気の感覚が分からない | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の記事は「精・気・神のエネルギー 」です)


 気の感覚が分からない


当ブログで行っている気功指導の特徴は、わたしが遠隔でパワーを送り

半強制的に受講者の気脈を開き、クンダリーニを覚醒させることにあります。


そのため、ほとんどの人は数回の受講で体内を気が移動する感覚を会得

しますが、中にはいくら気功指導を受けても「気の感覚が全くわからない。」

と言う方がいます。


そういう方にシンクロして波動を読んでみると、小周天ルートを

しっかり気が流れています。


そこでわたしが、

( もっと強いパワーを流せば感じるかな?)


と思い、受講者に更に気を送ってから


「どうです、何か感じます?」


と聞いてみるのですが、


「いえ、何も感じません。」


「わたしは感覚が鈍いんです。」


という答えが返ってきます。


そういう時、わたしは


「それでは小周天ルートに気を回すという考えはいったん

 捨ててみましょう。」


「体のどの部分でもいいですから、温かさや重だるさとか

 何か感覚があるところを教えてください。」


と聞きます。


すると


「いえ、体のどこにも感覚はありません。」


という返答が来ます。


これはわたしから見るとあり得ないことです。


なぜなら、人間の全身には無数の神経が張り巡らされていて、

すべての長さを合わせると72キロメートルになります。


そして、神経の中を時速400キロの速さで常に電気信号が
流れています。


その神経を流れる電気信号のもとになるのが、皮膚上に存在する

感覚受容器です。


全身の皮膚には、触覚、冷たさ、温かさ、痛みを感じる受容器が
250~300万個存在しています。


その250~300万個の受容器が皮膚に与えられた刺激に反応して、

常に電気信号が脳に送られています。


つまり人間の皮膚は超高性能のセンサーなわけです。


例えば、わたしが知っている指圧師が見せてくれた手の平の

感覚の鍛練法があります。


その方法は、ます最初に電話帳のベージの上に髪の毛一本を

置きます。


次にその上に1枚ページを重ねます。


そして、目をつむった状態で手のひらの感覚だけで、重ねたページ

の上から髪の毛がどこにあるかを探し当てるわけです。


これを1枚ずつ増やしながら手の平の感覚を磨いていきます。


彼の場合は10枚以上重ねた上からでも余裕で髪の毛を探し当てて

いました。


これを見たときは驚きました。


わたしの場合は、手の平をかざして髪の毛が発する気を感じ取れば
どこにあるがが分かるのですが、触覚のみでは全くわかりません。


でも彼にとってはそれが朝飯前なんですね。


ですから、彼が患者の体を触ると、


「ここの皮膚から末梢神経が一本飛び出しているね。」


とか、


「ここの筋肉の3センチ下に5ミリ大の筋硬結がある。」


など全て分かってしまうわけです。


わたしも


「うーん、人間ってここまで皮膚感覚を鋭敏に出来るものなんだな。」


と感心しました。


(彼にとっては患者の体に触れないで場所が分かる
 わたしのことが不思議だったそうです。)


ですから、交通事故で神経が切断されたりしていない限り、


「何も感じません。」


という事は絶対にありえないわけです。


例えば、コーヒーを飲んでいる時に全身の感覚を研ぎ澄ましてみれば、

コーヒーの香りが嗅覚を刺激して、舌にコーヒーの苦み、熱感、液体の

流動感を感じます。


さらに熱い液体がのどを通って食道、胃腸に流れこみ、お腹が暖かく

なったり、温感が手足にも伝わったりする感覚も得ることも出来ます。


しかし、普通はコーヒーを飲んでここまで感じている人はいません。


なぜなら、コーヒーを飲みながら仕事のことを考えていたり、スマホや

ノートPCを操作していたり、目の前の人との会話に意識を集中したり
しているからです。


要するに


「肉体感覚に注意を向けないから、何も感じない。」


わけです。


そして、この事が気を感じられない最大の理由になります。


 つづく



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