気功フォームの矯正 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の記事は「気功修行者の最大の盲点 」です)


気功フォームの矯正


前回の記事では、なまじ気功の知識があるために練功中に体に
発生する感覚についていちいち、


「これは本当に気の感覚なのだろうか?」


と頭で判断するために、なかなか感覚が開かないタイプの人に
ついて説明しました。


わたしはこの〈自分の感覚を頭を通して感じようとする機能〉を
「自己検閲機能」と呼んでいます。


わたしの元には、このブログの読んでいる方からいろいろな質問が

寄せられるのですが、その際に非常に観念的な内容の質問を

送ってくる方がいます。


例えば、


「丹道周天に煉精化気は必要でしょうか?」


「大周天は煉気化神ですか?」


「ユングは大周天に到達していたんですか?」 


などという質問です。


探究心を持つのはいいことだと思いますが、こういう観念的な
方向に進むと気功の本質を見失います。


つまるところ気功とは、


〈気という万物が発するエネルギーを感覚化、

 パワーアップしながら自由自在にコントロール

 出来るようになるための技法 〉


です。


これを要素に分けると、


①気を感じること(感覚化)


②気のパワーアップ


③気のコントロール


の3点になります。


この3点のうち、まず必要になるのは〈①気を感じること〉です。


〈②気のパワーアップ〉については、高藤仙道で陽気と呼ばれる熱感を

発生させて気の感覚化を行うように、修行の初期段階では気感を高める

ための補助的な役割になります。


そして、気の感覚が分かるようになって始めて〈③気のコントロール〉が
可能になります。


わたしのもとに来る受講者の中には、長年、太極拳のような

武術系気功や立禅といった外功法を続けていた方がいます。


そういう方は気のパワーは強くなっていますから、わたしが波動を

読んでみると、体の内部を気が流れている様子をはっきり感じる

のですが、本人は全く自覚がなかったりします。


このように外功法は、私から見ると〈②気のパワーアップ〉を目的とした

行法で、気の感覚化についてはあまり効果がありません。


これは呼吸法についても同様で〈②気のパワーアップ〉主体の行法に

なります。


一般的な気功教室や気功書で紹介されているのは、ほとんどが

「外功法」と「呼吸法」になります。


ですから、普通一般の気功修行者は〈②気のパワーアップ〉のみを

延々と続けることになります。


その結果、長年気功を続けていても①気の感覚化、③気のコントロールが
出来ないという気功修行者が出てくるわけです。


わたしが指導した経験では、「外功法」「呼吸法」が気の感覚化について

むしろマイナスに作用していたケースがあった位です。


行法はただやみくもに続けるのではなくて、その目的・性質を知った

上で選択して行う必要があるわけです。


以上で述べたように「外功法」や「呼吸法」を行っても目立った効果が

得られなかった人は、さまざまな気功系サイトや気功書に目を通して

効果的な方法を探し始めます。


するとそこには、


「クンダリニー」 「煉精化気」 「煉気化神」 「出神」 「六神通」


などという見慣れない言葉が並んでいて、


さらに修行者の記録を読むと


「陽気が発生して全身に熱感が発生した。」


「クンダリ二ーが覚醒して光に包まれた。」


「神仏の声が聞こえてくるようになった。」


などという神秘的な体験が述べられています。


そうすると頭の中で、


「クンダリニーは煉精化気なのか?」


などと色々考えてしまうようになります。


こうしてあれこれ考えるようになると「自己検閲機能」が
さらに強化されてしまいますから、ますます気の感覚が
分からなくなります。


負のスパイラルに陥ってしまうわけです。


そういう方が受講者になった場合にわたしが行うことは、
まず最初に「気の感覚は特別な感覚だ。」という先入観を
捨ててもらうことになります。


その上でわたしが受講者の方の気脈を開きながら、

その時々の受講者の気の流れを実況中継したり、

逆にどんな感覚がするかを訊いたりします。


その他にも


・チャクラに集中する意念の強さ


・意識をかける部位の深さ


・その人に合ったイメージ法


・気の感覚化を阻んでいるその他の要因
 (邪気・心理的ストレス・トラウマ・思念波)


などをチェックしながら指導していくわけです。


これはスポーツで指導者が競技者のフォームを

矯正するのに似ています。


例えば、自己流で長年ゴルフを続けていた人が

プロのコーチについた場合、コーチがまず行う事は

フォームの矯正になります。


その場合は継続的に指導を受け続けてもらいながら、

長年染みついた癖を徐々に治していわけです。


初心者がゴルフを習いに来たケースも同様で、まず最初は

クラブの握り方といった、ごく初歩的な内容から時間をかけて

徐々にその人に合った正しいフォームをを身に付けさせます。


これは気功についても同様で、継続的な「気功フォームの矯正」が
必要不可欠となります。


というより、気功はゴルフと違ってエネルギーを扱うわけですから、

下手に行うと心身の状態やひいては人生そのものが破たんする

危険性があります。


ですから、時間をかけて慎重に行う必要があるわけです。


しかし、最近寄せられる質問で多いのが、


「1回受講すれば小周天はマスター出来るんですか?」


「昔、1回だけ受講したのですが、小周天がうまくいきません。」


などといった内容です。


(おまけにその質問メールに返信すると、メールアドレスが間違って

 いるのか、携帯でブロックされるのか、何度送ってもエラーで戻って

 きたりします。 返信が来ない方は違うアドレスでご連絡下さい。)


このような質問が来る背景には、一般の気功系サイトや書籍では

小周天修行に関するリアルな情報が入手できないことに原因が

あるのだと思います。


また、わたし自身がブログ記事で小周天指導に関する説明を十分に

行わなかったことにも責任があるように感じます。


ですから、次回の記事では小周天の指導内容について

説明しようと思います。


 つづく




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