波動プロポーズ | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。


(前回の関連記事は「緑色の液体 」です)

 波動プロポーズ

前回の記事で、

また、この方法を実行している方も、自分の経験や感覚、論理的思考
などから「これが正しい。」という結論を出して、その結果として
「自分の人生が破滅してもいい。」くらいの覚悟で行っているはずです。

と言うより、波動の世界で生きる以上、そのくらいの覚悟が無ければ
いけません。 


と書いたところ受講者の方から、

「自分の人生が破滅してもいいくらいの覚悟が必要なんて、
 いくらなんでも大げさなんじゃないですか?」


という質問をもらいました。

確かに、いちいちそこまで覚悟して願望実現や神秘行をしている人は
ほとんどいないと思います。

しかし、わたしの経験ではこういう覚悟がないためにエライ目に
遭う人がたくさんいます。

今回、この内容を記事にするかどうか迷ったのですが、願望実現や
神秘行で破滅する人が出るのを1人でも防ぐことが出来れば、
それなりに意味があると思うので書いてみます。

これは今から3,4年前の出来事です。

ある50代の男性が受講を申し込んできたことがありました。

その方はかれこれ5年近く、1日1時間の修験道の修行を
行っていました。

修験道とは日本古来の山岳信仰と仏教(密教)が融合した
神秘行の一形態です。

わたしが小さいころ観ていた時代劇の水戸黄門に、時々、山伏が
出てきて印を組んで呪文(正確には密教の真言)を唱えながら、
護摩壇で火を焚いているシーンがありました。

子供心に、「この人なんなんだろう」とインパクトがあったのを
憶えています。

ただ、修験道自体は明治時代に制度的には廃止されてしまい、
現在は一部の霊山系寺院でのみ伝承されています。

その男性は、普通に会社で働きながら在家修行者として行を
続けていました。

(これ以降、Kさんとイニシャルで書きます。)

わたしは受講希望者には、まず最初に気功を行う動機を訊きます。

するとKさんの場合は、

①現在の修行を始めてから胸が苦しくなる症状に悩まされる
ようになったので治したい。

②行を行っていても神霊体と繋がる実感が得られないので、
感覚を開きたい。

③会社と家庭でいろいろ問題を抱えているので、気功修行を通して
問題解決のヒントを得たい。


という内容でした。

これに対してわたしは、

②の感覚を開くことについては、これから時間をかけてじっくり
受講を続けていかなければならない。

③の諸問題については、あくまで問題を解決するのは本人自身で
あって、自力で解決するという心構えが無いと何をやってもダメです。

と返答しました。

そして、②③は時間がかかるので、まず最初に①について調べる
ことにして、

「胸が苦しくなる原因の修行法について教えてくれませんか?」

と尋ねました。

このブログ記事で以前書いたように、無理な呼吸法や特定の
チャクラへの過剰な意識の集中によって気が詰まったのでは
ないか?と考えたわけです。

しかし、修行法はいたってシンプルで、特定の経文を1時間ほど
唱えるというものでした。

そこで男性受講者Kさんの波動にシンクロして、

「じゃあ、試しにそのお経を唱えてもらえますか?」

と頼みました。

彼が経文を唱え始めると、頭頂に圧力かかって何かの意識体が
繋がってくるのを感じました。

(このお経に関係している神体なのかな?)

と思い、更に頭頂に意識を集中すると徐々に圧力が増してくるとともに、
激しい怒りの感情が流れ込んできます。

その怒りの感情は強いエネルギーの流れとなって、体内にどんどん
流入して胸の真ん中の辺りで一気に膨張しました。

「く、苦しい・・・。」

と思わず呻き声が漏れました。

その時の感覚を例えるなら、

激しい怒りが胸の中で行き場を失って、胸腔全体ににグーッと圧力が
がかかって爆発しそうになっている。


という状態です。

あまりの苦しさにわたしが

「ちょっと、お経を唱えるの止めてください!」

と言って、お経を唱えることを止めさせると、胸の苦しみは
ピタリと止まりました。

「今、頭頂から胸にかけて激しい怒りのエネルギーが来てました。」

「これは人間の思念波ではない。何かの神霊体ですよ。」

「Kさんは苦しくなかった?」

と聞くと、

「確かにわたしも胸が苦しくなっていました。」

「いつもこんな感じなんですよ。」

と答えます。

(この場合、感覚が鋭い分、わたしの方がKさん本人よりも苦しさを
 強く感じていたと思います。)

続けて、

「何か行法に問題あるんじゃないですか?」

と質問したのですが、

「月1回、お寺に通っていて、そこで教えられた行法を忠実に
 行っています。」

と言います。

そこでお経を唱えている対象(○○菩薩)をイメージしてもらいました。

すると、先ほどとは全く違う温和な感じの悟り系のエネルギーが
伝わってきます。

「Kさん、さっき来ていたのはお経とは全く違う神霊体だよ。」

「もう1度、詳しく波動を読んでみるから、さっきのお経を唱えてみて。」

と伝えてKIさんが唱え始めると、またあの激しい怒りに満ちたエネルギーが
繋がって胸が苦しくなりました。

(うー、苦しい。)

