(前回の関連記事は「気功ナンパ 」です)
テレパシーの極意
前回の記事でわたしが、
〈 師匠が会報誌に書く文章にもダジャレが頻繁に
組み込まれていて、まるで暗号のような印象が
ありました。〉
と書いたところ受講者の方から、
「ダジャレで暗号のような文章ってイメージできません。」
「本当にそんな文章だったんですか?」
という疑問が寄せられました。
そこで師匠の文章の一部を記載したいと思います。
これです ↓
◆千歳市のHさん。失言?をお待ちしてました。千歳市だから出現であって、
もし釧路市だったら湿原になるところでした。危ない、アブナイ。
MDのイヤホンをオホーツク海ならぬ気海に貼り付ける手法は神取忍・・・
もといカントリーティーチャーさんと共通してます。
そうしたさり気ない「練功の一コ○マ」が、初心者の方には
地獄でエンマ・・・おっと、仏的福音なのよね。
個人的には、笑いを狙いすぎた結果として、シュールな境地に
行きついた文章だと思います。
ただ、これでわたしが書いた事が真実だと納得していただけた
のではないでしょうか。
前回の記事で紹介したように、師匠は喫茶店など行きつけの場所で
こういった感じのダジャレ・オヤジギャグを連発して店員の女の子と
仲良くなっていたわけです。
わたしがこう書くと、
「なんだ、気功ナンパって普通のナンパと同じで
ただ喋くってるだけじゃないのか?」
と思う方がいるかもしれません。
しかし、実は師匠には強力なテレパシー能力があり、その力を
併用していたわけです。
このテレパシーについてWikipediaで検索しますと、
テレパシーとは、超感覚的知覚 (ESP) の一種で、特別な
道具を使うことなく遠隔の者と言葉を交わさずに通信する
能力のことをいう。
ESP によって他人の心を読んだり、識別したりすることを指す。
と説明されています。
わたしが最近のブログ記事で説明しているように、人の心(思念波)は、
「精・気・神」の内の「気」のエネルギーに当たります。
ですから「気(思念波)」のレベルの波動が目覚めた気功家なら、
人の感情を読みとることが可能になります。
例えば以前の記事で、
行きつけの喫茶店に仲のいいウェイトレスがいて、彼女と
目が合うと胸が熱くなってくる。
という例を載せましたが、実はこれは師匠自身の体験談の1つです。
師匠は体感覚以外にも、喜びや悲しみといった相手の感情が自分の
胸の中から湧き上がってくると話していました。
これがわたしの場合だと、胸の熱さのような身体感覚や感情以外に、
相手の心の声が聞こえてきたり、イメージが脳裏に浮かんできたり
します。
このようにテレパシーの発現の仕方は人によってさまざまです。
もう1つ重要な事は、テレパシーは他人の感情を読むだけでは
無いという事です。
逆に
「自分の感情を他人に送り込んで、相手の感情を変えてしまう」
という能力もあります。
わたしの師匠は思念波が強いタイプで、他人の意識や感情に
影響を与えることを非常に得意にしていました。
例えば、
・公園で泣いている子供に、泣きやむように強く念じると
泣くのを止める
・カラオケで他人が歌っている時に、
(あっ、間違っちゃったぁ!)
という思念波を送ると、いきなり音程を外しまくる
・前を歩いている人をグッ!と睨みつけると、
頭を押さえて振り返る
といった事を日常的に行っていました。
もちろん、こういった能力を喫茶店で気功ナンパを行う
際にも使っていたわけです。
ただ、わたしから見て師匠の凄いと思う点は、
テレパシー能力自体ではありません。
こういった能力がありながらも、ダジャレやオヤジギャグを
連発していた点に凄さを感じます。
わたしは今まで師匠のようなテレパシー能力を手に入れた
能力者を何人も見てきました。
しかし、彼らは
「自分にはテレパシー能力があるんだ。」
という事実に慢心してしまい、現実的なコミュニケーション能力を
磨く事を怠ってしまう傾向がありました。
そのため、せっかくの能力を生かすことが出来ず、逆に
現実的に不幸になる傾向がありました。
能力に溺れずに、現実的なコミュニケーション能力を磨くこと
こそがテレパシーの極意なわけです。
ですから、テレパシー能力が発現した時こそ、わたしの師匠が
費やしたような努力が必要になるのだと思います。
〈注意〉
念のために書いておきますが、わたしが勧めているのは師匠の
コミュニケーションに対する積極的心構えです。
別にダジャレ・オヤジギャグをすすめているわけではありません。
師匠のように喫茶店やファミレスであのようなダジャレを
頻繁に大声で連発していますと、出入り禁止になったり、
最悪な場合は通報される可能性が高いと思います。
師匠の場合は強力なテレパシー能力があったからこそ、
出入り禁止・通報といった事態にならなかったわけです。
ですから、これを読んでいる読者の方々は師匠のような
ダジャレ、オヤジギャグの類は
決して人には言わないでください。

にほんブログ村
