかるんですけど、あまりにも悲惨な状況で若い女の子が

    けなげに頑張っているのを見ると、ある程度年取った男は皆甘くなりますよ。」

  

    「それに食べ物が良くないせいなんでしょうか。どうも彼女の波動に覇気が

     感じられないというか薄幸そうな雰囲気なんです。」

   

    「わたしって願い事を神に祈ることが大嫌いで、絶対にやらないように

     しているのですが、(祈りってこういう時に出るんだな。)と実感しました。」


劇団 「そういうものなんですか。」


CS 「自分が設定した目的に関しては、波動、術、霊的存在の使役、

    現実的知識、戦略などあらゆるものを駆使して、障害と徹底的に

    闘って排除すればいい。」


    「それで自分が勝とうが負けようが死のうが、それは自己責任。

     やれることはやったんだから、後はどうでもいい。」

 

    「目的達成までの過程としての闘いを楽しめばいいんですよ。」


CS 「でも、困っている人がいて気の毒には思うんだけど、その人とは縁も薄いし、

    自分自身も問題を抱えて余裕が無い状況では、他人の人生はもうどうしよう

    もない。」

 

    「そうなると、もう『この子が幸せになりますように。』と祈るしかないんです。」
            
    「そう考えると、祈りというのはある種の自己無力感と直結した行為なんですね。」


劇団 「そうなんでしょうね。ただ、先ほどの(闘いを楽しむ)というのは、ちょっと
    殺伐とした表現じゃないでしょうか。」


CS 「確かに。やはりスピリチュアル系の人たちにウケがいいのは、


    夢と未来に向かって歩み続ける希望!! 


    なんでしょうか。」   


   「実はわたしは、こういうポジティブな言葉を聞くと

    彼女たち↓をイメージするんですよ。」




劇団 「ももクロですか!」


CS 「たまにTVで見たりするんだけど、今時の若い女の子特有の
    (わたし夢に向かって頑張ってます!)的なポジティブ・オーラ全開
過ぎて、

   なんかもう直視できなくて思わずチャンネル変えるんですよ。」


   「介護学校に入学した子は素直に応援したくなるのに、なんで、ももクロを見ると
    ギンギンのポジティブ・オーラに(もう勘弁して!)って思ってしまうのかは
    自分でも謎ですね。」


劇団 「謎ですか(笑)」


    「でも、CSさんって、地上波はガンダム物と池上彰とNHKスペシャルしか

     観ないから、ももクロって目にしないんじゃないですか?」


CS 「いや、それが先日、NHK BSプレミアムの番組表を見ていたら、
    『奇跡のコラボ!パワー全開!KISS&ももクロ』という番組があって、
    (何だこれ!?)と思い録画してみたんです。」




