(前回の関連記事は「修行しなくてもチャクラを開く方法 」です)
気功ナンパ
前回の記事では、他人の思念波がチャクラや気の流れに及ぼす
影響について説明しました。
この思念波の影響については、一般の気功書ではほとんど触れら
れていません。
わたしが知っている中では、仙道研究家 高藤聡一郎氏が著書
「秘術!超人気功法奥義」の中で「邪気反らしのテクニック」と
して紹介しているのみです。
抜粋しますと、
〈ごく普通の人でも、こちらの精神的、肉体的スキをついて、
正気を奪ったり邪気をぶつけてきたりする。〉
〈精神的に悩んでいる人に同情すると、その原因に当たる心の
状態がこちらの心にまとわりついてきたりするのである。〉
さらに具体例として仙道合宿で高藤氏の弟子が発した邪気の
影響について描写しています。
〈彼(弟子)は仲間たちと雑談しているうち、ちょっと精神的に
面白くないことがあったらしく邪気を発し始めたのである。〉
〈彼はちょうど著者と向き合っていたため、それがモロに著者を
直撃した。〉
〈その感じは、まるで頭の中にクシャクシャと混戦した金属線でも
入れられたような状態だった。〉
高藤氏は著書の中でこういった邪気への対処法として、邪気を
手の平や目でキャッチして反らしていくテクニックを紹介しています。
(わたし自身は高藤氏とは全く異なる対処法を指導しています)
ただ、高藤氏が紹介しているのはマイナスの思念波(邪気)への
対処法のみで、プラスの思念波が及ぼす影響については一切触れて
いません。
わたしが知る中で、このプラスの思念波の影響に気づき最も有効に
活用していたのが、たびたびこのブログ記事に登場するわたしの
気功の師匠でした。
師匠が周囲の人間から好感情を得るためにかける努力には、
わたしから見ても並々ならぬものがありました。
例えば、喫茶店やファミレスに若くてかわいい女性店員がいると、
①初対面でいきなりオヤジギャグ・ダジャレを連発する
②「何、このオヤジ?」と怪訝そうな顔をされる
③それでもめげずに毎回来店するたびにオヤジギャグを言う
④向こうも何となくクスッと笑うようになる
⑤徐々に親しく話すようになる
⑥同時に師匠オリジナルの恋愛魔術を使う
⑦〈オヤジギャグを言う面白いおじさん〉というキャラを
確立する
⑧女性の誕生日やそれ以外の時にも、ちょっとした
プレゼントを渡す
⑨一緒にディズニーランドに行ったりする
当時、60歳近い年齢の師匠が20歳前後の若い女性を
デートに誘って成功するわけですからスゴイことです。
若い男性でも、なかなか喫茶店やファミレスの店員を
デートまで持っていけないんじゃないでしょうか。
まさに気功ナンパです。
師匠はこういった地道な作業を、商店街やショッピングセンター
などあちこちで小まめに行っていたわけです。
こうして何十人もの女性たちのプラスの思念波が集まって
師匠のチャクラや気脈が一気にパワーアップしたわけです。
このテクニックの重要な点は、肉体関係には決して持ちこもう
としないことです。
なぜなら、そういった下心丸出しの感情というのは必ず女性に
探知されて逆にドン引きされるからです。
また、もうひとつの理由は師匠レベルのパワーを持った人間が
女性と肉体関係を持つと、女性からの好意感情が強くなり過ぎて
問題が起きるためです。
(これについては長くなりますので別の機会がありましたら
説明します)
このようにたくさんの女性からプラスの思念波を集めるために
努力を続けていた点が、師匠とわたしの決定的な違いでした。
「COSMIC SHAMAN」と名乗っているように、わたしは
「COSMIC(宇宙)」や「アストラル界」といった、さまざまな
時空間とつながる「SHAMAN(シャーマン)」なわけです。
ですから、必要なエネルギーはいろいろな時空間から直接
吸収すればいいわけで、女性のプラスの思念波は特に必要
ないんですね。
「ただ純粋に会話を楽しみたいから話す」といった感じです。
そのため、サイキック覚醒気功の指導体系も
『受講者を人間よりも巨大なエネルギー源と直接つなげてゆく』
事を重視する内容になっています。
逆に師匠の場合は、他人の思念波をエネルギー源とする事に
対する強いこだわりがあったために最終的には、
『地域社会との関わりを深め、良い人間関係を築く事』
を目指す、道徳性を重視する指導体系へ変化して行きました。
同じ丹道周天を行いながらも、このように違いが出るのは
面白いと思います。
ただ、個人的に師匠の指導で最も印象が強烈だったのは、
ダジャレやオヤジギャグでした。
師匠が会報誌に書く文章にもダジャレが頻繁に組み込まれていて、
まるで暗号のような印象がありました。
その影響か、わたしはダジャレやオヤジギャグは一切口に
しない人間になりました。

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