(前回の関連記事は「限定気功セミナー 」です)
修行しなくてもチャクラを開く方法
わたしが波動プログラミングで受講者の方の精(肉体的パワー)の
質を変化させると、人によって時間の長短に個人差がありますが
「熱感」「帯電感」「圧力感」としてエネルギーが体内を移動する
感覚が目覚めてきます。
さらに経絡小周天の段階に移行するとエネルギーが皮膚の下の
経絡ルートを一周する感覚がはっきり自覚できるようになります。
こうなると受講者本人も気功を行うのが面白くなってきますから、
〈さらに感覚を開きたい〉と思い熱心に行法に励むようになります。
私自身もそんな様子を見て指導に熱が入るのですが、
不思議なもので経絡小周天をマスターすると、いきなり
スランプに陥って行がストップしてしまう方が出てきます。
その場合の原因として多いのが、前回の記事で紹介した
「他人の思念波の影響」なわけです。
前回の記事で、
〈クレーム対応の電話に出ていたら胸が重苦しくなった。〉
という思念波の影響例を紹介しましたが、
このように「他人の思念波」は、送られた本人の波動に大きな
影響を与えます。
それでも気の感覚が分からない普通一般人は受けた
ダメージが自覚出来ませんから
(何となく疲れるな)
くらいでいきなり苦しくなったりはしません。
ただ、ダメージは確実に蓄積していきますから、限界値を
超えると、 自律神経失調症、ウツ病といった病気として
一気に噴出します。
一般人に対して、経絡小周天をマスターした人は気の感覚を
自覚出来ますから、他人の思念波を敏感に感じ取り、胸が
重苦しくなったりするわけです。
一見するとこちらの方が大変そうに見えるかもしれません。
しかし、思念波への正しい対処法を身につければ、マイナスの
思念波が来るたびにカットしたり、浄化できるようになりますから、
精神を病んだり、身体がおかしくなったりするのを防ぐ事が出来ます。
もちろん、思念波の影響はマイナスばかりでなく、当然プラスに
作用するケースもあります。
前回の記事で紹介した
〈行きつけの喫茶店に仲のいいウェイトレスがいて、彼女と
目が合うと胸が熱くなってくる〉
というケースでは、ウェイトレスが客の男性に対して
「この人が来てうれしい! 」
という好意感情(=軽い恋愛感情)を抱いています。
これは本気で付き合おうとは考えていないけれども、
「一緒に話をしていると楽しい」
「顔を見ると嬉しくなる」
というレベルのプラスの思念波です。
経絡小周天が通った気功修行者がこのような好意感情の
思念波を送られると、「体が熱くなる(温かくなる)」という
影響を受けます。
これは好意感情という思念エネルギーとチャクラが感応して
胸のハートチャクラや丹田が活性化して修行者の気の流れが
強くなるために起こります。
一般の気功やヨガの本ではチャクラの活性法として瞑想法、呼吸法
といった行法しか紹介されていませんが、実は他人の思念波の方が
チャクラや気の流れに大きな影響を与えているわけです。
考えていただきたいのですが、ここに気功修行を行っている
Aさんがいたとします。
彼は毎朝胸のハート・チャクラに意識をかけて1時間瞑想
しています。
この場合、本人自身の意念のかけ方が正しければ
ハート・チャクラが活性化します。
しかし、瞑想を終えて現実世界に戻れば会社や学校に行かなければ
なりません。
ここで仮にAさんと周囲の人達との人間関係がうまく行っていない
とします。
例えば会社の同じ部署にAさんといがみ合っている同僚が5人いると、
同じ部屋で仕事をしている8時間の間、ずっとAさんの胸に「怒り」や
「憎しみ」といったマイナスの思念波が送られます。
すると、
・Aさんの瞑想効果 1時間×1人(本人)= +1(プラス効果)
・会社の同僚の思念波 8時間×5人(他人)=-40(マイナス効果)
というわけで、マイナス効果が圧倒的に勝ってしまうわけです。
わたしがいろいろな気功修行者を見ていると、
「自分は気功修行だけをしていればいいんだから、職場の
人間関係なんかどうでもいいんだ!」
という態度で生きている人がいます。
こういうタイプの人を観ていると、なかなか行も進まなければ、
現実生活も良くなりません。
それは今迄説明した他人からのマイナスの思念波の影響が
あるためなのです。
こういう周囲の思念波の影響ででうまくいかない人は対策を
行う必要があります。
その方法は簡単でお金もかかりません。
例えば、
・親や家族に「いつも世話になってありがとう」と感謝の
言葉を言う
・会社の同僚と愛想良く話すように心がける
・たまに忙しそうにしている時には仕事を手伝ってあげる
などといった当たり前のことをすればいいだけの話です。
こういった基本的な態度を続けている人には周囲の人達
から好意感情の思念波が集まるようになります。
そうなれば瞑想や特別な修行をしなくてもチャクラは開くし、
気の流れも活性化します。
ですから、わたしは受講者の中に人間関係に一切気をつかわない
タイプの人がいる時は、
「もう少し、家族や同僚と仲良くするようにした方が
気功もうまくいきますよ。」
とそれとなくアドバイスするのですが、
そういう時は決まって、
「いえ、自分は俗世とは縁を切って仙道修行だけに生きたいので
そんな必要ありません。」
という答えが返ってきます。
するとわたしも
「まぁ、本人が好きに生きればいいんだから、それもいいのかな。」
と思って、それ以上は何も言わなかったりします。

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