(前回の関連記事は「一撃で岩を砕くパワー 」です)
限定気功セミナー
前回の記事では、精・気・神の「精」について、「精力」や
「体力」のような「肉体的パワー」と表現しました。
硬気功ではこの肉体的パワーを利用して一撃で岩を
粉々にします。
しかし、前々回の記事に出た「電気製品を故障させる霊能者」は
岩を砕くようなマッチョタイプではありません。
(といいますか、逆に病弱なタイプが多い気がします。)
ですから、〈岩を砕く気功家〉と〈電気製品を壊す霊能者〉が
出すエネルギーは性質が全く違うわけです。
この違いについて、わたしの気功指導の経験から説明してみます。
サイキック覚醒気功では、まず最初に波動プログラミングで丹田を
設定して受講者の「精」を活性化します。
すると、下腹部を中心に熱感が生じてきます。
わたしが続けて遠隔でエネルギーを送り受講者の小周天の気脈を
開いて行くと、下腹部に発生した熱感が小周天ルートを一周して
体を循環し始めます。
この体内を移動する熱感によって、受講者の方々は気の感覚を
実感するわけです。
さらに熱エネルギーを小周天ルートに流す行を続けていると、
徐々に気の感覚が変化していきます。
例を挙げますと、
「冷える(冷感)」 「ビリビリする(帯電感)」「重い感じ」 「軽い感じ」
「振動する感覚(バイブレーション)」 「液体が流れる感じ(流動感)」
「何かに押される感じ(圧迫感)」
といった様々な感覚です。
ただ、受講者の方が上記のような感覚を感じ始めても、自分だけでは
〈それが本当の気の感覚〉なのか?或いは〈単なる気のせい〉なのか?
区別するのが難しいところがあります。
そこでわたしは、電話(スカイプ)を通じて受講者の方の気の流れを
リアルタイムで伝える事により、どれが本当の気の流れなのかを
受講者自身が分かるようにしていくわけです。
よく質問メールで
「COSIMIC SHAMANさんはセミナーは開かないのですか?」
と訊かれるのですが、これがわたしがマンツーマンでの指導に
こだわる理由になります。
一般の気功教室では、数人~数十人が一度に気功を行いますから、
いちいち「今、君は○○の経絡を気が動いているね。」などと
指摘できません。
(この場合、指導者がシンクロして受講者の気の流れを読む能力が
ある事が前提条件になります。)
そのため、せっかく受講者の気が動いていても、本人が気付かないまま
終わってしまうわけです。
これはわたしから見ると非常にもったいない気がします。
ですから、仮にわたしがセミナーを開くとしたら
「丹道周天開通者・限定気功セミナー」
といった感じで、一定のレベルの気の感覚とパワーを備えた人に
限定して開催するのが効率的な気がします。
例えば、エネルギーワークを全員で行った後に、自分がエネルギーを
どう感じたかをお互いが話したりすれば楽しめるような気がします。
要するに、
・初心者→マンツーマンでじっくり気の感覚を開く
・上級者→セミナーで自分以外の様々な能力者と交流する
の方式がベストだと思うわけです。
数年前にわたしが高藤聡一郎氏の弟子だった方にメールで尋ねて
みたところ、氏の弟子の中で丹道周天(背骨内部に気を通す行)が
完成した人は数人レベルしかいなかったそうです。
昔、物置のCMで
「100人乗っても大丈夫! 」
というのがありましたが、
巨大遁甲布盤を作成して、1度に100人の丹道周天開通者が上に
乗って仙道魔術を行ったら新しい発見があるのではないでしょうか。
(果たして「100人乗っても大丈夫!」かどうかは分かりませんが。)
丹道周天者が100人以上になったら、こういった実験的セミナーも
出来るのかもしれません。
本題に戻りますが、わたしの指導を受けながら小周天を続けていると
受講者の方はある事実に気がつきます。
それは自分の体内の気の感覚が、周囲にいる特定の人間の影響で
変化することです。
例えば、
(1)行きつけの喫茶店に仲のいいウェイトレスがいて、彼女と
目が合うと胸が熱くなってくる。
(2)朝早く小周天を行って丹田が熱くなっていたのに、会社に着いて
うるさい上司の顔を見たら丹田の熱が消えてしまった。
(3)クレーム対応の電話に出ていたら胸が重苦しくなった。
などという影響を受けるようになります。
これら(1)~(3)のような体験は、周囲の人間の思念波の影響を
受ける事によって生じます。
この思念波が「精・気・神」の中の「気」に対応します。
逆の言い方をすれば、思念波の影響を自覚したという事は、
受講者のエネルギーが「精(単なる精力)」から、「気(思念波)」
に感応するレベルまで高まったという事になるわけです。

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