と思いながらもそのエネルギーにシンクロしていると、頭の中に
怒り狂って暴れている象のヴィジョンが浮かんできました。

象というと一般的に温和なイメージがあるかもしれませんが、成人した
オス象が突如狂暴化する「マスト」という現象があります。

「マスト」になった象の映像を見たことがありますが、熟練した象使いも
全く手を付けられない程、狂暴になります。

時々、動物園や観光地で象が突然暴れだしたニュースが流れることが
ありますが、この「マスト」が原因のケースが多いようです。

「これは象の神体だ・・・。」

「何か思い当たることはありませんか?」

と聞いてみました。

するとKさんが、

「そういえば修験道を始める数年前にインド帰りの密教系の修行者に
 ○○ー○○((象の化身の神霊体の名前)と伝授でつないでもらった
 ことがあります。」

と答えました。

それを聞いてわたしは思わず、

「そりゃ当然だわ。」

と口から出てしまいました。

このブログ記事でも何度か書いていますが、神仏を利用した
願望実現法として、

(1)伝授を受けて神霊体とつなげてもらう。

(2)お経(マントラ)を唱えて神仏にお願いをする。


という方法があります。

わたしから見ればこういった行為は全て「契約」です。

例えばお経の内容は要約すれば、

「わたしは○○(神仏の名前)に帰依して一生従います。」

という「契約書」です。

お経を唱えるという事はその契約書にサインすることです。

外国の映画の裁判のシーンで証人が証言の前に聖書に右手をおいて
「真実のみを話します。」と誓いをたてるシーンがありますが
あれは神との契約です。

キリスト教では人は死後に神と1対1で対峙することになります。

その時に、偽証して神との誓いに背いたものは地獄に落ちます。

このように特定の神霊体と繋がるという事は、それが属している
霊界に死んだ後も永遠に繋がることになります。

非常に重い契約なわけです。

世界の国々の宗教ではこういったことは常識です。

キリスト教の洗礼を受けた人間が重ねてユダヤ教の洗礼を受けたり、
イスラム教に入信したりとコロコロ変えたりはしません。

キリスト教の信者がモスクに行って祈りを捧げたりもしません。

この例外が日本人なんです。

初詣では神社に行き、お盆はお寺で墓参り、年末はクリスマスを祝う。

こういった宗教的に見て節操のない生活をしているために、
日本人全体が「神霊と繋がる事」や「信仰」を軽視する傾向が
あります。

そのせいでしょうか、

「わたしは○○(神仏の名前)に帰依して一生従います。」

という部分はスコーン!と抜け落ちて、

「わたしをお金持ちにしてください。」

とか

「恋愛成就させてください。」

という部分のみを考えるわけです。

それでも普通に初詣でに行ったり、クリスマスを祝う分には
問題は起きません。

しかし、いろいろな伝授を受けて神霊体と繋がったり、神秘行を
行ってチャクラがある程度開いている人間が、神仏を利用した
願望実現をあれこれ行うと深刻な問題を引き起こします。

なぜなら、神霊体にとっては言葉(意図)が全てだからです。

肉体を持っている人間は物質的な存在ですから、言葉(意図)を
軽視して、過去の言葉を無視したり、平気で嘘をつく傾向があります。

しかし、肉体を持たない神霊体にとっては、人の言葉に込められた
意図(精神エネルギー)が全てとなります。


人間が現実で使う言葉の中で、神霊体との契約に最も近い重みが
ある言葉をあげるならそれは、

「わたしと結婚してください。」

というプロポーズの言葉でしょうか。

男性が女性にこの言葉を伝えたという事は、

「生涯、あなただけを愛します。」

「あなたと将来生まれてくる子供を一生養います。」

「どちらかが死ぬまで一緒に暮らします。」

という契約内容を伝えたことを意味します。

そして、女性が承諾すれば結婚が成立します。
(法律的要件は別として相手の女性の心の中では)

こう考えると、神霊体に繋がって願望成就を頼むことは
波動プロポーズと呼ぶことが出来ます。

これを受講者Kさんに当てはめてみると、以下のような
ケースになります。

ここにAという男性がいます。

彼はBという女性にプロポーズした後に、Cという女性にプロポーズして、
さらにDという女性にもプロポーズしました。


もし、女性3人がお互いに話をしてその事実を知ったとすれば、
その男性はどんな扱いを受けるでしょうか?

おそらく3人の女性激しく怒り、男性を攻撃してボコボコにすると思います。

前回の記事に書いた、

①マーフィーの法則
  ↓
②密教の願望実現
  ↓
③道教の護符
  ↓
④ホ・オポノポノ
  ↓ 
⑤神社に願掛け(それも1つの神社じゃなくて何十か所も行く。)

を行っているは、経絡小周天でチャクラが開いている状態で、
それぞれの神霊体にごっちゃに繋がってしまった パターンです。

受講者Kさんの場合は象のご神体と修験道の神体の2股かけて
怒らせてしまったわけです。

わたしは以上のことをKさんに話しました。

今までのわたしの経験では、このようなパターンに陥った人に
上記の説明をすると、皆、一様に同じ言葉を返します。

Kさんも全く同じ返答をしました。

「いえ、そんなことは本には書いていませんでした。」


 つづく


※次回の記事更新日は4月10日になります。






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