高藤聡一郎氏との違い | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「波動マイレージ 」です。)


 高藤聡一郎氏との違い

 

前回の記事では、仙道研究家 高藤総一朗氏の著書

「現代中国の仙人」から、若い尼僧・照慧が瞑想中に

弥勒佛と出会った話について紹介しました。


今回はその続きを書こうと思ったのですが、

その前に他の話をしたいと思います。


というのは、前回記事中で、



上記の文章で、わたしが「非物質的存在」「霊的存在」と言葉を
使い分けていることに気が付いて、両者の言葉の違いを正確に
理解できる人がいたら、 その人は神秘行が一定のレベルに
達していると思います。


と書いたところ、数人の受講者と、いくつかのコメントを通して、

「非物質的存在」「霊的存在」の違いってなんですか?

と度々質問を受けました。


これについてわたしとしては説明するのに時間がかかるし、

波動的に特殊なタイプの人にしか直接関係のない話なので、

最初から回答はスルーするつもりで軽く書いただけでした。


しかし、こうして答えが気になる人たちを見ていたら、

このままスルーし続けると、彼らの意識にストレスが

溜まるような気がしました。


また、答えを知っているのにわざともったいぶって書かないような、

何か人格的にいやらしい印象を与えている気もしますので、

数回に分けて説明してみようと思います。


ちなみに、わたしがこのブログで深部小周天や丹道周天の具体的

行法について書かないのは、わたしの波動プログラミング能力で

サポートしないとなかなか効果が出ない行体系になっているためです。


それでも具体的な行法を書けば、素質があって熱心な人は、わたしの

サポートがなくてもある程度の効果は出るかもしれません。


しかし、そういう人でも行を続けていけばいずれ必ず問題が生じます。


というのは、神秘行は続けていれば必ず何らかのトラブルが生じる
ものなんですね。


ですから神秘行を行う人は、相当な自己責任の覚悟を持つことを

勧めます。


それはわたしの受講者も例外でなく、行の効果が出るたびに、

必ず副作用としての問題が生じて、その度にわたしが対処する

繰り返しです。


世の中、良いことだけってものは無いんですね。


ですから定期的なサポートが必要不可欠なわけです。


そのため、一定期間以上、受講しないで間隔が空いた人は

強制的に指導中止にしています。


(これも、「やむを得ない理由があるので受講できません。」と

 事前連絡をしてきた場合は例外なのですが。)


そうしないと、ろくに受講もしないで自分が困ったときだけ
泣きついてくるような虫のいいタイプの人間ばかりが増えて
しまうわけです。


金八先生の腐ったミカンじゃないですが、そういう人間が1人いる
だけで、それ以外の受講者もマイナスの波動的影響を受けたり

します。


やはりグルジェフが言うように、神秘行は限られた熱心な人間が
集まった秘教的サークルというスタイルで行うのが一番なのだと
実感を持ってわかるようになりました。


それに加えて、仮にわたしが具体的な行の方法をブログに

いろいろ書いたとして、それを読んで自己流で行って、


「ブログの内容を実行していたら、調子がおかしくなったので
 助けてください。」


という人達がどんどん現れてくると、完全にわたしも身動きが
とれなくなります。


こう考えると、高藤総一朗氏は当時としては斬新かつ具体的な

行体系を解説した書籍を数多く世に出したわけですが、あれで

おかしくなった人たちも相当いたのでしょう。


実際にわたしのところにも、高藤本を読んで修行して体調が

おかしくなった人たちの問い合わせが来たりしています。


この問題に対して高藤氏自身は本の巻末に、


現在、私は執筆、調査、研究に追われているので、

私に対する個人的な質問はご遠慮願いたい。


多忙なため全く返事ができないのである。


仮に編集部を通されても、同様なのでご遠慮願いたい。


と書いてそのあたりの予防線は張っていました。


しかし、本(特に神秘行書)からは著者の波動が強烈に

放射されています。


言うなれば、著者の分身です。


ですから直接的な接触は避けても、彼が書いた本の行法を

行っておかしくなった人間と、本を通して霊的に繋がってしまう

避けられません。


これは言い換えれば、


「具体的な行法を書く」という行為は、

それを実践する人たちに対して

「霊的な責任」を持つことになるわけです。


一般的な神秘行書のほとんどが暗号のような曖昧模糊とした

言葉で書かれているのにはこういう理由があります。


ですから、高藤氏はたくさんの本が売れてそれなりに収入も入ったの

でしょうが、その分、本の内容を実行しておかしくなった人たちとの
霊的カルマも引き受けてしまいました。


やはり、あらゆる行為には何らか代償が伴うわけです。


わたしから見れば、たくさんの仙道書の原書を研究した高藤氏は
以上の原理には気づいていたはずです。


それでもせっせと本を書いたのは、経済的理由と、彼に繋がっていた

霊的な存在のメッセージのせいだったのでしょう。


実際に彼の弟子だった方の話を聞くと、高藤氏は自著の行法を

実践しているたくさんの読者のマイナスの波動につながり、彼らと

霊的因縁が出来ることを非常に気にしていたそうです。


わたしの場合は、


①ブログでは具体的な行法(各論)を解説する代わりに、

 一般では書かれないような神秘行、波動世界の仕組み

 (総論)について説明する。



②受講者には一定の条件を守ることを最初に提示して、それを

 クリアーできない場合は、受講者自身が自発的に契約を打ち切った

 ために指導中止になったという形でスパッと縁を断ち切る。


 ※一定の条件には社会的常識・最低限のマナーも含む。


というスタイルを取っています。


そのため、ほとんどマイナスの影響がありません。


(実は他にもマイナスを受けない理由はありますが。)