 CS 「KISS↓って、わたしが物心ついた小学生くらいの頃にはもういましたからね。」




キッス(KISS)は、1973年1月にアメリカで結成された、ハードロックバンド。


特徴的な白塗りの化粧と奇抜な衣装でストレートなロックンロール

~ハードロックを演奏する。


巨大なロゴを中心にした大規模なステージセットで、当初より炎や

パイロテクニクスを多用することでも有名。


シングル、アルバム総売り上げは1億1000万枚にのぼる。


CS 「番組内で、中心メンバーのジーン・シモンズが素顔で話した

    言葉が意外だったんです。」


ステージのジーン・シモンズ↓


素顔↓

シモンズの言葉


「音楽はアートなんだ。怠け者のアーティストは働かない。」


「『インスピレーションがないと出来ない。』 なんて言うんだ。」


「信じられないね。毎日ちゃんと起きて仕事としてやるべきなのに。」


「昼までに何もできなくてもぶらぶらしてたらダメだ。」


「オレのこうした性質は母親譲りなんだ。」


「14歳の時、ナチスのせいでひどく辛い目にあったらしい。」


「オレはその1人息子さ。」


「母親には小さい時から一生懸命働くようにしつけられた。」


「問答無用だったよ。」


「肝心なのは、金持ちになろうが有名になろうがそれでも働くことだ。」


「働くヤツが勝者で、働かないヤツは負け犬さ。」


劇団 「これは意外な言葉ですね。」


CS 「まるで成功哲学の本に書かれているような言葉です。」


   「なんでもジーン・シモンズの母親は14歳の時に目の前で家族全員が

    収容所の焼却所で燃やされるところを見たそうです。」   


「実は、母は14歳の頃、ドイツ・ナチスによって家族とともに強制収容所に

 連行されて自分の母、兄、祖母や家族全員が殺害されるのを目の当たりに

 したんだよ。」


「母は何が起きているのか直ぐには理解できなかったそうだ。」


「自分の母(ジーンの祖母)がガス室に向かって並んでいた。」


「ナチスは年寄りから順にガス室に送り込んでいた。」


「母の母(ジーンの祖母)は自分の母(ジーンの曽祖母)を1人で行かせたく

 ないと自ら列に並び一緒に歩いていき・・・。」


「そして、それが母が見た二人の最後の姿になったんだ。」


「別れ際に祖母は母にキスをしてハンガリー語で囁いた。」


「生きるのよ。神様が守ってくれるわ。」
   
CS 「その後、英語もしゃべれない母親が幼いシモンズを連れてNYに移住して
    朝から晩まで身を粉にして働いて、女手1つで育てたんですから、かなりの

    苦労をしたんでしょうね。」


若き日のシモンズ親子↓


劇団 「それは大変だったんでしょうね。」


CS 「わたしはKISSって、セックス、ドラッグ、ロックンロールの典型みたいな
    バンドだと思っていたんですけど、実は根底に流れているのは

    ユダヤ人特有の勤勉さだったんですよ。」


↓勤勉なので聴衆を楽しませようと

  ステージでは火を吹く。


 

 CS 「ジーン・シモンズの母親って相当、肚の座った女なんでしょう。」

   

    「彼は母親に『愛よりもお金が大事』と教えられたそうです。」


シモンズは母親からは次のように教えられていたという。


例えば病気で飢えに苦しんでいる子どもがいたとする。


あなたならどうするか。


「あなたが愛していると何度言ったとしても、その子は死んでしまう。

 お金があれば食べ物や薬を買うことができ、与えることができる。」


「人は教えてくれないことだけど、愛が一番ではなくお金が一番なのです」


母の哲学は、『地上にいれる日はいい日だ』


『人生は神からの贈り物であって、当然に与えられるべき権利じゃない』


『だから無駄にするな』だったんだ。


劇団 「深い言葉ですねぇ。」


CS 「KISSって、昔からやたらメンバーの入れ替えが激しいというイメージが

    あったのですが調べてみると・・・。」


初期オリジナルメンバーは全員が正式メンバーであったが、ピーター・クリス、

エース・フレーリーが脱退して以降のメンバーは契約メンバーであり、


法律上は創立メンバーのジーン・シモンズ、ポール・スタンレーの2人のみが

一貫して正式メンバーである。


80年代以降入れ替わりが激しく、この2人の方針に沿わないプレイヤーは
たとえ才能があったとしても容赦なくお払い箱にされた


脱退したクリス・フレーリーついて、
「キッスはオリンピックの様なものであり薬物やアルコールの過剰な

摂取は許されない」
というジーンのコメントがある。


ジーンは「オリジナル・メンバーとはいまでもいい関係にある?」と質問されると、

こう返した。


「いいや、俺はヤク中や、暗雲を漂わせ自分らのこと犠牲者だって考えている

 ような奴とはいい関係なんて築かない。」


「ヤク中やアル中はいつだって“世界は苛酷な場所だ”って思っているだろ。」


「俺の母親はナチの強制収容所にいたことがある。“世界は苛酷だ”なんて

 たわ言聞きたくねえんだよ。」


「うちの母親は毎日、いまを楽しみ人生を愛している。」


「それがアホどもは、20歳の野郎が

 “鬱だ。シアトルに住んでる”

 なんてこと言うんだろ。バカ野郎、だったら死ね!」


(↑アメリカでは鬱とシアトルに何か相関関係があるんでしょうか?)


