(前回の関連記事は「身近のクンダリ二ー体験
」です)
至高体験
前回の記事の文末で、
更に女性には出産以外にクンダリ二ーが覚醒しやすい
現象があります。
この現象については過去に当ブログで記事にしたのですが、
キーワードに問題があったためでしょうか閲覧禁止記事に
されてしまいました。
と書いたのですが、今回はアメブロの基準に抵触しそうな
キーワードはかたっぱしから○字を入れて載せてみます。
この現象については、わたしの師匠が生前に発行していた
会報誌で興味深い記事を載せていました。
その記事はA○監督の代々木忠氏の著書「至高体験」の抜粋
でした。
以下は師匠が記事で紹介した部分です。
「オー○ズムで何かが起きる」
オー○ズムを起すには揺るぎない安心感が欠かせません。
深いつながりの中でオー○ズムを体験すると人は変わります。
まるで別人のようになってしまうんですね。
「私、人生観変わっちゃった。」
なんてよくそんなことを言います。
彼女たちはきっと人間の思考や感情といったフィルターを通さず、
それらを在らしめているセンターといいますか、そのあたりで
何かを体験したんだと想像できます。
(ここでいう「彼女たち」というのは、代々木氏のA○に
出演しているA○女優達です。)
オー○ズムを体験した直後の女の子たちは、まるで超能力者のような
ことを言いだしたりするんですね。
僕(代々木氏)が何か考え事をしてたりすると、あいづちをうったり、
「監督それは違う」って言い出したり、こっちの思っている事が全部
わかってしまう。
「監督の中に傷ついて泣いてる子がいるよ」とか、
ある女の子は出演している他の女の子に、
「あなた、○に炎症ができてるわよ。」とか、
「右の卵巣が育ってないように見える、だって青みがかって左の
卵巣よりうーんとちっちゃいもの」
なんて言い出だすんですね。
「監督、生きていない人がたくさんいる。」
「みんな機械で動いてるみたい。」
そういう見え方をする子も出てきます。
上記のA○嬢の体験は、神秘行の修練を長年続けた人や
生来の霊能者に見られる現象です。
例えば、A○女優が佐々木氏の考えを読みとったテレパシー能力に
関しては、20世紀前半に活躍したロシアの神秘思想家G・Ⅰ・グルジェフの
エピソードがあります。
以下はグルジェフの元でムーヴメントと呼ばれる身体技法を修練していた
弟子のウスペンスキーの体験談です。
事の始まりはグルジェフの考えている内容が聞こえ始めたことだった。
突然私は、グルジェフが私たち3人に語っている言葉の中に、私に
向けられた「思考内容」があることに気がついた。
私はこれらの思考内容の1つをとらえ、普通のように声に出して
それに答えた。
グルジェフは私に向かって頷き、しゃべるのをやめた。
かなり長いあいだ間があった。
グルジェフは何も言わずに静かに座っていた。
しばらくするとグルジェフの声が私の内部で
~いわば心臓の辺り~で聞こえた。
グルジェフははっきりした内容の質問をした。
・・・私はそれに「はい」と声に出して答えた。
するとすぐに、さっきと同じようにしてもっと答えにくい
質問が来た。
今度も私は声に出して「はい」と答えた。
その場にいあわせていたZとSが驚いていることは
明らかだった。
会話はこの調子で少なくとも30分間続いた。
また体内透視に関しては、帝政末期のロシア王宮で暗躍したオカルティスト
・ラスプーチンがある女性の体内を透視して腎臓の異常を見抜き、数年後
その女性は腎炎を発症し片方の腎臓を摘出したというエピソードが残されています。
以前「 気功ナンパ
」lの記事で紹介したように、師匠は人が発する
プラスエネルギーを利用する事こそが行を進歩させる上で重要だと
考えていました。
そして、そのプラスエネルギーの中で最も強力なものが性エネルギー
だと直観的に気付いていたわけです。
その性エネルギーをインドの神秘行ではクンダリ二ーと呼び、性的な行為を
利用してクンダリ二ーを覚醒させる技法はタントラと呼ばれていました。
このタントラの技法は日本にも部分的に伝わっており、真言密教立川流では
性交によって男女が真言宗の本尊大日如来と一体になれるとされています。
しかし、一般的にはタントラは一時期日本でも話題になったカーマ・スートラ
のようなセッ○ステクニックのようなとらえ方をされているようです。
さすがに師匠の場合は、性的感情や行為を利用して気を高めることにより
小周天や丹道周天の完成を促進させるという具体的・実践的なテクニックを
編み出していました。
師匠はそれらのさまざまなテクニックを「タントラ気功」名づけ、わたしも
いろいろ教えてもらったのですが、中には電話口で大爆笑してしまう
ような面白い内容もありました。
ただ、こういった行法は誤解や誹謗中傷を受ける可能性大なので、敢えて
一部の弟子にしか詳しい情報は教えていなかったようです。
代々木氏の「至高体験」のエピソードは、
性エネルギー(クンダリニー)が高まることによって霊能者のような
超感覚が目覚める。
という師匠の持論を裏付ける内容だったわけです。
しかし、わたしが「至高体験」から最も感銘を受けたのは師匠とは違う
部分でした。