ここが高藤氏とわたしの根本的な違いなのでしょう。


以上の理由で具体的な行法(各論)は解説できませんが、
「非物質的存在」「霊的存在」は総論的な内容ですから、
問題ないのでこれから説明します。


前回の記事では、


神秘行というものは一言で言い表せば、

自分以外の非物質的存在とつながって必要な情報や
エネルギーを得ること。


そして、そのつながりを意図的に作り出すものが
伝授(アーチュメント)となります。


マントラや真言、祈祷もなども同様で、伝授(アーチュメント)ほど
直接的ではありませんが、特定の霊的存在とつながりを強める

方法です。


熱心に1つのマントラを唱え続ければ続けるほど、霊的存在との
つながりが強固になります。


と説明しました。


そして、この霊的仕組みをマイレージの制度に例えました。


公共料金の引き落としやショッピングなどで、1枚のキャッシュカードを
集中的に利用して得られたポイントをマイルに交換する。


ポイントが増えてマイルが貯まれば貯まるほど航空会社の評価が
上がり、取得マイル数により会員のグレードも「一般」、「プレミア」と
上級になるほど様々な特典やサービスを受けられるようになります。


波動の世界も同様で、マントラを熱心に唱えてマイルを貯めれば、
属している波動世界での霊的なグレードが上がり、現実生活にも
変化が生じます。


これがあらゆる宗教が「愛」「救済」「悟り」などと言いながらも、
ピラミッド型の階層構造を成し、常に信者を集めようと躍起になり
ながら宗教対立・宗教戦争を続けている理由です。


どこの宗教の神霊も、自分の勢力を拡大するために常に闘争を

続けています。


おそらくキリスト教、ユダヤ教、イスラム教といった数百年以上に渡って
血みどろの闘いを続けている民族はこういうことがよくわかっている
と思います。


特に最近、ニュースでよく名前を聞くようになった「イスラム国」周辺に
住んでいる人たちは「宗教=闘争」という本質が体に染み込んでいる

はずです。


ただ、島国で宗教的に節操がなく、戦後の護憲体制で徹底的に
平和ボケした日本人は、


「神様は宗派を問わず、皆、人助けをする慈悲深くて

 立派な存在なのだ。」


と勝手に思い込んでいます。


わたしの気功の元師匠はその典型でした。


しかし、これは正しくは、


「神様は、自分を熱心に信仰してせっせとマイレージを貯めてくれる
 人間だけは助けてくれるし、その人たちにだけ慈悲深く接する

 立派な存在なのだ。」


となります。


これって世界史の教科書でも読んで、世界の宗教がどのように分裂、
対立を繰り返しながら多くの戦争を引き起こし、現在、更にその争いが
激化していることを知れば容易に理解できるはずです。


これが理解できない人を観察していると、世界史と国際政治に関する
知識が欠落していて、スピリチュアル本や願望実現法則本ばかり
読んでいるタイプが多いです。


ですから、わたしがこれまで何度も書いているように、


密教のマントラ、神道の祝詞、ハワイのホオポノポノ、ギリシャの豊穣の女神、

など異なる宗教のあらゆる願望実現法を行う人間は、本人の波動が分裂して
自滅への道をひた走っているわけです。


最近は来なくなりましたが、以前はわたしのところにこういうタイプの人が

(なぜうまくいかないのか?)相談しに来ていました。


そこで上記に書いたような霊的な仕組みを説明して、


「それだけごっちゃに願望実現してしてうまくいかないということは、

 霊的存在を怒らせた上に、色々な薬を自分で勝手に飲み合わせた

 みたいに波動がグチャグチャになって効果出なくなってるんだよ。」


「これはもう願望実現法はばっさりやめて、現実的な努力だけして

 生きたほうがいいよ。」


とアドバイスします。


すると、


「いえ、宗教を問わず神様は崇高な存在ですから、神様同士が

 怒って争うなんてことがあるわけがありません。」


「潜在意識を通して神様がいるアストラル界にプラスのメッセージを

 送り込めば、それが現実化して願いが叶うはずです。」


 「宝くじも当たりますぞ。」


なんてことを言います。


もう勝手にやってくれという感じなのですが、実はこの考えを

突き詰めていくと波動世界の仕組みが見えてきます。



 つづく




※次回の記事更新日は10月20日になります。





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