劇団 「これは今の日本で発言したら相当叩かれるでしょうね。」


CS 「かなりキツイ言い方してるんですけど、以下はジーン・シモンズが

    ビルボードで賞を受賞した時に母親とTVに出演した時の会話です。」
    
母 「・・・ビルボードの受賞にあたり息子の努力が報われたことを嬉しく思います。
    私は何もできなかったんですよ、何も教えられなかった。」

 

   「全部、彼がひとりで頑張った結果です。」


シモンズ 「そんなことはない。母からは多くを学んだ。初めてのギターは

        母が買ってくれた。」

     

      「何をしてもどんな時も『ジーン、あなたは凄い』と励ましてくれた。」

      

      「僕に『勝ち抜く勇気』を与えてくれたんだ。」


↓デトロイトメタルシティを具現化したような光景


 

劇団 「感動的ですね・・・(涙ぐんでいる)。」


CS 「ポール・シモンズってダラけた連中には相当キツイですが、

    母親思いで、貧しい勤勉な若者を支援するタイプですよ。」


  「昨年亡くなった林家小金治↓がこの場にいたら、涙で顔がぐしょぐしょに

   なった上に脱水症状起こして運ばれてたんでしょうね。」




劇団 「↑おそらく若い人は知らないでしょう。」


CS  「要するに、わたしがここで言いたいのは、

     

     西洋人と日本人の成功哲学は別物なんじゃないか?

    

     ということなんです。」

  

    「日本にはナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』を皮切りに、

     西洋から様々な成功哲学が流入しています。」


    「ただ、そのモデルになったカーネギーといった大富豪が誕生した背景には、

     19世紀のアイルランドのジャガイモ飢饉や、ヨーロッパのユダヤ人迫害と

      いった悲惨な状況があったわけです。」


※カーネギーはジャガイモ飢饉発生時の1848年に13歳でアメリカに移住している。


CS  「ジーン・シモンズが母親の信仰心の影響を受けたように、成功して富豪になった

     移民の子孫たちの精神の奥底には、プロテスタントやユダヤ教といった彼らの

     親たちから受け継いだ信仰心あったわけなんです。」    
    
    「それに対して日本人は成功哲学の上っ面だけ真似して、
   
    (ありがとうございますを唱えていれば、お金が入りますぞ。)


    なんて言っているわけです。」


CS  「そういう人たちをジーン・シモンズや母親が見てどう思うか?

     これは興味深いですね。」


劇団 「それにしてもジーン・シモンズとは意外な人物でしたね。」

  

CS 「先ほどの恋愛とお金の関係に話は戻りますが、『女性たちの貧困』ほど

    状況が深刻でなくても、デートするにも結婚するにもお金がかかります。」

 

   「また、独身女性に話を聞いても結婚相手に望む年収の最低ラインがありますし、
    実際に結婚してからも子供の養育費や学費、夫婦の老後の資金が必要に

    なってくるわけです。」


劇団 「確かにそう言われたら、恋愛や結婚も金運と切り離して考えることが
    できないんですね。」


CS 「そうなんです。というか、だからこそ金運が人々が最も関心を持つキーワードに
    なるんでしょうね。」


   「逆に言うと、金運と人間の関係を見れば、人の本質がよく理解できるんじゃないかな?
    とわたしは考えるんですよ。」


劇団 「CSさんは、お金自体よりも、お金への人の関わり方に興味があるんですね。」


CS 「そうですね。わたし自身に関してはそんなにお金に執着するタイプじゃないですし。」


   「食べ物と肉体のメンテナンス、衣服、興味がある分野の書物を手に入れることには、
    一倍、気を使っているのでそれなりにお金をかけていると思うのですが、それ以外は
    あまり興味ないですね。」


劇団 「それには何か意味があるんですか?」


CS 「わたし自身が神秘行で波動感覚を開いてきた経験から言うと、お金の使い方って
    蓄積タイプ消耗タイプに別れると思うんです。」




  つづく





 ※次回の記事更新日は2月20日になります。





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